■平成21年6月20日(土)
■メンバー:ようさん、SK専務、弓さん
■ルート:美濃戸5:25~赤岳鉱泉~小同心クラック8:40~横岳10:40~大同心南稜11:30~大同心の頭13:00~赤岳鉱泉~美濃戸17:05
梅雨の晴れ間を狙って、八ヶ岳小同心から大同心のアルパインクライミングに出かけた。
どちらも4ピッチ程度で、冬期登攀のルートとして人気が高い。
今回は早出してこの2本を継続登攀してみようということになった。
美濃戸から赤岳鉱泉に到着すると、ツアー登山の大集団が朝の準備体操をしていた。
一人のおばちゃんが「私の靴がない!」と騒いで、ガイドの方があたふたしていた。いやはやなんとも・・・。
とにかく早くこの喧騒から逃れたくなり、そそくさとアプローチの大同心ルンゼに入る。
大同心稜から大同心の基部に向かう。
本日2本目のルート「大同心南稜」は右のピナクルを登り、上部のドームをA1でつなげるルートだ。
小同心へのアプローチ途中から見た大同心南稜
小同心へは大同心の基部からバンドをトラバースし、雪のついたルンゼ状の草付帯を斜上していく。
小同心クラックの1ピッチ目。
小同心は25年くらい前の初冬に登って以来である。
当時はプラ靴&手袋で登った。
ガバホールドのオンパレードで簡単に登れるが、浮石には注意が必要だ。
小同心の頭から横岳山頂に抜けると、大勢の登山客で賑わっていた。
大同心基部へは横岳から硫黄岳への登山道を辿り、大同心ルンゼ上部を下降する。
大同心南稜の1ピッチ目、頭上のピナクル目指して登る。
どこでも登れそうだが、ボルトラインがよく分からなかったのでカムを使いながら適当に登る。
ピナクル付近を登る、ようさん・弓さんペア。
ピナクルから簡単なリッジをトラバースして、核心のドームの基部に向かう。
ドーム登攀は、写真左端のスカイラインから右に回り込んで大同心の頭に抜ける1ピッチである。
私は久々のクライミングだったので、ここはSK専務にリードをお願いする。
ルート図だと中間部でアブミかけ替えがあるのだが、SK専務、フリーでさっくり抜けてしまった。さすがだ。
途中の支点や残置シュリンゲもボロく、信用できないものばかり。
かえってアブミに乗る方が精神的に嫌だったとのこと。
当然、フォローの私もフリーに挑む。
傾斜がきつく、身体がのけ反るが耐えながら半ば腕力でぐいぐい登る。
腕が結構パンプしたが、なんとかフリーで頭に抜けることができた。
ドーム上部を登るSK専務。高度感抜群!
登攀を終えて、大同心の頭に到着。
緊張感から開放され、のんびりと景色を見ながらひと時を楽しむ。
横岳山頂の喧騒が聞こえて来るが、ここは別天地だ。
赤岳鉱泉への下山は再び大同心稜を使った。
■メンバー:ようさん、SK専務、弓さん
■ルート:美濃戸5:25~赤岳鉱泉~小同心クラック8:40~横岳10:40~大同心南稜11:30~大同心の頭13:00~赤岳鉱泉~美濃戸17:05
梅雨の晴れ間を狙って、八ヶ岳小同心から大同心のアルパインクライミングに出かけた。
どちらも4ピッチ程度で、冬期登攀のルートとして人気が高い。
今回は早出してこの2本を継続登攀してみようということになった。
美濃戸から赤岳鉱泉に到着すると、ツアー登山の大集団が朝の準備体操をしていた。
一人のおばちゃんが「私の靴がない!」と騒いで、ガイドの方があたふたしていた。いやはやなんとも・・・。
とにかく早くこの喧騒から逃れたくなり、そそくさとアプローチの大同心ルンゼに入る。
大同心稜から大同心の基部に向かう。
本日2本目のルート「大同心南稜」は右のピナクルを登り、上部のドームをA1でつなげるルートだ。
小同心へのアプローチ途中から見た大同心南稜
小同心へは大同心の基部からバンドをトラバースし、雪のついたルンゼ状の草付帯を斜上していく。
小同心クラックの1ピッチ目。
小同心は25年くらい前の初冬に登って以来である。
当時はプラ靴&手袋で登った。
ガバホールドのオンパレードで簡単に登れるが、浮石には注意が必要だ。
小同心の頭から横岳山頂に抜けると、大勢の登山客で賑わっていた。
大同心基部へは横岳から硫黄岳への登山道を辿り、大同心ルンゼ上部を下降する。
大同心南稜の1ピッチ目、頭上のピナクル目指して登る。
どこでも登れそうだが、ボルトラインがよく分からなかったのでカムを使いながら適当に登る。
ピナクル付近を登る、ようさん・弓さんペア。
ピナクルから簡単なリッジをトラバースして、核心のドームの基部に向かう。
ドーム登攀は、写真左端のスカイラインから右に回り込んで大同心の頭に抜ける1ピッチである。
私は久々のクライミングだったので、ここはSK専務にリードをお願いする。
ルート図だと中間部でアブミかけ替えがあるのだが、SK専務、フリーでさっくり抜けてしまった。さすがだ。
途中の支点や残置シュリンゲもボロく、信用できないものばかり。
かえってアブミに乗る方が精神的に嫌だったとのこと。
当然、フォローの私もフリーに挑む。
傾斜がきつく、身体がのけ反るが耐えながら半ば腕力でぐいぐい登る。
腕が結構パンプしたが、なんとかフリーで頭に抜けることができた。
ドーム上部を登るSK専務。高度感抜群!
登攀を終えて、大同心の頭に到着。
緊張感から開放され、のんびりと景色を見ながらひと時を楽しむ。
横岳山頂の喧騒が聞こえて来るが、ここは別天地だ。
赤岳鉱泉への下山は再び大同心稜を使った。
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