元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

緊急事態宣言 全国に拡大!

2020年05月09日 | 日記
●4月20日(月)

   <ひとくち日記 再開します!>

 みなさん、ご簿沙汰しています!コロナに負けないで!ぼくは元気です。

 さて、ふと思い立って「ひとくち日記」を再開、復活しようと思います。
 ぼくは、2000年から日々書き続けてきた「ひとくち日記」について昨年の選挙以ほぼ書き込むことを止めていた。
 ところが、今春、世界はコロナウイルスで震撼し、日本でも緊急事態宣言が出され、外出自粛せよ!とお達しも出てるし、誰もこんな時代になるとは思ってもいなかった。多くの人が亡くなり、経済や教育現場や医療やすべてが疲弊し。世界が、社会が大きく変わろうとしている。そして先行きが見えない!
 ぼくは、感染症の専門家ではないし、政治からもリタイアしている、いわば年金生活者の一人として、この時代を、記録しておくこととともに、日々の暮らしから思うことなどを書き残しておきたいと思い始めた。
 そこで、この数年、フェイスブックにて、日々やっていることや地域での活動や季節の花の便りなどをいろいろと載せてきたが、なにしろ時間があるので、手帳やまた新聞記事の見出しなどを参考にして、今年2020年(令和2年)の元旦から記憶も頼りに、あるいはFBの文章をコピペしたりしながら書き始めることにしたのです。3日坊主に終わらんことを自戒して。ご笑覧ください。

 そこでコロナですが、政府は20日、新型コロナウイルス対策として、全国民への10万円給付などを盛り込んだ総額25兆6914億円の2020年度補正予算案を閣議決定した。京都市は20日、新型コロナウイルスに感染した市内の90代女性と70代男性が死亡したと発表した。府内の死者は計5人となった。

●4月19日(日)

   <吉田山の里山を再生する》

 毎月第3日曜日は、吉田山の里山を再生する会の活動日。緊急事態宣言も出ていて不要不急な外出も自粛するよう言われていて、さてどうするかと悩みました。
 会としては中止ということにしました。されど、山の上の屋外でもあるので、有志が社会的距離を保ちつつ、マスクをつけて有志で作業。チッパーで剪定した樹々をチップ化する作業。2時間ほどチッパーの騒音?に耳栓をして、マスクをつけての作業。だいぶ慣れてきましたよ。
 ツツジが咲き始めました、愛犬の散歩中の音楽家、末松ヨッシーとも遭遇。小さな子供たちがパパと遊んでいる風景はいいね。コロナに負けるな!

 ところで。京都府は、感染を調べるPCR検査を受けた人数や陽性者の数、陰性者数をホームページで発表している。4月16日現在では、検査を受けた累計人数は2886人(前日比147人増)。このうち陽性者は225人(同10人増)、陰性者は2661人(同137人増)だった。日本でのPCR検査が圧倒的に少ないことが批判されている。安心感を持つためにもっとすべきではないか!

●4月18日(土)

我が家のモッコーバラが咲き始めました。

   <吉田神社の例祭>
 
 晴天の青空の下で、吉田神社の例祭。春日南都楽所による倭舞(やまとまい)や、調理された特殊な御棚神饌(みたなしんせん)を供え、コロナ感染防止と人々の安寧を願って厳かに祭事。
 「一生に一度は行きたい日本の神社100選」(宝島社刊)にも選ばれています。なお5月に予定されていた氏子講社大祭は中止になりました。
 例祭の後の直会(なおらい)はコロナ感染防止で参集殿では行わず、折り詰めをいただいて、各自、家で直会。お神酒酒は、地元吉田の松井酒造さんの「吉田山」でした。我が家も安寧でありますように。

 毎日、カミさんと家食。タコとケンタローへ持ち帰り第2弾。偶然、店にはレコーディングを終えた楠木しんちゃんが!数ある面白メニューの中のメキシコ風「タコタコス」で泡盛は「久米仙」を我が家でちびりちびり。ぜひ電話で注文してくださいね。みなさんの応援お願いします!

     <10万円給付 スピードが一番?>

 麻生大臣、10万円給付について「スピードが一番大事だ」と話した。給付の方法に関して「手を挙げていただいた人に(給付)となる」と言及し、自己申告制とする考えを示した。立憲民主党の蓮舫副代表は10万円の給付を巡り国会内で記者団に「途中経過がめちゃくちゃだ。二転三転の政策をみていると政権自体が危機だ」と話した。

●4月17日(金)

金曜日の朝は公園体操。八重桜が満開でした!

    <老母のこと>

 午前中、嵯峨野の高齢者住宅の老母のところに。コロナで感染が心配なので、この2か月はぼくが薬だけをもらいに行くことにしている。ちょっと眼のふちにシミみたいなものがあり、ちょっと痛いという。まあ様子を見よう。
 そこで、保険証と診察券をもっていつもの医院に往復。医師からは、いちど皮膚科に行っといたほうがいいですよとアドバイス。来週にもでも連れていくことに。

      <京都王藝際美術館での郭徳俊展>

その足で、西大路の京都王藝際美術館での郭徳俊さんという作家の作品展に。
雑誌『TIME』の表紙の歴代アメリカ大統領の顔のコラジューが面白い。また原始時代の壁画に描かれた小さな動物たちの絵の数々や抽象的な原色で描かれた顔など独創的な絵でした。1937年生まれで日吉ヶ丘美術工芸高校卒業。80歳を超えられてますね。お元気だそうです。スタッフの石田先生とお会いできてよかった。

 そのまま車で、腹が減っては、コロナに勝てぬ!一乗寺のラーメン街道に殴り込みをかけたラーメン店「神来」。神輿担ぎ手の今井君が店長ですよ!えらい時にオープン。負けるな!京都ラーメンで僕は好きな味。唐揚げも美味しかったよ!

    <非常事態 知事の権限>

 全国知事会は大型連休中の帰省や旅行、観光の自粛を国の責任で国民に呼び掛けるべきだと強調。知事の要請で休業した事業者らへの補償を重ねて求めた。
 知事による住民や事業主らに対する外出自粛や施設の利用停止の要請に法的根拠ができる。従わなくても罰則はない。事業主らが正当な理由なく応じない場合は「指示」を出し、施設名などを公表することは可能だ。臨時の医療施設をつくる目的なら土地や建物を収用できる。

 京都府は特措法に基づいた施設への休業要請を決めた。区域は府内全域で期間は18日から5月6日。遊興施設や劇場、運動施設などを対象。休業要請に協力した中小企業に20万円、個人事業主に10万円を給付する府独自の支援策も打ち出した。左京はカナートを拡張した「洛北阪急スクエア」も臨時休業すると決めた。

●4月16日(木)

     <30万円給付を撤回!国民一人に10万円給付に>

国内の感染者、1万人超える。
安倍首相、減収世帯に30万円を給付するとした従来方針を撤回し、国民1人当たり一律で10万円を給付する方針を表明。

この数日前から自民党の幹事長や学会のおそらく意向で10万円給付を言い始めていた公明党が首相に談判したようだ。補正予算の組み換えも必要になるが、早くやれよ。まあ選挙目当てにもなるだろうが、現世利益で人は動くのだ。さすが、公明党に年金生活者であるぼくは拍手を送ろう。

      <緊急事態宣言 全国に拡大>

 そして、緊急事態宣言の対象地域を全都道府県に拡大した。7日に発令した東京、大阪など7都府県から北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都を加えた計13都道府県を、特に重点的な対策を進める「特定警戒都道府県」と位置付けた。
期間は5月6日まで。感染拡大に歯止めをかけ、医療崩壊を防ぐには、大型連休中を含めた人の移動を全国一斉に抑える必要があると判断。

      <京都府も「特定警戒都道府県」に> 

京都府も「特定警戒都道府県」に指定された。事業者への休業要請が可能になるのだ。門川市長は「政府の危機感の表れ。ただ率直に言って対応が遅い」と批判し、市内に他府県ナンバーの車両が増えたと厳しい表情で訴え、「ぜひとも京都に来ないでいただき、落ち着いたときに来てほしい」と頭を下げたという。
 また、京都府は感染者が療養する宿泊施設として「京都平安ホテル」を1棟確保し、受け入れを始めると発表。府内で計900室まで増やす方針。

 京都の三大祭り、祇園祭の山鉾巡行も中止する方向とのこと。春の祭りもどこもかも神輿や剣鉾の巡行も中止だろう。ぼくも行列を歩く秋の時代まつりも中止になるやろうなあ。残念。

 ところで、観光庁は訪日外国人旅行者は19万人で、前年同月比93%減。出国者数も85%減の27万人で減少率は最大だった。観光立国を目指していた日本。そして観光客で経済も活性化していた京都は大ダメージを食らったのだ。

 このところの日々は朝7時30分頃、起きて朝シャンして、NHKの朝ドラ「エール」を見てカミさんと軽く朝食をして、庭にて新聞を読み、タバコを吸う。動物園の飼育係だった高橋さんの影響を受けて、米粒を庭に置いてみた。しばらく、し見ていたらハトが飛んできてちょこちょこと食べ始めた。FBに載せたら、キジバトだよと、教えてくれた。いやあ、癒されますよ。

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蟄居する日々

2020年05月09日 | 日記
●4月15日(水)

 とある福祉施設の法人の臨時理事会。この間の経緯について理事長から説明を受けて意見交換。よくわからんところがあるし、さて、もうすこし様子を見ることになった。

 夕方、吉田山を散歩。愛宕山に沈む夕陽が美しい。陽はまた昇るかな。

 さて、このところいろいろな本を寝る前に読むのが多くなってきた。
昨年、「吉田の森」で古本市を開催したときに、近所の知人が西村京太郎の推理小説、十津川警部が主人公の列車や名所を舞台にした作品をたくさん寄付してくれたので、活字の大きなものから読み始めた。

     <市バスも減便、百貨店も休業に>

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、京都市交通局は14日、市バスと市営地下鉄の一部路線を20日から減便や運休すると発表した。そらそうでしょl空気を運んでいるようなもの。この数年、市バスも地下鉄も観光客の増大で経営は順調で、混雑化対策のために増便して対処して、黒字になっていたがすべてパア!他の民間バスや叡山電車もどうなるのか。
 高島屋と大丸も今日から当面の間、食料品フロアを除いて全館を臨時休館することを決めた。友人も自宅待機になったという。
 京都伊勢丹は12日から全館休業に入ったばかり。京の百貨店は「休業ドミノ」となった。

●4月14日(火) 

    <吉田山の散歩が日課>

 この2,3日天気がイマイチだったので、日課となっている散歩をしなかったが、今日は、雲一つない青空の吉田山。ちょっと風が強かったが散歩。吉田山の里山を再生する会の清瀬会長と遭遇。桜の赤ちゃん?を発見しては、踏まれないように即席の籠で印をつけています。桜守さんです。
 なお4月19日は第3日曜日で定例の吉田山の里山を再生する会の活動日です。屋外でもあるのでマスクをしながら作業をする予定です。

   <わが青春時代とアサヒグラフ>

事務所では、1971年72年頃の「アサヒグラフ」をスキャン。71年の錦帯橋でのラブインや凧揚げの時、そして72年2月の反戦喫茶「ほびっと」の開店の時の原稿を僕が寄稿しているのだ。女優のジェーン・フォンダが、ドナルド・サザーランドらと一緒に沖縄やイワクニ、そして京都でも公演したFTAショーも懐かしいしいし、京都は三条河原での「橋の下大学」の記事もあったりで、青春時代を思い出した。これで、ほぼ、べ平連関係の資料のスキャン終わったかな。

コロナ関係では、新型コロナ感染拡大防止や経済対策強化を京都市が国に要望書を出し、また堀川病院の院内感染者が出始めている。医療関係者も危険にさらされながら、日々、奮闘されているのだ。ほんとうにご苦労様です。

●4月13日(月)
 
   <児童文学作家 越水利江子さんのこと>

曇天、寒し。このところ、本を寝る前とかに、よく読む。
今日は、友人の児童文学作家・越水利江子さんの「風のラブソング」を読む。彼女とは30年ほど前に出会っていて、昨年、わが「吉田の森」で古川豪のライブをした時にも来てくれた。
 「風のラブソング」は1993年に文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、日本児童文学者協会新人賞受賞を受賞していたのか、初期の作品。少女・小夜子が成長していく物語。彼女自身が育ったいくつかの場所が、なんとなくわかり、また昭和の時代の人々の暮らしがなつかしく思い出せる。
 その後、彼女はいくつもの作品を書いているが、昨年出版された長編の「ガラスの梨 ちいやんの戦争」は、彼女の少女の頃の自叙伝でもあり、とりわけお母さんの大阪大空襲などの戦争体験が強烈な記憶として描かれている。これからもがんばっていろいろと書いてほしい。

     <安倍首相、自宅で犬と戯れる?>

ところで、コロナのことで、安倍首相が、シンガーソングライターの星野源さんの楽曲「うちで踊ろう」の動画にあわせ、自宅で犬を抱いて、読書をしている姿がツイッターで流れ、「友達と会えない。飲み会もできない。ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています」などと外出の自粛を呼び掛けているという。テレビで面白おかしく取り上げられているが、笑うね!家にいるんやったら医療現場にでも行って関係者に激励にでも行ったらどうや!アホか!

●4月12日(日)

 春の嵐。終日、雨。家で蟄居。
 
    <高橋鉄雄著「京都市動物園飼育係ものがたり」>

 高橋鉄雄さんから頂いた「京都市動物園飼育係ものがたりースパイホール」を読む。三重県出身、小学校の時に田舎でメジロを飼った時から始まり、高校卒業後、京都市動物園に奉職。以来、45年間、ゾウ以外の飼育を担当されて、鷲などの鳥類やゴリラ、カモシカ、バイソン、ライオン、キリン、カバ、オラウータンやタヌキなどの飼育の苦労、悲喜こもごも、ご自分で描かれた挿絵と写真も楽しく、16のエピソードで、終章は、鶯で「鶯に勝る声なし春の山」で締めくくられている。
 彼の動物たちへの愛情にあふれた眼差しと付き合い?に感動するとともに抱腹絶倒の場面も。そして動物たちの生態を知ることができる学習書でもあります。 高橋さん、ありがとうございました!
 なお「スパイホール」とは動物の様子を見る「のぞき穴」のことだそうです。
 
夜は、このところ焼酎で晩酌。肥りすぎに気を付けないと。食後の皿洗いは日課になりました。

●4月11日(土)

 アメリカでの死亡者2万人を超える。トランプ大統領、大統領選挙をこの秋に控えて、経済だけを重視して犠牲者ことを気にしてない様子。

    <京都市、公園など封鎖!>

 京都市は、公共施設の大規模な利用停止に踏み切った。公園や運動場など屋外施設も多数含まれる。市は「密集すれば、感染のリスクがある。不要不急の外出を控えてもらうためでもある」と理解を求めるが、利用者からは「これまでは屋外は大丈夫とされていたのに」と困惑の声が上がっている。と京都新聞。
 子どもの楽園などの閉鎖は必要か。子供たちの気分転換のためにも開けといたらいいやないですか。吉田山を山頂公園を閉鎖したら、怒るで!
 
 ところで、久しぶりに参加呼びかけがあった国民民主党府連の幹事会が延期に。その他、諸団体や地域での予定されていた会議なども全部中止に。手帳はほぼ真っ白。

 宅急便で、動物園 京都市動物園で長年飼育係を勤められた友人の高橋鉄雄さんから「京都市動物園飼育係ものがたりースパイホール」(京都新聞出版センター)が送られてきた。高橋さんは、1965年(昭和40年)三重県の高校卒業後、京都市動物園の飼育係に。以来2010年に退職されるまで「飼育45年・一筋の道」を歩んでこられた。「朝粥の会」でも楽しいお話を聞かしていただいたし、写真展に伺ったこともある。読むのが楽しみです。

      <タコとケンタロー>

夜、久しぶりにタコとケンタローへ。持ち帰って家で。自粛ムードで家族連れも少ないし、学生さんも少ないしピンチ。テークアウトできます。ぜひ電話で注文してくださいね。みなさんの応援お願いします!電話075-771-4736ですよ。

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緊急事態宣言!

2020年05月09日 | 日記
●4月10日(金)

 毎週金曜日は公園体操。桜満開の下でいつものように汗を流す。引きこもりがちな年寄りやぼくにとっても週一回の体操は健康維持に欠かせない。

 緊急事態宣言が出たので、これを機に、アゴヒゲだけだったが当分の間剃らんようにしようと思う。昨年秋、サンタクロース役をした時も生やしていたが、人に会うこともままならないし、また伸ばそう!

    <京都も緊急事態地域の対象になるように知事ら要望> 

 京都市教育委員会は10日、全市立学校で同日から始まった休校中に週1、2回程度行うとしていた登校日の設定を取りやめると発表した。堀川病院(上京区)で院内感染か。
西脇知事と門川市長は、この1週間の京都府内の新規感染者は前週の1.8倍、人口1万人当たり患者数は全国5番目。宣言が発出された7都府県と同様の厳しい状況ということで、緊急事態宣言の対象にするように要望。
 
 世界の死者9万人 ニューヨーク州7千人。世界の感染者150万人、死者9万人に。さて、安倍首相が四月一日に、エイプリルフールに発表した全世帯に布マスク2枚を配る経費を466億円かかるという。いつ届くのかもわからん。

●4月9日(木)

 感染者5千人 京都府内で入院中の京都市の60代男性が死亡したと発表した。府内で感染者が死亡したのは初めて。

     <緊急事態下の左京>

 緊急事態宣言が出されたので、まちはどうなっているか散歩がてら巡回!

 季節は巡り春爛漫。銀閣寺交差点の疏水哲学の道は散り始めた桜の花びら堰のあるあるとこで桜のピンクの花の絨毯。人はご近所の散歩の人が散らほら、銀閣寺門前の土産物屋さんもシャッターが閉まっている。つい一か月ほど前開店したときは長蛇の列だった店もお客さんはもちろんいない。かわいそうに。
 法然院に静寂に包まれている。石楠花が咲き始めています。詩の個展をのぞいて、森のセンターで久山さんと久しぶりに会う。大文字山のガイドブックを出版するということで楽しみです。
 真如堂の青葉もきれいです!東山山麓、安楽寺、霊監寺、そして真如堂の新緑がまばゆい季節。

      <居酒屋へ、これが最後か>

 夕方、とあるイラストレーターの若い友人に同行して、友人の弁護士事務所に。契約書の破棄についての相談ごと。
 話が終わったのち、関田町の居酒屋さんで一献。次いで百万遍の居酒屋にも立ち寄ってひととき。これで居酒屋に行くのも当分の間、行けなくなるやろな。
 いつもなら春には学生でにぎやかになる春だが、大学も休校しているし、百万遍も閑散としている。居酒屋店の店主ら家賃の支払いもあるし悲痛だ。
 休業補償を政府は責任もってしないとあかんやろ!それと30万円の現金給付をするといってるが、恩恵にあずかる人あるだろが、制度がややこしいのだ。あまり評判は良くない。マスク配布も評判悪いよ!

●4月8日(水)

 午前中、ご近所のコンビニのオーナーさんが来所。ビルの持ち主から嫌がらせを受け、紛争が絶えなくて、この4月には閉店するとのこと。33年間営業されてきた。潮時という。お世話になりました。残念です。

 午後、ある福祉法人の理事さんたちと一緒に保管福祉局に。いろいろと適切な指導を受ける。これに対してどう改善をしていくのかが課題。

その足で、久しぶりに北庁舎の民主市民フォーラムの議員団室に行って、小島君から市会での取り組みなどを意見交換。

   <京都市のコロナウイルス感染防止対策>

 そして、市長室をのぞいたら偶然にも門川市長が在室。
緊急記者会見前の貴重な時間だったけれど、市民の命を守るために、がんばってと市長を激励。政府の非常事態宣言を受けて京都市の対応について説明を受ける。彼の体力も心配だし、前線で頑張っている市職員に敬意を表したい。

 政府の緊急事態宣言を受けて、市長は、記者会見で、京都も「緊急事態宣言に準ずる」と不要不急の外出自粛の要請。

 京都市の方針は、PCR検査の拡充など医療保健体制の強化することをはじめとして、

 市民には、(1)不要不急の外出・往来自粛。①換気の悪い密閉空間(密閉)、②人が密集している(密集)、③近距離での会話や発声(密接)の3つの密の回避。不要不急の外出の自粛の徹底(自宅周辺等における散歩、ジョギング等を否定すしない)。
 緊急事態宣言の出ている7都府県との往来の自粛。多人数での会食の自粛。飲食店、カラオケ店、ライブハウス、スポーツジム、パチンコ店、ゲームセンター等の利用を控えること。10名以上が集まる集会・イベントへの参加を避けること。
 不要不急の買いだめの自粛等、食料品、日用品等の購入の節度ある行動。事業者は価格高騰、買い占め、売惜しみをしないこと。生活必需品(食料品,日用品,医薬品等)の取扱店は営業の継続を。
 事業者への要請として、出勤前の体温測定とその結果の上司等への報告、時差出勤等を活用、テレワークの推奨など、 「3密」の回避、マスクの着用、ドアノブ、手すり等の定期的な消毒、手洗いや咳エチケットなど、職場における感染防止対策の徹底。臨時休校に伴う保護者の休暇取得への配慮。
 小売店や飲食・サービス店舗等に対し,十分な換気や可能な限り席と席を離し、レジ等における近距離での行列の回避、学習塾等においても、対面授業の休止等、
 
 大学等に対し、学生との連絡体制を確保するとともに、オンライン方式による授業等の取り組み、5月6日までの授業開始の延期。学生の懇親会、新歓コンパの自粛。
 
 市立学校・園の臨時休校については、入学式や始業式は行い、休校期間中の学習面など児童生徒等と各家庭への指導を適切に実施する機会を設けたうえで、臨時休業(休校)の期間を4月10日から当面5月6日まで。
 
  休校期間中の対応として、週に1~2日・2時間程度の登校・園日を設け、児童生徒等の健康観察や各家庭での生活・学習状況の確認を行い新たな学習課題の提示。小学校と総合支援学校での「特例預かり」を実施。部活動は全校種とも中止。学童クラブ事業は、市立学校・園における特例預かり終了後はもとより、週1~2日の登校・園日に対応。

 本市主催イベントは、5月6日まで当面の間全面中止。二条城、京都市動物園等、京都市所管施設等は、当面の間(5/6まで)で休館,利用停止。ロームシアター京都など現在予約の入っている貸館利用を除き休館。

 乳幼児健康診査をはじめとした集団検診の休止、さらに、企業活動等に対する支援企業活動等に対する支援として、相談窓口体制を継続、融資制度や補助金による企業支援、4月7日に閣議決定された生活支援臨時給付金(仮称)及び子育て世帯への臨時特別給付金等の緊急経済対策を有効に活用し、支援策を強化。

  そして観光客に対して自粛の要請に従い、新型コロナウイルス感染症が収束した後、安心して京都に来るように要請。
 などです。

 さて、自粛を要請するのはいいが、居酒屋や音楽関係者など休業補償が明確にされないのにどうすれば、いいのか!倒産するところも多く出てくる。明確な支援策と早急な対応が求められる!

 また全国知事会は、休業やイベント自粛の要請に応じた企業や主催者などに対する損失補償を国に求める緊急提言をまとめた。患者急増による医療崩壊を防ぐ体制整備への支援も訴えた

 学校現場は、再休校が決まった京都市立小学校153校で入学式。毎年、桜満開のとき、わが地元の第四錦林小学校の入学式に列席しているが、今年は、関係者だけでされた。ピカピカの一年生の今年は、受難の入学式。すぐに休校になるし、どう過ごすのだろうか。可哀そうや。

 緊急事態宣言の対象は、東京、千葉、神奈川、埼玉、大阪、兵庫、福岡の7都道府県。京都府もそれに近いらしい、各知事がこれから対処。医療崩壊を阻止する対策、ナイトクラブなどの休業要請、そして30万円の給付や企業恵の支援など経済対策も提案されたが、実効性とまた人権の確保など課題は山積 
 これから5月の連休明けまで。さて、どうなるのか。

 ところで、中国湖北省の武漢市は封鎖措置を約2カ月半ぶりに解除したという。

●4月7日(火)

   <緊急事態を迎えて想うこと>

 選挙からちょうど1年。ちょうど1年前、9期目の挑戦を目指した選挙で勝ち抜けず、リタイア。1年たって、コロナで非常事態宣言が出されるとは!

 誰もが初めて経験する困難な時代。第2次世界大戦で人類の生存が脅かされ、日本では、阪神大震災、東日本大震災など未曽有の自然災害と原発事故による大パニックも経験したが、コロナウイルスは世界を震撼させ、社会が崩壊しつつある。ニューヨークやフランス、パリなど都市封鎖をして、東京もロックダウン都市封鎖も辞さないというところまで追い込まれている。
 
 京都では、観光公害が争点にもなった1月からの市長選挙の終盤には、感染者が出現し門川候補は選挙運動をせずに対策に乗り出したが、2月2日の当選の報告会ではマスクをほとんどの人がつけていなかった。しかしその後、多くの観光客が中国を中心として来なくなり、花見小路など観光客でごった返していた京都の町も静寂な人ひとり歩いていないゴーストタウンに。観光関係の業界が大きなダメージを受け、生活に困窮する人が、自殺者もこれから出てくるであろう。
 学校も政府が2月末に休校を要請して、京都では3月の初めから小中校と休校になり、4月から再開しようといったん発表されたが、産業大学の学生の感染がクラスターの出現もあり、再度休校することになった。先の展望はない。オリンピックも延期になったが、1年先もどうなっているのか、
 発展途上国ではこれからが蔓延して、もっと多くの犠牲者が出現するであろう。
医療も経済も人間社会が崩壊する危機にある。

 これからは蟄居して、わが人生の軌跡を、特にべ平連の頃の青春を書き残す作業を粛々と進めることにしよう。

今日は、昼過ぎ、左京土木事務所に行って簡易舗装レミをもって宮崎町内会長と道路舗装。4月の人事異動で新たに赴任した人が挨拶に。

   <安倍首相記者会見で非常事態宣言>

 夕方、安倍総理は非常事態宣言を出す記者会見。テレビを見る。

 安倍首相は新型コロナ特措法に基づき緊急事態を宣言した。対象地域は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県で、期間は5月6日まで。

 首相は記者会見で、現在のペースで感染拡大が続けば感染者が2週間後には1万人、1カ月後には8万人を超えると指摘。人と人の接触機会を7~8割減らすよう求めた。
 政府は7日、臨時閣議を開き、過去最大となる事業規模108兆2千億円の緊急経済対策と、財源となる2020年度補正予算案を決定した。新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた家計やフリーランスを含む個人事業主への現金給付が柱となる。感染終息後の消費刺激策も盛り込んだ」
 対応が遅い、一方、人権が侵されるのではないか、という批判や、また多くの業種が休業に追い込まれ、休業補償がなかったら、零細企業は倒産して、経済が最悪になる。生活パータンも、変わる。外出の自粛など、人々は不安ななかで、また医療崩壊を防ぐためにも、緊急事態宣言を受け入れるしかないのか。我慢のしどころ。戦後70数年初めて経験する事態になったのだ。

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