箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

中央アルプス・千畳敷カールのお花畑を歩く

2023年08月07日 | 北・中央アルプス
友達と千畳敷カール遊歩道のお花畑を歩いてきました。(2016.08.01)
南アルプスの展望を期待したのですが、駒ヶ根ロープウェイ千畳敷駅を降りると
雲の中で展望はありませんでした。
帰阪後、山の展望ソフト・カシミール3Dにより山座同定をして擬似体験としました。
 


ロープウェイ千畳敷駅から左図(駒ヶ根観光協会HPより)の周回遊歩道を
巡ってきました。花の宝庫として有名、見かけた花を以下に掲載します。 



カシミール3Dによる南アルプスの展望図です。
(カメラ設定:対地高度150m、撮影範囲75km、35mm標準広角レンズ) 

駒ヶ根ロープウェイ千畳敷駅、濃い霧の中です。
ロープウエイの高低差 950mは日本一
千畳敷駅は日本最高所駅で標高2612m
メーカー:安全索道
当日の気温:17.5度 

ホテル前石畳の広場
15年ほど前に、空木岳から駒ヶ岳まで縦走したときは、天候が悪く宝剣岳を
パスしてここから迂回しました。 

駒ヶ岳神社、少し雲が取れてきました。 

周回遊歩道の案内板

遊歩道下部にある剣ヶ池から、ホテル千畳敷が見えます。 

以下、遊歩道で見た花々です。ミヤマアキノキリンソウ 

ヤマハハコ 

カイタカラコウ 

イワツメクサ 

シナノオトギリ 

同上、赤い蕾が周囲を引き立てます。 

ウメバチソウ  前田利家、菅原道真(天満宮)、湯島天神の家紋 

ミヤマゼンコ?ハクサンボウフウ? セリ科は種類が多くて見分けにくいです。 

エゾシオガマ 

オンタデ 

ミヤマリンドウ 

ウサギギク 

サクライウズ(トリカブト属) タカネトリカブトかも?違い分かりません。

 クロトウヒレン 

タカネグンナイフウロ  鮮やかな紫色が眼をひきます。 

同上、花後もきれいです。 

クルマユリ 

シナノキンバイ 

同上、若い実 

ウラジロナナカマドの実 

綿毛を付けたチングルマの花穂

これはバイケイソウ  コバイケイソウは花が房状です。 

ヨツバシオガマ 

ムカゴトラノオ 




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上高地から霞沢岳 2/2(徳本峠~霞沢岳往復)

2023年08月06日 | 北・中央アルプス
西穂高岳山荘から梓川を挟んでま近かにそびえる霞沢岳を見て、いつか登って
みたいと思っていました。(2013.07.31)
今回は、徳本峠をベースに霞沢岳往復、翌日大滝山から蝶ヶ岳という計画で
したが、2日目の夜半から大雨となり蝶ヶ岳は断念しました。



バイケイソウの咲く泥んこ道、それと木の根道が多いです。 

ジャンクションピークまではコメツガ林、気持ちよく登ってゆけます。 


ゴゼンタチバナ

ニッコウキスゲの群落 

ハクサンフウロ

ジャンクションピークに到着、一休みです。
ちょっとしたスペースから南面の展望…あまりよくありません。

 中央の乗鞍岳と左奥に御嶽山

エゾシオガマ

中間地点・最低標高部にある小さな池

チダケサシ?

シラネニンジン? 

おなじみのシナノキンバイ

くっきりとしてよく目につくキヌガサソウ

エンレイソウ、横に開いている三枚は、がく(咢)でしょうか。 

ロープのある急登を「これでもか」というほど登るとやっとK1ピーク
ここは穂高の展望台、ま近かにK2と霞沢岳が見えます。
足首が痛くなってきたので、明日の長丁場に備えここで引き返しました。 

左から西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、岳沢もよく見えます。 

中央左に雲のかかった常念岳、明日はその右の蝶ヶ岳に行く予定です。 

雲の向こうに笠ヶ岳がきれいな三角錐を見せていました。 

南アルプス方面ですが山名は全くわかりません。
条件がよいと、富士山が顔をのぞかせるそうです。 

クルマユリ

マルバダケブキ

ギンリョウソウ

テン場に戻って……夜半から大雨となりました。
翌日計画していた蝶ヶ岳は断念して来た道を上高地に戻りました。 



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上高地から霞沢岳 1/2(徳本峠まで)

2023年08月05日 | 北・中央アルプス
今年は北アルプス・上高地の霞沢岳に登ってきました。 (2013.07.30)



あかんだな駐車場からバスで上高地バスターミナルに到着
河童橋の横から明神岳方面を眺めますが、雲がかかっています。 

明神館を過ぎてすぐに徳本峠分岐、広い川沿いの林道を行きます。 

エンレイソウの実

クルマバツクバネソウの実

タマガワホトトギス

最後の水場(峠まで800m)を過ぎると、霞沢岳分岐(峠まで200m)

徳本峠小屋でテント設営の手続き完了、小屋前のテン場10張りはOKのようです。 

徳本峠小屋HPより

センジュガンピ、たくさん咲いていましたが取り損ねました。(Webより拝借) 

カニコウモリ 同上 



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丹生山系・鳴川右俣本流から志久道

2023年08月04日 | 丹生山系の山と谷
暑い夏は水遊びに限ります。以前に行った明るい川の鳴川右俣本流を
歩いてきました。(2014.08.03)
雨がパラつきましたがブヨや蚊がおらず、快適な川歩きができました。


JR三田駅から三木行きの路線バスに乗り、屏風辻BSで降ります。
山麓の高圧線を目指して歩くと20分で「出合の地蔵」、ここを南下します。 

獣除け柵を通ってほんの少し歩くと道が鳴川を横切っているので、ここで
沢足袋に履き替えて入渓です。広く明るい穏やかな川です。 

鳴川左俣の出合、少し手前に用水路の堰がありました。

滝とはいえませんね。 

これはナメ滝ですね。 

中山大杣池と天保池を結ぶ橋が川上を横切っています。
コンクリート製の立派な橋、車道並みにガードレールもあります。 

ナメ滝を少し急にしたような滝、この川では最大の滝です。 

野間大杣池の近くにキノコがありました。
ヤマドリタケモドキ?、キアシヤマドリタケ?、キアミアシヤマドリ? 

野瀬天神社、山すそには中山大歳神社がありました。 

神戸北農協前BSの近くの畑に大きなカボチャがありました。
手の大きさから直径50cmくらい、品評会出展用でしょうか。 



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丹生山系柏尾谷二俣で迷い花折山のヤブを漕ぐ

2023年08月03日 | 丹生山系の山と谷
神戸市北区に位置する、丹生山系柏尾谷から東鹿見山経由で天保池に行く計画
で出かけました。(2015.08.02)
ところが柏尾谷二俣で迷い、ヤブ漕ぎ激登りで花折山に突き上げるハメに……



神鉄箕谷駅から神戸市バス衝原行きに乗り継ぎ、大滝口BSで下車
天津彦根神社から柏尾谷道に入ります。
この谷はなんと言っても、写真のようなウロコ状の川床に特徴があります。 

かつてのキャンプ場……管理棟、トイレ、炊事場などは今はありません。
サラ地になっていました。
水道の蛇口と洗い場だけが残っていました。(写真は、2012.08.08撮影)
現在柏尾谷リバーパーク(キャンプ場)は閉鎖中です。 

こんな小滝も 

迷った二俣に着きました。(2012.08.08撮影)
一旦左俣を巻いて正面尾根に上がろうとしたのですが、急斜面なので無理、
下降も危険と判断して、そのまま花折山に向かいました。
正規のルートは、右俣の柏尾谷本流を行きすぐ谷を右の尾根に乗るでした。 

やっとのことで花折山の三角点に
ここに至る稜線ルートは踏み跡薄いヤブ漕ぎの激登りで、暑いのと合せ
相当消耗しました。今までの中で最強のヤブ山でした。 

今度は打って変わって舗装の林道、東鹿見山の無線中継所に着きました。
すこし手前左側に天保池に行く分岐がありましたが、疲労と時間遅れでパス 

モトクロスライダーが掘り返した痛々しい道を、歩ける所を探して進みます。
古倉山分岐を右折して下って行くと、屏風川支流(右俣谷)です。
靴を脱いだ足を冷たい川に浸たし、ひと時の休憩です。
ライダー20台程が川を渡っていました。自然を破壊する行為は困ります。 

やっと黒甲越に到着、「天下辻方面は道が崩壊して通行できない」
という看板があり鰻ノ手池に向かう車道に… 

鰻ノ手池を左折して南方の林道に入ります。
アップダウンの少ない快適な道ですが、残念ながら展望はありません。
鉄塔を過ぎてすぐに道標があり右折して下ります。
(神鉄花山駅、大池見山台への道) 

最後に山道にふさわしい、よく踏まれたルートで神鉄花山駅に到着しました。
柏尾谷のきれいな滑床、花折のヤブ、屏風川源流域、よく踏まれた花山駅
下山道など変化に富んだ山行でしたが、欲を言えば沢歩きができなっかった
のが残念でした。


 
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京都府立植物園・観覧温室内高山植物室で涼む

2023年08月02日 | 京都府立植物園を訪ねる
京洛八社参拝後、京都府立植物園にやってきました。(2017.07.29)
高山植物室は生育環境に合った気温になっていて、極暑のなか快適に高山の
花を観賞できました。 

シコタンハコベ、ナデシコ科 原産地:園芸品種
純白の清楚な花ですがピンボケでした。(次からは高山植物室)

タカネマツムシソウ、スイカズラ科 原産地:本州中部~四国

不明 

エーデルワイス、菊科 原産地:ユーラシア大陸の高山地帯 アルプス3名花

イトシャジン、キキョウ科  原産地:ヨーロッパ~ロシア極東部

プリムラ-カピタータ-ムーレアナ、サクラソウ科 原産地:チベット
(高山植物ここまで)

 
ボタンフウロ、アオイ科 原産地:アメリカ・ミズーリ州~テキサス州 

イトバハルシャギク、キク科 原産地:北アメリカ 

ヒオウギ、アヤメ科 原産地:日本、朝鮮半島、中国、インド北部

ハブランサス-チェリーピンク、ヒガンバナ科 原産地:園芸品種
(以下ユリ科、ヒガンバナ科)  

ナツズイセン、ヒガンバナ科 原産地:中国、熱帯アジア 

オオキツネノカミソリ、ヒガンバナ科 原産地:本州、四国、九州   

ヘメロカリス-タフスタッフ(Tuff Stuff)、ユリ科 原産地:園芸種
(東アジア)、デイリリー、カンゾウ、キスゲの仲間
又、「タフスタッフ」をネットで検索してもヒットしませんでした。

 ハブランサス-チェリーピンク(ヤマユリ)、ヒガンバナ科 原産地:園芸品種 

ハブランサス-ロブスタス、ヒガンバナ科 原産地:中南米

ホトトギス、ユリ科ホトトギス属 原産地:東アジア (名札なし) 



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丹生山系・柏尾台と中山大杣池をつなぐ志久道

2023年08月01日 | 丹生山系の山と谷
丹生山系は六甲山と異なりすれ違う人もまばらですが、その分ゆったりと
自然に浸れます。(2012.07.31)
山が低く高低差も少ないので目標物が見つけにくい、ために読図が要求
される所があります。



神鉄箕谷駅から北に進み、皆森の交差点を過ぎると六甲トンネルのゲートが
北西に進むと志染(しじみ)川沿いとなり、小橋BSを過ぎると大滝口BSに。 

山麓の天津彦根(あまつひこね)神社
この社の右を登り柏尾谷を経て丹生山系縦走路に入ります。 

柏尾台住宅地の突き当たりに大塚山北公園、右に少し行けば登山口です。 

舗装された道を少し登ると原野への分岐 

雨が降ればこの"道"は川になります。
土は完全に流されてゴロ石だけが延々と続き、とても歩きにくいです。
(元は石畳で舗装されていたが、それが崩れたものだということです)
それにしても丹生山系はゴロ石道が多いです!

左、稚児ケ墓山の分岐、肘曲りという名の通り直角に右に折れます。

 
右、花折山への分岐、この先すぐのピークが志久峠と古い記録にあるとか。 

牛つなぎ松、二番目の小ピークでコースの中間点の感じです。 


「中ン峠」と手書き、地図には志久ノ峠と書いてあります。 

峠を振り返りました。
いかにも往時の峠という感じで、かつて牛も荷車も通ったことでしょう。 

中山大杣池(なかやまおおそまいけ)に着きました。
ここからは舗装路を下りましたが、野間大杣池を通るのが一般的です。 

中山BSから見た芦谷川、鉄塔の間を流れています。
近いうちに川歩きをするための下見を兼ねた山行でした。 



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