お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

カモのネギには毒がある

2023年06月22日 | 本紹介


 先日(1ヶ月くらい前)、佐賀新聞で紹介されていて、普段、コミックには全く縁がない私ですが、面白そうと読んでみました。
 詐欺の話は、コミックからテレビドラマにもなった『クロサギ』は知っていましたが、『カモのネギには毒がある』の原案者も同じ方なんですね。
 面白い!
 ハッピーエンド(詐欺師がやっつけられて、騙された方が助かる)のが、暗くなくて気持ちいい。
 表紙の言葉
「そこのアナタ、カモられていませんか?」
 毎日のように詐欺被害のニュースが・・・他人事ではありません。
 勉強になります。
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お坊さんが教える こころが整う掃除の本

2023年02月13日 | 本紹介
 

 本堂に「法専寺文庫」として、ご門徒さんに自由に読んでいただけるよう、少しばかり本を置いているのですが、
その中の1冊です。
 その中に
 「日本の小中学校では生徒が全員で掃除するのが当たり前ですが、海外では生徒が掃除するということは、まずないと聞きます。これはおそらく、日本では掃除というものが、汚れを落す だけでなく、こころの内面を磨く ことにつながると考えられているためです」
という一節があります。
 
 掃除を単なる雑労働と考えない、日本の こころ ですね。

 整理整頓の項目では
「あるべきものが、あるべきところに、あるべきようにして、ある」
 
 心が散らからないよう、
本当に、ズバリ、心の整ってない私自身は、反省ばかりです。
 
 
 
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クリスマスにいのちを考える

2022年12月24日 | 本紹介


 静岡大学院農学研究科教授の稲垣栄洋先生の著書。
 いのちをつなぐため、自らは犠牲になりながら、短い命を精一杯生きる生き物たち、また人間のためにいのちを落としてゆく動物たちを、動物の立場から紹介くださっています。
 例えばこんな1節が
「クリスマスイブ。世の中はクリスマスムード一色につつまれる。(略) ニワトリたちにとっては、まったくの厄日である。この夜のために一体どれだけの鶏がいのちを落し、オーブンの中で荼毘に付されていることだろう」

 人間は、動物たちを支配しているように思い上がっています。
 煩悩多い私は、健気な生き物たちに遠く及びませんが、あるがまま、私に与えられたいのちを大切に、
そして、地球上の全ての生き物に対し、謙虚に生きなければ・・・と思います。
 
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生き物が老いるということ

2022年11月22日 | 本紹介
 

 図書館でお借りした本。
 静岡大学の稲垣先生の著書。
 
 「年寄りは次の世代という未来のために生きる」
 「どんなに時代が変わっても、大切なものはある」「次の世代に伝えるべきものがある」
 「未来を作る者こそが、年寄りなのだ」
 などなど。人間の老いの生き方も。
 もちろん、生物学者として、動植物のいのちの有り様を書かれていて、なるほど、なるほどと、感動と共に拝読いたしました。
 
 
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100年後にはみんな死んでいるから気にしないことにした

2022年10月08日 | 本紹介


 図書館でお借りした本。
 HSP(highly sensitive person)、つまり、「敏感すぎる人」である作者が、これまでの人生をマンガと文で表されています。

 筆者は「おわりに」にて、
気にし過ぎることを悩んでいる人がいたら、
 敏感過ぎる性格は損ばかりでなく、
気にし過ぎる性格だからこそ、人が気づかないことにも感動ができて、たくさんの彩り豊かな瞬間を心に残せるのではないか、
気づかないところで、自分の人生が豊かになっていることも忘れないでほしい
と、書かれています。

 私は、DAIGOさん風に言うと
KY (空気読めない)AD(厚かましく鈍感)JK(邪見憍慢)の人間なので、HSPの方々には大変不快感を与え、ご迷惑おかけしていると思います。すみません。   
 こんな私も許されて、多くのお蔭に恵まれ、感動と感謝の中に、生かされて生きています。
 ありがとうございます!
  
 
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はずれ者が進化をつくる

2022年09月09日 | 本紹介


 長い夏休みが終わり、ゆめさが大の活動が始まりました。
 同じクラスのM氏(娘同士も高校の同級生なので入学当初から私の身元をよくご存知で、ご自身、神埼組の真宗門徒さん)が
「うっかり同じ本を2冊買ってしまったので、1冊もらってくれませんか。これをお説教のネタにしてください」
と、本を頂きました。写真↑
 早速、拝読していますが、本当に面白い! 著者は雑草生態学がご専門の農学博士。
 生物の個性と多様性。比べられない、比べようがない個性。1つとして同じものは無い生き物。 
 「へ〜、ほー、なるほど。そうなんだ。」と、頷いて拝読。本当に、ご法話のネタになると拝読しつつ・・・いや、ネタどころか、この本そのものが仏教法話じゃないか!
 稲垣先生のことを存じませんでしたが、調べてみると、生物学のみならず、仏教に関する本も出版されている。
 え〜、そうなんだ〜。
 Mさん、本のご紹介、ありがとうございました!
 拝読後は、ゆめさが大のお仲間で回し読みすることにしています。
 
 
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ウクライナ

2022年08月20日 | 本紹介

 
 ロシアによるウクライナ侵攻で、今まで知らなかった(関心もなかった)東欧諸国のことを少しは知りたいと思いました。
 で、私にとって1番わかりやすかったのが、池上彰さん解説のこの本です。

 人間の歴史は自分の利益のための争い・戦争の繰り返し。
 殺し合い、略奪、暴行、強姦、ジェノサイド・・・恐ろしい地獄が今もなお繰り返されています。
 もう、こんなことは無しにできないものか。
 少しでも仏さまの御教えにそって自他共に助け合い、心穏やかに生きてゆけるよう、心がけたいと思います。


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佐賀の念仏者 第二集

2022年06月30日 | 本紹介


 先頃、「佐賀真宗伝道懇話会」(佐賀教区有志僧侶の会)が発行された本です。
 真宗の御教えを慶び、尊び生きぬかれた方々のエピソードを有縁の方々がご紹介くださっています。
 先日、組内会で住職が頂いてまいりました。ありがとうございます!
 一般書店では購入できませんが、実費1冊500円。


 佐賀の古川総合印刷 園田さん宛にFAXで申し込めるようです。↑
 法専寺ご門徒さんで、ご希望の方は当寺までお申し出下さい。
 


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「東大教授、若年性アルツハイマーになる」

2022年06月26日 | 本紹介
 東大教授で、脳外科医・岩井晋氏が現役50代でアルツハイマー病を発症され、徐々に進行、74歳で亡くなられるまでを奥様の岩井克子さんがまとめられた本です。
 ご夫妻はクリスチャン。
 著者の言葉が心に残ります。
 「彼はアルツハイマー病になって、知識を、地位を、職を失った。
 世間からは「天国から地獄に落ちた」ように見えるのかもしれない。
 だが私には、むしろすべてを失ったことで「あるがまま」を得て、信仰の、人生の本質に触れたように感じられるのだ」
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宇宙

2022年05月24日 | 本紹介


 一、十、百、千・・・1番大きい数は無量大数、逆に、厘、毛、糸・・・以下、1番小さい数は涅槃寂静。
 さて、写真↑の本は例によって図書室でお借りした本。
 絵でわかりやすく解説されている・・・のですが、私には、ちんぷんかんぷん。でも、面白かった。
 「宇宙を膜と考えるブレーンワールド」
とか、
「無のゆらぎから生まれた高次元に浮かぶ 膜 どうしの衝突で誕生した」
とか
「宇宙の生涯は無限の過去と無限の未来の中で永遠にくり返されるため、始まりも終わりもない」
 とか・・・
 まさに、無量寿、涅槃寂静の世界でありました。
コメント (2)
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