ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

源氏御曹司

2010-12-21 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
葛葉「あんた、商売上手ね。気に入ったよ」
繭子「ありがと。それにしても医務室見当たらないわね、スタッフさんに聞いてみましょ」と尋ねたら、救護班は馬に蹴られたスタッフを担架で運ぶため全員出動したと言われ、
繭子「馬に?全員も出動するの?」どんな蹴られ方と運び方なの?と疑問に思ったが、
俳優控え室になら薬があるだろうと言われ、部屋の案内地図を渡された。その控え室とは、
鞍馬「おっ。そろそろ(時間)だ…ちょっと行ってくる」童ちゃん、行くぞ。
童ちゃん「おぉ。じゃ、午後の部も頼んだぞ」という童ちゃんの部屋だった。
能子「先生…午後の部、棄権?」と声を掛けたら、
鞍馬「ステージの時間には、間に合う!」と断言し、パタンと戸を閉め、出て行った。
サブ「ということは、またアドリブ寸劇?」
ロク「今度は、どんな展開になるんだよ?」
与一「ちょっと、静に!…誰か来た」
そこへ、“コンコン”と戸がノックされ「すみません…子供がお熱を出して…。薬を戴きたいのですが…」とドアの向こうから声がした。
能子「ん!?この声!」繭子の声に気が付いて、戸に駆け寄ってカチャッと開いたら、
繭子「あら、能子!お久ね」と山吹入り源氏乳母車を引いて、葛葉がぐったり義隆を抱えて控え室に入って来た。
サブ・ロク「義隆!?…と山吹」鞍馬登場にかなりヒートアップしてたもんな。
繭子「子供用の解熱剤、ある?」
与一「俺、持ってる」こいつが義隆か…。(初めて見た)
ロク「…なんで“子供用”持ってんの?出来た?」と能子を見たが、そんな感じもなく、
与一「関係ないだろ、お前らに」
能子「親にとって子供はいつまでも子供なのよ。クスッ」と笑った。
サブ「あん?なんそれ?」
与一「能子さん」と呼んで、薬を投げた。ポーン、と。能子ナイスキャッチで繭子に渡して、
繭子「これ、宇津※子供シロップじゃない!?」
能子「ここに向う途中、那須(与一の実家)に寄って来たの。そしたら、お熱出しやすいからって渡されたのよ、ママに」
与一「能子さん!」と名前を呼ばれ、目目付けられた。
サブ・ロク「マ(・o・)マ(^o^)」さすが、那須のおぼちゃま。よっ、源氏御曹司っ!


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