元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

すざまじい倒木 左京山間部の台風21号の被害     9月18日

2018年09月30日 | 日記
●9月18日(火)

 市会は議員会もなしでお休み。午前中吉田歯科で治療。
 昼前、事務所への来客は前原事務所の斎藤所長。国民民進党2区総支部として結成大会のことなど打ち合わせ。

    <台風21号の暴風被害の視察に、百井、花背、広河原、久多に>

 午後は、左京土木に連絡をして道路状況を確認してから、台風21号の被害状況を視察にいざ左京の北部の山間部に。国道367号もバスも通行できるようになっていてまずは良かった。
 大原小出石から酷道477号で百井に。道路上の倒木も処理がされていてなんとか、通れるようになっていた。京都の軽井沢、百井(ももい)は標高600m。日曜日に開店している「ちょっといっぷく」さんはお休みでした。
 NTTドコモなどが携帯電話の移動基地局?を設営中。長崎からの応援部隊です。ご苦労さまです!

 林業家の藤井さんと出会い、山に入る。50年に渡って育ててこられた杉が何十本と倒木している。茫然!「腰が抜けた。50年もかけて見守ってきたのに」と藤井さん。自治会の役員さんからも停電のお話などを伺いました。

 そして百井からさらに奥の大見へ。道路はなんとか走れました。うっそうとしたシコブチ神社あたりも大きな被害がなかった様子。廃校が決まった尾見分校も健在でした。

 そして北山の山岳部を走る酷道477号線を百井峠から百井別れに出て花背峠への道。何千本でしょうか、暴風でなぎ倒された倒木している杉の多さに、言葉がない!
 
 鋭意、復旧に向けて左京土木や関係者が努力中。全面開通、京都バスが運行するまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

 花背の出張所では所長らと懇談。停電して、パソコンも携帯も使えなくなってテレビでニュースもみれず一切の連絡が入らなくて、情報が遮断されたとのこと。防災無線が通じるところまで行ったりとかでたいへんだったとのこと。

 花背からさらに北に。左京最北の一つ、広河原にも。ところどころ倒木もありましたが、地元のみなさんの協力もあり撤去されてました。左京最北の喫茶店「庄兵衛」で店主の松尾さんと懇談。そして新谷さんら自治会の人が村おこしとしてミョウガなど漬物をつくる作業所にて被害の状況をお聞きする。
 今回の台風は、暴風で倒木で関西電力の電柱が破損して、数日間にわたって停電した。

 広河原から能見峠を越えて久多に。出張所にも立ち寄り、被害状況などお聞きしました。テレビはまだ見れないそうです。お宮さんの神木も倒木してたいへん。

 駆け足だったが、何人かの地元の人と会えてその被害状況を確認。針畑川の渓谷を抜けて大津市は梅の木から国道367号を花折トンネルを抜けて大原経由帰路につく。

 人的な被害がなくてよかったが、停電への対処、そして倒木で通行できない鞍馬から花背への道路の復旧が急がれるし、何千本も倒木ている杉の処理をどうするのか。台風21号は風速40メートル近くの暴風が吹き荒れて、その自然の猛威の怖さを知らしめた。
 30年余議員をしているが、初めての経験である。どのような対策ができるのか、ともあれこの現実から復旧をしていかなければならない。関係者のみなさん、ご苦労様でした。これからもがんばるしかない。
 100キロほど走って疲れました。
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