hiyamizu's blog

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いざ鎌倉(1)

2007年03月11日 | 観光
いざ鎌倉(1)

鎌倉へはもう何十回も行っているので、今回は車であることもあり、建長、円覚といった北鎌倉一帯や大仏、江ノ電沿線方面はパスし、中心部のみゆっくり一泊して訪れた。3月8、9日と上旬なので案内書の花暦でいくと梅が咲きそろっているはずだったが、暖冬のため、「梅は散ったが、桜はまだかいな」の状況だった。

朝比奈インターから九十九折の道を登り鎌倉霊園脇を通り、岐れ道を曲がり、鎌倉宮の境内へ車を止めた。週日で、まだ10時なので、車はほとんどない。護良親王が幽閉された土牢を見ても楽しくないので、鎌倉宮は外からおまいりだけでパス。
一応、脇にある駐車場へ車を入れ、3時間700円を先払いした。

      

細い道を歩いて覚園寺へ向かう。途中覚園寺の駐車場を発見し残念。10時10分くらいに寺に着いたが、本堂拝観は、10、11、12時(土日のみ)、1,2,3時開始なので、100円支払い、境内だけを見て、お参りして引き上げる。門を出たところの家の2枚のガラス格子戸をのぞくと、中にベンツが鎮座していた。11時ごろ鎌倉宮に戻ると、境内はもう車でほぼ一杯になっていた。



鎌倉宮の脇の道を、途中平山郁夫画伯の家を右手に見て瑞泉寺へ向かう。100円支払い入園する。20台くらいの駐車場があった。思い出すのが遅かった。ほとんど散っている梅園を抜けて結構長い階段を登る。かなり登ったところに郵便ポストを発見。郵便屋さんご苦労さま。
夢窓国師創建の庭園だが、梅もスイセンも完全の終わっていて、椿がところどころに咲いているのみ。

         

道を戻り、鎌倉宮を通り過ぎて、日本三大天神といわれる荏柄天神社への階段を登る。ここも100本あるという梅ノ木はすべて花なし。受験生の絵馬が目立つ。



頼朝の墓にご挨拶してから、ダイニングカフェの0467で昼飯。地魚、有機野菜、古民家のモダン改造とあり、居るのは女性ばかり。鎌倉宮に歩いて戻り、車で材木座の宿に入る。

   

人気の無い材木座海岸沿いから、若宮大路を経て鎌倉駅前へ歩く。すべての年齢層の女性がそろう小町通りを過ぎ、三の鳥居から鶴岡八幡宮に入る。昔はハイヒールの女性が滑りながらキャーキャー言って欄干にしがみついて登っていた太鼓橋はだいぶ前から通行禁止になっている。アンズやお面といったお祭りで見かけた子供向け屋台が参道の両側にちらほらと並ぶ。

    

静御前が舞ったという舞殿の向こうに叔父の実朝を討つために公卿が隠れていた大銀杏が見える。階段のふもとにおみくじの自販機があった。これもご時勢。階段の途中に早咲きか、桜が咲いていた。

      

境内の西側に鎌倉国宝館があり、ひな人形展をやっていたので、大枚400円払い入館する。3月21日まで開催。最初の部屋は仏像がずらりと並び、泥棒がよだれをたらしそうな鐘もある。
次の間に江戸中期の享保びなといった、いにしえの雛人形、五人ばやしなどがずらりと展示されている。江戸の後期までは雛人形は畳に並べられていたので、かなり大きく、顔もかなり面長だった。近世は段の上に飾るようになり、人形も小さくなった。最近売っているお雛様は丸顔もある。着物は色あせてはいるが、品良く重層。ぼたん庭園も園内整備中でしばらく休園。



小町大路の萩と、しだれ梅で知られる宝戒寺に寄った。入ってすぐのところに大きなはくもくれん白木蓮が満開だった。白や赤の椿がほうぼうで咲いていたが、咲き残っているしだれ梅(桜?)は1本しかなかった。

         

またまた歩いて宿に戻った。明日は、銭洗い弁天や、寿福寺へ行く。



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