元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

2月市会始まる        2月13日ー18日

2018年03月01日 | 日記
●2月18日(日)

<「地方自治体議員フォーラム」全国世話人会>

京都マラソンの日。東京での会議のために9時過ぎに家を出たが、交通規制寸前でなんとか京都駅行きのバスに乗れてよかった!
 
1時から党本部で民進党の自治体議員や党と友好関係にある自治体議員などでつくる「地方自治体議員フォーラム」の各都道府県の全国世話人会。

以下、民進党のHPのニュースからぼくの挨拶をコピペ。
 
鈴木代表はあいさつの中で、「全国のフォーラムに所属する自治体議員が、これまで民進党を支えてきた原動力であるという自負がある。その自治体議員が都道府県、また、選挙区の事情によって別れざるを得なくなった所もあるが、その人たちとはこれからも仲間であり、大きな一つの固まりとして進んで行くことが大事だ。来春には統一地方自治体議員選挙が控えており、この1年はわれわれ自治体議員にとっても重要な年となるが、この難局を仲間とともに力を合わせて乗り切り、地方自治体議員フォーラムとして前に進んで行きたい」と述べ、一致団結を呼びかけた。
 
党本部の桜井充組織委員長も出席し、今後の組織の在り方等についてフォーラム参加者と意見交換を行った。
 フォーラム内に昨年立ち上げた地方自治体議員の年金プロジェクトチームでの議論やこれまでの経緯、現状について大渕健フォーラム副代表(新潟県議)が報告した。
 最後に2018年度の地方自治体議員フォーラム総会・全国研修会を5月7・8両日に都内で開催することが承認された。
 
以上です。およそ2時間の会議。ぼくが答弁することもなく淡々と終わった感じ。
 散会後、有楽町のガード下の居酒屋で大渕新潟県議、福島の宗方議員とホッピーを飲んでこれからのことなどワイワイ。
 散会後、久しぶりにパチンコして気晴らして、新幹線で帰京。

●2月17日(土)

    <明日は京都マラソン>

 昼前、「みやこめっせ」に。明日は京都マラソンに日だが、民進党の自治体議員フォーラムの会議で東京へ日帰りしないかんので、「おもてなし広場」に。テント立など準備が始まってた。ええ天気になったらいいね!みやこめっせでは、全国から参加したランナーの受付やスポーツ店や東北三県の県人会によるブースや地元岡崎自治会がのメンバーがうどんのブースを出展しているので岡崎自治連の澤部さんらとうどんを食べて、また本部に立ち寄りスタッフを激励。ランナーのみなさん、ボランティアのみなさん、がんばって!
 
 そして1時前には向かいのロームシアタ―での吉田幼稚園の音楽会に。サウスホールは保護者らで満員。年長組の園児による鼓笛隊でオープニング。金桝園長からぼくが役員をしているので紹介してくれました。ふと隣を見ると剣鉾仲間の日置夫妻が来ていてびっくり。

   <作家 佐藤優さんの講演会>

 ゆっくり見学したかったが、20分ほどで退出。修学院の関西セミナーハウスに。1年半前か、ハラールネットワークの講演会にお呼びしたこともあり挨拶かたがた、同志社の神学部出身の作家で元外務省の佐藤優さんの講演会。テーマは「キリスト教徒は激動する国際情勢をどうみるかー米朝関係を中心に」。
 キリスト教関係者が多く、教義の解釈や教団の動きなど多岐にわたる話を交えて、外交問題など実に刺激的な話でした。彼の読書量はすさまじいのでしょう。佐藤さんの博識に敬服!
 
 小雪舞う日、ちょうどこの時間に平昌オリンピックは羽生結弦選手の演技があり、66年ぶりとか連覇で金メダル。若き宇野昌磨選手も銀メダル。おめでとう!

   <「チェルノブイリ・フクシマ京都の集い> 

 夕方は、毎年この時期に開催される「チェルノブイリ・フクシマ京都の集い」。チェルノブイリの原発事故は1986年。あれから32年。フクシマから7年。福島県いわき市議の佐藤和良さんが現状と東京電力の責任を問う訴訟団の報告。忘れてはならない記憶です。
 いつものように反原発めだかの学校の佐伯昌和さんが司会。この間、粘り強く反原発運動に取り組んでいる友人らに会う。参加者は同世代のメンバーが多いのが特徴か。息長くぼちぼちがんばろう!
 
 途中で退席して、高野の佐野屋さんでボーイスカウト24団の育成会の新年会。愚息がパブスカウトでお世話になったのは30年余前かな。いつものようにすきやき食べてワイワイ!
〆は左京消防署北の「ぐるぐるカフェ」!マリア教会の牧師さんが金曜日に牧師バーをしているとのこと、また行こう。
 
 ニュースは冬季オリンピックのことばかりだが、中学生棋士藤井聡太君が羽生さんに勝って6段に昇進!これまたスゴイ!

●2月16日(金)

   <2月市会 開会 本会議で予算案など提案説明>

 2月市会の始まり。本会議の開会前に、本会議場で京都市会恒例の京都市交響楽団の演奏。自治労音楽家組合の一員の福原さんがバイオリン奏者としておられたので手を振って挨拶。京都市歌とドボルザークのアメリカ、「弦楽四重奏曲第12番」から第1楽章を演奏いただきました。10分足らずだが、心が和む。福原さんら京響のみなさんありがとう!
 
 本会議では市長と3人の副市長は和服姿。予算など審議する2月市会は3月20日までに決定。
まずは冒頭に市長から「平成30年度京都市予算議案市長説明要旨」の冊子を読み上げて提案説明。

 門川市長はFBに次のように書いている。
―――――市会本会議で、私の所信と、公約実現へ、来年度予算案に込めた思い、具体策をしっかりと提案説明しました。私の所信と共に、①日本の「こころの創生」を牽引する「世界の文化首都・京都」の実現、②京都の強みを最大限に活かした地域経済の更なる活性化 ③市民のいのちと暮らしを守り、子育て・教育環境を一層充実、④参加と協働による地域の個性と活力あふれるまちづくりの4点を重視した、来年度予算を説明。市会議員の先生方としっかりと議論し、未来の京都を切り拓くため全力を尽くします。――――

 その他の議案については岡田副市長が提案説明。
 
 この市会に提案された議案は、平成29年度分については補正予算に関する8件、条例の制定・改正に関する16 件、契約の締結・変更に関する4件、市道路線の認定に関する1件、損害賠償の額の決定に関する5件。
平成30年度分については一般会計や公営企業予算などに関する17件、条例の制定・改正に関する37件、その他の案件3件です。
 30年度の予算については一般会計7845億円、特別会計6664億円、公営企業会計2647億円と、過去最大規模の予算となっています。今年10月に新たに導入される宿泊税は5か月で19億円の見込みで、観光対策、混雑緩和等に充てられます。
 そして何よりも大きな議案は、3月15日から届け出の受付がはじまり民泊条例。

   <民泊条例を審議する予算特別委員会>

本会議は1時間ちょっとで提案説明が終わり散会後、しばらくして
住宅宿泊事業法の届出が3月15日から始まる事をうけて、民泊に関する条例はそれまでに議決しておく必要があり、テレビカメラが入る中で、ぼくも委員の予算特別委員会第2分科会が開会。消防局、都市計画局の関係者も同席して、保健福祉局から条例の説明があり、質疑が始まる。

 会派によって、立場は様々。ぼくも分科会に属しているのだが、同僚の山本ひろふみ議員は、簡易宿泊所(旅館業法)に駆けつけ要件が課されていない事、チャックイン時の面談について、住宅宿泊事業法ではITでも認められているのに、簡易宿泊施設については認められていない事、ハウスルールの徹底を担保する方法や、連絡先の公表、宿泊税の対応などについて、また隠塚議員はゴミ処理のことなど質疑。
 住環境との調和、市民と旅行者の安心安全はもちろん大前提です。それをいかに担保するのか?東山区で色々と市民相談を受けてきて、この問題の火付け役でもある中野洋一議員も熱心に傍聴。委員会は6時過ぎに終わり、各議員会で審議したのち、23日の本会議で議決されることになる。

 ぼくは委員会の合間を縫って、代表質問の原稿を仕上げてなんとか約束の夕方に議事課に提出。ほっと一息です。
 夜は、事務所に戻って雑務。

●2月15日(木)

 明日16日が代表質疑の質問項目出しの日なので、ぼくの質問のテーマに即して各局の担当者と事前のやり取り。
 午後、民泊条例について保健福祉局から議員団に詳しい提案。関係する消防局、行財政局、都市計画局の担当者と議員団に説明と質疑。

   <京都市の民泊条例とは>

 この民泊条例は、この間京都に外国人観光客が急に増大して、この2,3年、路地中などの民家が民泊になり、住民の生活が脅かされている。一方、規制緩和する住宅宿泊事業法が6月から施行されるので、この法律との整合性も含めて、どうするのか、この間議論してきた。

 京都市がまとめた新たな民泊ルール案の概要
・住居専用地域は年間営業期間を1、2月の約60日間に限る。町家は例外で新法上限の180日間まで認める。
・分譲マンションでは、管理組合が民泊を禁止していないことを示す書類の提出を求める。
・苦情対応などで管理者らが10分以内に客室へ駆け付けることができるよう半径800メートル以内の駐在を求める。
・営業の届け出時には、直近3カ月間、無許可営業を行っていないことを示す誓約書を提出させる。
・町家の一棟貸しなど旅館業法の許可を得た民泊にも同じルールを適用する。
 
 など。3月15日には届け出が始まるということで、2月23日の本会議で議決しなければならない。予算特別委員会で質疑されることなる。

 忙中閑あり。寺町三条上がるのヒルゲートの絵師貝原浩さんの展覧会。2005年に亡くなっているが、朝日ジャーナルなどで見た記憶がある。天皇や小泉首相ら政治家の戯画。ブラックユーモアか、怖い絵もある。べ平連のことを出版した阿奈井文彦さんの名前を見た。懐かしい人です。
 
 夜、ミモロちゃん来所。東京から京都に引っ越ししてこられた小沢誉子さんが、子猫の小さな人形に「ミモロ」という名称を付けて京都の様々なお祭りなど取材してブログに乗せて評判。よもやま話。ミモロちゃんに平安神宮時代まつりで会ったのは、もう6、7年ほど前かな。ミモロちゃん!これからもよろしくね。
 その後、代表質問の質問書き、ほぼ終わり明日、議事課に渡せるようになった。

●2月14日(水)

10時から議員会。子ども若者はぐくみ局、水道交通、産業観光局、教育委員会の順で18年度予算概要や補正予算その他の議案について説明があり、簡単な質疑。

    <岡島一清君の告別式>

 午後の議員会を途中で抜けて、岡島一清君の告別式に。家族葬ということで、友人知人町内の人はおられなかったが、ご親戚の方々でしめやかに執り行われた。子息が最後のあいさつで「実感がない」と述べたがぼくも実感がない。
 岡島君とは今は国際学生の家のところにあった錦林幼稚園で一緒だった。その後、小中高大学と別々だったが、選挙に立候補した頃から親しくなり、その後、当選してからも家も近所でよく家にも行き、一緒に飲んだ。またよくメールをくれて苦言を呈したりしてくれた。京都市のレントゲン技師として保健所勤務が長かった。退職して以降、犬の散歩で出歩いているときによく出会った。
 一言居士のところもあった。うるさい奴やなと、思いながらも憎めない男だった。風呂で亡くなったという。苦しまなくてよかったかも。しかしあっけないなあ。享年70歳。心よりご冥福をお祈りいたします。またそのうちあの世で呑もかいな!

 彼を見送ってから、議員会に戻って、2月市会で代表質疑をする山岸議員とぼくが、質問の第一稿を示して要旨を説明して、それぞれに同僚の意見を聞き、ところどころ書き直ししないかんのです。ということで夜は、代表質問の修正など。

 ニュースは冬季平昌オリンピックが始まっているが、北朝鮮のほほえみ美女軍団のことも話題になっているが、日本チームの若い選手が躍動しているなあ。また国民栄誉賞に羽生永世七冠が受賞。中学生棋士の藤井4段の活躍もあり、将棋界にいい風が吹いていいな。

●2月13日(火)

   <議員会>

朝、議員団室に京都府議会の民進党府民クラブの酒井団長と平井代表幹事が知事選挙のことで、西脇候補をよろしくとご挨拶に。選挙は3月22日告示、投票日は4月8日。相手候補は共産党が支援する弁護士の福山和人氏。さてどんな選挙になるのか。

 10時から保健福祉局から始まって消防局、建設局、環境政策局の順でそれぞれの予算など説明。この市会での大きな課題は民泊条例の制定について。改めてこの民泊問題では勉強会をすることになる。

  <海外行政視察団の報告会>

 午後3時から本会議場で海外視察団報告会。昨年9月に隠塚議員を団長としてフインランドとエストニアに「子ども若者はぐくみ局創設を契機とする福祉と教育の融合策と平成32年度実施の新学習指導要領を見据えた,生きる力を育成する教育制度・教育実践の具体化」をテーマとして京都市会の海外行政視察が実施されたのでその報告会。
 パワーポイントを活用してそれぞれの議員が担当をして、教育現場や図書館の運営など現地での成果を披露。委員会で議論に活かしてください。なお報告書は、3月末に発行される予定とのことです。

   <岡島一清君のお通夜> 

 夜、カミサンと岡島一清君のお通夜。突然の訃報で自治労保健福祉支部の坂下君には僕から伝えたので来てくれていたが、家族葬ということでご家族とご親戚での少ない参列者。酒を飲んだ後、家の風呂に入って出てこなくて、家族が見に行った時には、息が絶えていたという。あっけない。
 ご焼香して、顔を見るとにこやかな顔。なんでやねん!と声をかけた。長―い付き合い。この15年か、熊野に事務所を構えているころから、彼の家も近いので近所のお好み焼き屋でよく飲んだ。喧嘩相手がいなくなった。家で弔い酒。ショックや!
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