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2024 奈良姉妹🌸旅 吉野山 金峰山寺 蔵王堂

2024-04-15 | いざいざ奈良
【金峰山寺 蔵王堂】


役行者(えんのぎょうじゃ)が奈良時代に開いた寺。

修験道の中心寺院として、

平安から鎌倉にかけて隆盛をきわめ、

白河上皇なども参詣したという。

本堂の蔵王堂は室町時代の再建だが、

高さは約28mの巨大な建造物。

木造古建築では東大寺大仏殿に次ぐ大きさで、

国宝にも指定されている。

毎年4月11・12日の両日に催される

「花供会式」も有名。


12:34



上千本からずっとここは見えていました。
山が桜に覆われているのがよく分かります。
あの桜の中を下りてきたのですね。


蔵王堂(国宝)
四本桜

元弘3年2月3日(1333年)、

南朝の大塔宮護良親王が北条勢に攻められ、

吉野落城を覚悟し最後の酒宴を催された場所を

示しています。



右下のテントの下は、特別拝観の受付の行列





あまりの見応えに1,600円の特別拝観料は
全く惜しくなく(木札、エコバッグ付き)、
この文化財が後世に永く伝えられますように
と強く願わずにはいられません。

この巨大な御本尊とは
個室に区切られた中でゆっくりと座って
静かに対面することができました。

↑金峰山寺HPより



国宝「仁王門」は大修繕中
令和10年頃の完成を目指しているそうです。



13:33銅の鳥居
俗世間から浄土への入り口とされているそうです。

15時頃に吉野を出発する予定なので
まだお茶する時間はあります。

吉野山ロープウェイ駅を越えた少し先に
下千本の谷を望む素敵なカフェを見つけました。






コーヒーと葛餅
疲れた足腰がじんわりとほぐれる
桜を観ながら2人で過ごす時間




満足です♡


七曲りの急坂を下りて駅へ








途中の大和上市の駅のホーム(無人)では
宝塔寺の御住職ご夫妻が待ってくださっていました。
本当に感謝しかありません。生き仏様なのでは…?
奈良の最後の風景は
赤い服を着たお二人の幸せそうな立ち姿です。



京都の定宿、寿栄屋さんに続く。


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