中島京子(なかじま・きょうこ)
1964年東京都杉並区生まれ。東京女子大文理学部史学科卒。父も母もフランス文学者で、姉はエッセイストの中島さおり。出版社で女性誌編集に長く携わった後退社し、1996年にインターンシップ・プログラムスで渡米。帰国後フリーライターに。
2003年『FUTON』でデビューし、野間文芸新人賞候補。
2006年『イトウの恋』、2007年『均ちゃんの失踪』、2008年『冠・婚・葬・祭』がそれぞれ吉川英治文学新人賞候補
2010年『小さいおうち』で直木賞受賞
2014年『妻が椎茸だったころ』で泉鏡花文学書受賞
2015年『かたづの!』で河合隼雄物語賞。
2015年に『長いお別れ』で中央公論文芸賞
2022年『やさしい猫』で吉川英治文学賞を受賞
その他、『眺望絶佳』『のろのろ歩け』『パスティス』『イトウの恋』『平成大家族』『うらはぐさ風土記』。