hiyamizu's blog

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桐島洋子『80歳のマザーグース』を読む

2019年03月04日 | 読書2

桐島洋子著『80歳のマザーグース』(2019年1月7日主婦と生活社発行)を読んだ。

(発行日が奥付になく、カバー裏の裏に書いてあった。なぜ?)

 

宣伝文句は以下。

傘寿を迎えた著者が語る人生を大いに楽しむ極意と家族のあり方。桐島かれんとの母娘対談も収録。

 

30編のエッセイ集。過去の桐島さんの大冒険、80代の生き方への思い、三人の子供の活躍、日本各地の温泉地の紹介、世界のセラピー、マッサージの紹介、気功やスピリチュアル体験談などなど。

 

桐島流だなと思ったところ、3か所だけ。

私は、「骨董はお預かりしているだけ」という感覚でいる。

 

子供のレベルまで下りて遊び相手をするのは御免蒙る。子供には友達がたくさん出来る環境を与えておけばいい。なにも自分が遊び相手になる必要はないのだ。

 

(ダイエット)「これからは美味しいものしか食べない」と宣言した。…詰まらないものなんか絶対に口に入れてやらないと決意するだけでも、食べる量はかなり減るはずである。

 

 

私の評価としては、★★☆☆☆(二つ星:読むの?)(最大は五つ星)

 

さすがの桐島さんもキレがなくなっている。このところの本は過去の大冒険と子供の自慢とスピリチュアルではおもろない。

 

私は桐島さんとバンクーバーの桐島宅を訪問したり、「古希の祝いのパーティ」に参加し(「Capilano Golf Clubでパーティ」)、東京のオトナの寺子屋「森羅塾」にも一度お邪魔した(「桐島洋子の森羅塾へ」)。歳を感じさせない早足と早口には驚かされた。お元気なのは結構なのだが。

 

 

桐島洋子(きりしま・ようこ)
1937年東京生まれ。文筆家、エッセイスト。
1956年都立駒場高校を卒業し文藝春秋入社。1965年退社。
1967年ヴェトナム従軍記者。
1972年『淋しいアメリカ人』 大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
以来独身のまま、かれん(モデル)、ノエル(エッセイスト)、ローランド(カメラマン)の3児を育て上げる。
1982年美術鑑定家勝見洋一と結婚。

子育て終了後は、“林住期”を宣言。

 他の著書、『渚と澪と舵―ふうてんママの手紙』、『マザー・グースと三匹の子豚たち』、『ガールイエスタデイ -わたしはこんな少女だった-』(絶版)、『わたしが家族について語るなら』、『バンクーバーに恋する』、『林住期ノート』、『刻(とき)のしずく 続・林住期ノート』、『林住期を愉しむ 水のように風のように』、『林住期が始まる』、『聡明な女たちへ』、『 50歳からのこだわらない生き方』、『人生はまだ旅の途中』、本書『80歳のマザーグース

 

 

 

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