元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

九州へ、そして東京日帰り       7月1日ー4日

2018年07月09日 | 日記
●7月4日(水)

  <東京日帰り 国民民主党、拡大総務会>

 九州から夕べ帰って、疲れもあるが、今日は東京日帰り。新幹線で東京へ。
 永田町の民進党本部だったところが、国民民主党になったが、ビルの屋上の民進党の看板は取り外されてなにもなし。また国民民主党の看板はつくのかな?
 
 で3時から大塚代表らと全国青年議員ネットワークの代表の田辺福岡県議と女性ネットワークの戸倉山口県議とぼくの3人で、今後の政策づくりに向けた対応について懇談。要は、前議員研修会に向けて自治体議員の配慮をして、どう運営するか、参加して満足感があるようにしたいと提案。また統一自治体選挙に向けた基本政策についてどうするか、など協議。
 そして、午後4時から、国民民主党になって拡大総務会に自治体議員フォーラムの代表世話人として初めて参加。大塚、玉木共同代表と意見交換も。
 
 以下は国民民主党のHPからの総務会の模様の要旨を引用。

 国民民主党は4日、第9回総務会を11ブロック代表幹事や自治体議員団等役員の参加も得て党本部で開いた。
 報告事項では大塚耕平共同代表が今後の政策づくりについて、今月中旬に東京で開く全議員研修会での意見交換、7~9月中に8つの調査会での基本政策の深掘り、学者・有識者との連携やバーチャルシンクタンクの設立などに取り組むことを通じて進めていくことを報告した。古川元久幹事長が(1)豪雨災害などに対して情報連絡室の立ち上げなど迅速に対応(2)党役員の補充人事(3)「未来先取り調査会(ABC調査会)の役員構成(4)全議員研修会の準備状況――を報告した。
 報告・承認事項では古川幹事長が(1)地域政党への財政支援・連携のあり方(2)政党交付金支出の厳格化と会計監査実施の連絡――を報告し、承認された。泉健太国会対策委員長と榛葉賀津也参院幹事長が「働き方改革」関連法案の参院採決時の経緯、延長国会の残された課題・方針などを報告し、承認された。
また法案への賛否を決定した。
 
 意見交換では、ブロック代表幹事や自治体議員団等役員から意見や質問が出され、国政候補者の擁立、立憲民主党との候補者調整、党の認知度向上の取り組み、政府が決めたイージス・アショア配備に対する党の方針――などについて執行部と活発な意見交換となった。


 一昨年秋から本部の常任幹事会にできる限り参加してきたが、ものの30分ほどで終わっていたが、拡大総務会になってみっちりと意見交換できるのは、大いなる前進。
 我らが泉ケンタ議員、働き方改革の法案に付帯決議を付けた成果など国対委員長として報告。彼の学生時代から知っているぼくは、感慨無量。
散会後、自治体議員局のことなど打ち合わせをして、ホッピーを飲むことなく帰京。ちょっとバテ気味です。

●7月3日(火)
 
    <議員団で他都市調査 2日目> 

 未明、4時頃か、トイレに行くとき目が覚めてテレビをつけると日本がベルギーに勝っているよ!おお、ええぞ!と思いながらウツラウツラ。眼が覚めたら逆転されていました。夢かうつつか、幻か。ともあれ、西野監督、おっさん軍団、ご苦労さんでした。
 
    <別府市の「手ぶら観光」を調査>

 台風接近で風強し。別府駅内の会議室で「手ぶら観光」の取り組みを調査。この4月より、全国初となる観光支援型「客貨混載」がスタート。大分空港で観光客から預かった手荷物をヤマト運輸大分ベースへ運び、そこから別府市内全域と大分市中心地(大分駅周辺)の宿泊施設へ手荷物を当日中に届ける、というサービスです。
 これにより、到着後、大きな荷物を持って移動するストレスがなくなり“手ぶら”ですぐに観光が楽しめるとのこと。一個1000円大きいのは1300円。荷物の流れは、大分空港内ヤマトカウンター受付→空港リムジンバス→ヤマト運輸大分ベースに運び、別府市や大分市内のホテルに18時までに配達するという。各観光地のロッカーの充実などにも力を入れているとのことでした。
 京都の場合、観光客が市バスにデカいトランクを乗せて市民が乗れない状況が最近多くて、問題なのですよ。なんとかしようよ!
 
    <大分市「トイレンナーレ」とは>

 別府の次に、20分ほどで大分市に。大分駅で昼食の後、大分市役所に。

 大分市では「トイレxアートで街づくり」という、3年前に実施された「トイレンナーレ」のヒヤリングと現地調査。台風が九州の西部を通過していて、雨はまだしも風が強くて傘がさせない!
おおいたトイレンナーレは、商店街の店舗や公共施設などのトイレを改造して15点程度の現代美術の作品を制作し、2015年に美術展を開催。大分県立美術館が開館するなど、大分市中心部に人を呼ぶ込むことを目的。3年に一度開催される美術展覧会を意味する「トリエンナーレ」とトイレから作られた造語だそうです。説明してくれた担当者、元気な青年でした!

 マイクロバスに乗って、雨の中、地下が自転車駐輪場になっているアクアパークのピンクの色調でまるいケーキのような建物に変身したトイレ。さすが女子トイレは見なかったが、男子トイレもピンクの色調でおもろいがな!京都精華大学の人らの作品だという。
 また県立美術館前の iichiko総合文化センターのトイレ。当時は子供たちの集めた人形などを飾ったらしいが、その一部が入り口に残っていた。大分焼酎の「いいちこ」がネーミングライツで会館の名前になってました。

 本来であれば3年周期のイベントが、来年にはラグビーワールドカップの試合が大分市でも実施されることから、開催を延期するそうです。

 さて、同僚たちは、大分から宮崎に列車で行く予定が、台風で運休。高速バスで行くことになったのですが、ぼくは、明日、東京で国民民主党の拡大総務会に招集がかかっているので、大分駅から青いソニックで小倉に立ち寄り、九州ラーメン食べて、新幹線で無事に帰京。実は、フェリーで帰りたかったが、台風で欠航して残念でした。また次の機会にでも。

●7月2日(月)

   <議員団他都市調査で岡山市に>  

 今日から議員団の他都市調査。新幹線のぞみは西に。岡山市に降り立つのは20年ぶりぐらいか、市役所のバスを迎えに来ていただき恐縮。
 
   <岡山市の町内会加入促進の取組みについて>

 岡山市では町内会加入促進の取組みについて町内会ハンドブックの作成など、町内会の支援策などの説明を受けて、特に先進的な取り組みとして電子町内会の開設については意見交換が盛り上がりました。説明してくれた人も自分の住んでいる地域で熱心に町内会活動をやっているとのことでした。まあ、どこも高齢化が進んでいますね。
京都市では、平成23年9月市会で「京都市地域コミュニティ活性化推進条例」が可決し、特にマンションを新築する建築主に,地域との連絡調整担当者を市に届け出ることを義務としています。
 また自治会・町内会やそれが集まった学区自治組織は,単に住民同士の親睦を図るだけでなく,子どもや高齢者を気遣ったり,災害や犯罪を防いだり,町を綺麗にしたりと公益的な活動も行っており,行政では手の届かないようなきめ細かい活動で,地域を支えてきました。加入率が低下して,自治会・町内会や学区自治組織が弱体化すると,そうした地域を支えている力が弱まってしまうことから,自治会・町内会を応援する取組を進めています。

   <羽場議員とおにき議員と>

 説明の後、岡山市議会の議場見学をしていると登庁していた長年の友人の羽場議員とおにきのぞみ議員が来てくれました。おにきのぞみ議員の「父」である中川健作さんは、同世代で米子市議。ぼくも長い付き合いだった。2015年に癌で亡くなった。66歳。おにきさんのお母さんが中川さんと結婚されていたのです。ゆっくり思い出話ができなかったのは残念。

   <病児保育広域利用の連携について>

 昼食の後、岡山城近くの岡山県庁に。ここは隠塚団長のFBを拝借。
「病児保育広域利用の連携について視察しました。基本的には病児保育は市町村毎の取り組みですが、岡山県では広域利用を始めています。これによって、設置できていない自治体にお住いの方も利用できますし、地域の違いにより病気のピークにズレがあるために、病院にとっても稼働率が上がります。広島県や徳島県でも実施されているとのこと。京都府も考える余地がありそうです。」
 説明してくれた女性の課長さんもこの制度を利用されたそうです。

  午後3時頃の新幹線で北九州は小倉駅で特急ソニックに乗り換えて、別府に。
食事の後は、明日の未明、ワールドカップのトーナメント、日本とベルギーとの試合があるので、焼酎もそれほど飲むこともなく部屋に戻る。

●7月1日(日)

 今日から7月だあ!もうすぐ祇園祭ですよ!

 日曜日の朝、大元講社として管理している我が家の近くの神楽坂の吉田神葬墓地を役員さんと草刈り。暑かった!鈴木家の墓もここです。ぼくもいつかここに入りますよ。京都の街が一望できるとこです。先日の地震で倒れた墓石もなくてよかった。
 
    <大原 尾見分校跡地のこと>

 シャワーを浴びてから左京区役所に。
 昨年11月市会で、京都は北山、大原大見地区の尾見分校の廃校の条例を可決したので、この間、地元住民と教育委員会との色々な課題について議論をしてきて、文書を取り交わしたり、大筋、老朽化した校舎の解体まで合意を得ることができた。解体後の土地をどう活用するのか、建設当時、土地を寄付された住民らとこの間、議論の中で提言されたいくつかの活用案を示しながら、意見交換。まだまだ時間がかかりそうです。
 
 夕方、事務所で雑務をしていたら、朋あり、遠方より来る。アメリカはシカゴで教員をしている札谷新吾君が夏季研修の生徒を連れて京都に滞在。娘のリナちゃんとタコとケンタローにて再会!リナちゃんは、近くの小学校に夏の間だけ通っているのです。
 
 別れてから事務所に戻って、議員レポート原稿書きやサボっていた「ひとくち日記」を書いたり。

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