箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

箕面・マーケットパークヴィソラのヤマボウシ

2021年02月04日 | 公園寺社の樹木・街路樹
箕面・マーケットパークヴィソラ(カルフール)北側の通りは、ヤマボウシ
通りという名前がついています。
秋になると1cm位の赤い実をつけます。昨年は採取して果実酒にしました。 

幹は灰褐色で滑らか
ミスキ科ですが、街路樹としては同じミズキ科のハナミズキの方が多いです。

残っていた昨年の実(2012.04.21) 

ミズキ科に共通する葉の形 、サンシュユもよく見かけます。

比較的大きな白い花を咲かせます。(2012.05.24)
実は、白い花に見える部分は総苞片(そうほうへん)で、中央の緑黄色の
球形の部分が集合花です。
ヤマボウシ(山法師)は、中央の集合花を坊主頭に外側の白い4つの総苞片
を頭巾(ずきん)に見立てたということです。  

樹形はこのように、上に広がっています。 

青い実が付いていました。(2012.08.14) 

10月に入ってようやくヤマボウシの実が赤くなってきました。
(2012.10.04 ヴィソラ北側のヤマボウシ通りにて) 


昨年作ったヤマボウシの果実酒



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百日紅といわれる、花期の長いサルスベリ

2021年02月04日 | 公園寺社の樹木・街路樹
この時期、紅白の花をつける夏の代表花、サルスベリ(百日紅)をよく見かけます。
猿も滑るツルツルの幹の印象しかありませんでしたが、花をよく観察すると興味深い
ことも見えてきて、面白い花です。 (2012.08.28記)

サルスベリの幹、大きくなると木肌が剥げて滑らかな地肌が現れます。
ミソハギ科サルスベリ属の落葉高木 中国南部が原産 雌雄同株

葉は2枚単位で左右交互に出現、コクサギ形と呼ばれるそうです。 

赤色の花(2012.08.13 千里中央公園) 

 ピンクの花

赤い花を多く見かけますが、白い花もよく見かけます。
白い花も百日紅と呼ぶのでしょうね?
7月から9月にかけて咲くので、百日という名がついたそうです。

蕾、それとも若い実?(2012.08.15 蕾です)と、断言しましたがほんと??
時期によって蕾と花が、花と実が混在、実の若い内は緑色でうっかり間違えたり……

花をよく観察すると、6枚の花弁の中央に虫の食用オシベの集合体、その周りに
ヒゲのように伸びた6本の生殖用オシベと1本のメシベがあります。
中央にあるオシベの集合体は虫を誘うダミーということでしょうか。
中央下部の白い6枚の星形は萼です。
6枚の萼(がく)が開いて花を咲かせ、そして受粉するとまた閉じるとのことです。  

樹形(20132.08.24 服部緑地) 

果実、殻が6裂、6個の実が入っています。

 
殻(右)と果実(左)、この写真では実に翼がついているか、よくわかりません。

 
京都府立植物園のサルスベリに付いていた分かりやすい説明書(2012.08.28) 



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樹体にくらべ葉も実も小さいアキニレ

2021年02月04日 | 公園寺社の樹木・街路樹
アキニレを初めて見たのは、千里中央公園でした。
落ち残った小さな葉状のものが種だということは、後で知りました。 

説明板です。 

アキニレの幹です。
ニレ科ニレ属の落葉高木、幹回り~60cm、樹高~15m、公園樹、庭園樹、街路樹として用いられます。

根っこが地面に出ていました。 

 葉っぱが青空に伸びていました。(2012.08.25)
葉の長さは5cm、周囲は鋸歯になっています。樹形に対して小さいです。 

よく見ると、若い実が育っていました(2012.10.25) 

葉が落ちて残った実です。(2012.01.30) 1cmに満たない小さな翼果です。

 落葉した冬の樹形です。(2012.03.20) ケヤキとよく似て樹冠が大きいです。 

半分ほど紅葉していました。(2012.11.05) 




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万博公園西大路はプラタナスの並木通り

2021年02月04日 | 公園寺社の樹木・街路樹
万博公園のの西門から入ると、正面にプラタナス(アメリカスズカケノキ)の
並木が迎えてくれます。

スズカケノキ(東洋)
アメリカスズカケノキ(北米)
モミジバスズカケノキ(上の雑種)
日本の街路樹では、モミジバスズカケノキが最も多いそうです。

アメリカスズカケノキの幹は、写真のように濃茶色と薄茶色のものがあります。  

樹高が高く横にも広く、広大な緑の木陰を作っています。(2012.09.08) 

葉は、縦横共20cmになり、小さいウチワくらいでとても大きいです。 

少し色づいてきました。(2012.11.05) 

見事に黄葉しました。(2012.11.12) 

葉は3列から5列で切れ込みは浅いです。 

冬の樹形です。(2012.03.31) すっかり見通しが良くなりました。

 丸い2~3cmの果実が、枝先にぶら下がって残っていました。2013.03.31) 

球果がぶら下がっています。この姿からスズカケ(鈴懸)という名前がつきました。

モミジバスズカケノキ果実です。
中にはヒゲの付いた種子が500粒も入っているそうです。


 
 
 
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万博公園紅葉渓のタイワンフウ(フウ)

2021年02月04日 | 公園寺社の樹木・街路樹
万博公園自然文化園の自然観察学習館近く、紅葉渓のタイワンフウ(フウ)
が紅葉しています。 

モミジバフウ(アメリカフウ)に比べ葉は少し小さく、葉の形も5~7裂
なのに対し、3裂と異なります。 

ソラード(空中回廊)から見た幹です。 

葉が3裂している様子です。(2012.08.25)
トウカエデとの違いは、葉形では見分けにくいです。
葉の付き方と大きさから見れば
タイワンフウ  互生、8~15cm
トウカエデ  対生、5~8cm  です。

 黄葉してきました。 

鮮やかな紅葉です。(2012.11.18) 

葉と果実です。果実は、モミジバフウと同じで球果です。

自然観察学習館にあった果実の標本です。トウカエデの果実は全く
異なった、への字のプロペラ状翼果です。
黒い穴から種子が抜け去った抜け殻のようです。  



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早春を黄色い花、秋を赤い実で彩るサンシュユ

2021年02月04日 | 公園寺社の樹木・街路樹
サンシュユの樹全体を覆う、早春の黄色い花と秋の赤い実、どちらも一度見たらその量感に圧倒されます。(2012.08.23記)
街路樹よりも、公園木・庭木として植えられることが多いようです。 

鈴なりの赤い実、サンジュユ
(2012.01.15 万博公園) 

サンシュユ(山茱萸)の実はグミ(茱萸)と同じ字で、見た目もそっくりですが、違う科属で食べれることはできません。
ただ、熟した実は、種を抜いて漢方薬になるようです。果実酒にもなるようなので、一度試してみたいです。

万博公園にて(2012.03.15) 

この写真では分かりにくいですが、中央から放射状に柄が伸びて、その先に花弁が4枚ついています。
おしべも4本でています。 

葉芽がついていました。(2012.03.31) 

 薄茶色の木肌で、成木は薄皮がはがれます。 

ミズキ科ミズキ属、葉はハナミズキやヤマボウシと同属だけあってそっくりです。

青い実がついていました。(2012.07.26) 

果実酒を作りました。(2012.11.03) 


 
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箕面の才川を遡行して才ヶ原池へ

2021年02月04日 | 箕面の山
才ヶ原池が渇水しているので、下流の才川様子を見てきました。(2012.10.30)


才川入口の獣防止柵
阪急箕面駅から粟生行きのバスに乗り、聖母被昇天学院前BSで下車
ライオンズマンションへ向かう川沿いの道を登ります。

廃坑まではこのようなきれいな道、水量は少ないですが瀬音が聞えます。 

廃坑らしい洞窟が

洞窟のすぐ前にずいぶん昔の水道鉄管がありました。 

砂防堰堤、ロープを伝って楽に越えることができます。

やはりいつもより水量が少ないです。
この辺より川身やガレた斜面の、踏み跡程度の道になります。 

上部の府道豊中亀岡線から投棄された自動車の残骸です。
もう10年くらいになるでしょうか?、車体の上には木が生えています。

才川最大の滝?

才川の上部はきれいな渓谷美、この辺は流れがほとんどないです。
才川の水源は才ヶ原池と左岸(上流から見て左)の三つの支流です。

才ヶ原池の堰堤、水位が低下して今は排水溝からの流れはありません。

2mほど水位が下がった才ヶ原池、水位低下の原因は不明です
ここしばらく降雨量が少なく水位が上昇しません。
早く水位を回復して紅葉の映える湖面を見たいものです。   



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