山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

天狗原~親沢源頭~白馬乗鞍スキー場 ヒヨドリ裏ツアー

2008-03-08 21:11:23 |  山スキー

■平成20年3月8日(土)
■ルート:栂池スキー場8:45~天狗原10:30~(ヒヨドリ裏ルート)~親沢源頭部~1450m12:05~1598mP(若栗の頭)~黒川沢~白馬乗鞍スキー場13:05
■メンバー:単独

気がつけばもう3月、そろそろ春山スキーモードへ切り替えましょう。

さて、移動高がやってくる今週末。
先週の小日向山では二俣を基点に周回ルートをやってみたが、ぼちぼちツアー山行もやってみたくなった。

いろいろと検討した結果、先週お会いしたtsukada氏の記録を参考にさせてもらい、天狗原から親沢源頭を滑り、1598mピーク(若栗の頭)へ登り返して白馬乗鞍スキー場へ滑り込むツアーコースに行ってみることにした。

栂池ゴンドラ終点から天狗原まで、トレースもバッチリでノンストップでハイクアップします。
さすがに天気もよいということで、大勢の皆さんが斜面に取り付いています。
 
白馬方面も晴れてます。
 
天狗原に上がると強風です。
斜面を東方向にトラバースしてから、山ノ神尾根の手前の広大な緩斜面を親沢源頭に向かって滑り込みます。
このあたり、ガスっているとイヤなところでしょう。
雪はやや重のパックパウダーでしたが、まあ快適です。
(写真は天狗原東ピーク。この向こう側が急斜面となって、親沢本流に合流します。ボーダーパーティーがドロップしていました。)


1950mまで一気に滑ります。
このままノンストップでにいってしまうのももったいないので、小休止して撮影タイムとします。

どうやら2パーティーほど先行しているようです。
ワンパーティーは天狗原東ピークからのボーダーのようです。
結構メジャーなルートのかもしれません。
帰ってから「ハイグレード山スキー」を見ると、このルート「ヒヨドリ裏ルート」となっていました。


この先から沢状地形に入ってきますが、なにやらガスが濃くなり視界がなくなってきます。これは予想外の展開です。
上空は明らかに晴れているのに、風が無いせいか沢にガスが溜まっているようです。
こんな状態で滑っても楽しくないので30分ほどガスが晴れるのを待ちます。

しかし、なかなか晴れてくれないのであきらめて滑ります。
幸い降りるに連れて少しづつガスは薄くなってきます。

1450mあたりでヒヨドリのコルからのいわゆる「裏ヒヨ」ルートと合流します。
ここで親沢の滑りは終了です。
このあたり、しっかり地図見ていないと見過ごしてしまいそうですが、左上に地図上1638m岸壁が見える場所がポイントです。
ここからシールをつけて1598mのピーク(若栗の頭)のコルを目指します。
コルまではトレースもバッチリで楽チン。

1598mコルから北東の斜面を黒川沢に向かってドロップイン。

あまり期待はしていませんでしたが、これがなんと予想外のパウダー♪♪
もしかして今シーズン最後のパウダーかも?と思いつつ、ていねいに滑ります。

沢を抜けるとすぐ山ノ神尾根ルートと合流し、林道を少し滑って堰堤を下から通過し、白馬乗鞍スキー場に到着。
あとは車道を20分歩いて栂池の駐車場へ。

今回、プチツアーでしたが、やはりツアーは楽しいですね。
地図読みの勉強にもなりました。

コメント
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