公職選挙法等の一部を改正する法律が平成28年6月19日施行され、今回の参議院選挙から年齢満18年以上で投票できることになった。
(総務省:私たちが拓く日本の未来 より)
1.いつ18歳になった人が投票できるのか?
投票日の翌日に18歳になっていれば投票できる。ただし、選挙人名簿に登録されている必要がある。
2. 投票日の翌日に18歳になる人は期日前投票できるか?
期日前投票はできないが、不在者投票(選挙管理委員会に投票用紙など必要書類を請求して)ができる。
3. 18歳になるのは誕生日か?(「年齢計算ニ関スル法律」)
年齢計算では出生日を起算日とするので、満1歳になるのは、生まれてから1年が満了する、翌年の誕生日の前日だ。したがって、時刻を問題にする場合の、満18歳になる時点は誕生日の前日の深夜0時(午後12時)だ。
「18歳に達した日」「18歳以上」と記されている日単位の場合は、時刻の部分(午後12時)を切り捨てるため、その効力は誕生日前日の初め(午前0時)から発生している。
したがって、誕生日の前日が投票日になる人も投票できる。ただし、選挙人名簿に登録されている必要がある。