元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

5月市会 終わりました。     5月27日ー31日

2017年06月07日 | 日記
●5月31日(水)

 朝、ご近所の人が相談ごとに。とある屋外広告物、看板のことなど。

 10時から昨日に続いて、市会改革推進委員会の正副委員長会議。委員長は田中明秀議員、副はぼくと共産が井坂議員、公明は国本議員と維新は森川議員に、京都は森議員が参加して、前文などの評価について意見交換。
 
 午後は、とある友人と昼ごはんして、事務所に戻る。

    <吉田山の松の活用>

 夕方は吉田山に。昨年、吉田山山頂の公園の枯れた松を京都市の公園事務所に危険ということで要望して業者が伐採してくれたのだが、その伐採した松を粟田学区の友人が散歩している時に見て、ぜひ新春餅つきのときに活用したいという申し出があり、吉田神社の神官にも同行してもらい友人と現地を見に行く。ええ話や!
 
    <この5月のこと> 

 ところで、今日で5月も終わり、もう6月やないですか。

 この5月は、韓国大統領選があり、革新系最大野党「共に民主党」の文在寅氏が大統領に就任。またフランスでは、極右政党のル・ペンを破って中道派独立候補のエマニュエル・マクロン氏が大統領に、39歳の若さとか。ルペンが大統領になっていたらどないなるのやろうと、憂慮してたが、まあ妥当かな。
 日本の首相、突如、憲法9条の改正を持ち出したり、共謀罪の成立を強行に採決、また北朝鮮のミサイル発射問題でキナ臭い世の中になったなあ。日本と世界はどこに向かうのか。

5月30日(火)

 朝、近衛広場に「毛虫にご注意」の貼り紙をしました。気のせいか、痒い!木曜日の朝9時頃から駆除の作業がされます。

 そして今日は5月市会の最後の本会議。
久しぶりに青木よしかさんが議員団室に。元気ですよ〜〜。
彼女は2年前の選挙で惜敗。その後、子育てや仕事をしながら元気を取り戻してきた感じ。よかったなあ。
 
    <本会議 ネーミングライツのこと>

 そして10時から本会議。補正予算は元山王小学校跡のフェンシングに練習場になる一件のみ。可決。

 京都市本庁舎改修工事及び新西庁舎新築工事請負契約の締結、8月1日を食の安心安全推進デーにする京都市食品等の安全性及び安心な食生活の確保に関する条例の一部を改正する条例の制定、また保健所を朝日ビルに移転させる京都市保健所条例の一部を改正する条例、ダンスホールなどの規制についての地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例、
 さらに京都市中央卸売市場第一市場整備工事請負契約、北区の楽只市営住宅新築工事請負契約、向島中学校区小中一貫教育校施設新築工事請負契約の締結など共産党は反対したが可決。その他、市道路線の認定と廃止も可決。

 監査委員には、自民の津田大三議員とわが民進党から中野洋一議員が、人事委員会委員に金剛育子さん、京都市教育委員会委員に星川茂一さん、人権擁護委員の推薦については青田勝郎さんら14 人に議会として同意しました

 そして、吉井議員が代表して、市の施設にネーミングライツ導入の際には、議決を要する範囲を定める京都市会基本条例の一部改正を提案全議員賛成して可決されました。

    <「教員の働き方改革を求める意見書」は可決>

 さらに、意見書ではわが会派が提案した「教員の働き方改革を求める意見書」は可決、「ギャンブル等依存症対策などの抜本的強化を求める意見書」は共産反対したが可決。同時に決議はこの間色々と課題のある民泊について「違法民泊対策の一層の強化を求める決議」を可決。まあ淡々と終わったね。散会後、市長や人事委員に就任された金剛さんが各会派に挨拶に。
 
    <市会改革推進委員会 正副委員長会議>

 午後は、市会改革推進委員会の正副委員長と維新、京都のメンバーも入れての会議。市会基本条例の評価をするにあたって、評価シートが作成されたので事前の打ち合わせ。各条例の項目について、いかに評価をするのか。できるだけ、各会派の合意を得るようにしながら進めようというのが方針で、異論があればそれは併記をするようにしていくことになる。6月14日の委員会開催までに素案を作る作業をしようということになった。5月市会が終わったから、暇になるかと思いきや、忙しいがな。
 
 正副委員長会議が終わって、カミサンと2週間ぶりぐらいかな、おふくろの様子見伺い。衣替えもしないかんので近くの衣料店に買い物にも。在職30年の表彰状を見せたら喜んでくれました。天気も良かったので屋上に。機嫌よく表情も明るくなりました。食欲も旺盛、夕食も完食!

●5月29日(月)

    <議員会>

 10時から議員会。明日が5月市会の最終本会議なので、意見書の調整や決議について、調整が順調に進められて、予定されていた時間に討論結了の委員会が開催。今回は補正予算もその他の議案も重いものがなかったので淡々と進んだなあ。
 わが会派から提出した「教職員の働き方改革を求める意見書」が山本ひろふみ議員の粘り強い調整力で、全会派共同提案として採択されたことが、良かった。

   <近衛広場にチャドクガの毛虫>
 
 その後4時前には議員会も散会になり事務所に戻る。
 つい2,3日前に、近衛広場に毛虫がいると、報告があったので山茶花の生け垣を注視すると、いますがな、小さな毛虫が隊列作ってるよ〜。いやはや。
 で、早速、FBにアップしたら、毛虫に詳しい人が、「茶毒蛾はとんでも無くアレルギー起こして凄い痒みです。見つけたら近づかないでください。植木屋がもっとも嫌な虫です。」とか、「チャ毒蛾のようですね〜!これは気をつけないとひどい目にあいますよ、近づかないように、特に子供達は気をつけないといけません」。「
「チャ毒蛾ですかね。飛んでる毛にも注意が要ります。刺されたらテープで毛を抜いて早く医療機関で治療を受けて下さい」と警告のFB。そらえらいこっちゃ!明日、建設局の緑政策推進室に連絡しよう!
 
 夜は、わが応援団の中心メンバーに集まってもらって6月11日に開催する市政懇談会の打ち合わせなど。

●5月28日(日)

    <左京大博覧会>

 日曜日。10時過ぎに左京区役所に。朝カフェのみなさんが中心になって左京大博覧会。
 みんなで食べて遊んで歌って、学びの遊園地がキャッチフレーズ。キッズ用品の交換会、鯖街道のビデオ、食べ物コーナー、ダンスや音楽、雑貨の売り場やら老若男女が楽しそうに区役所の1階フロアで和気あいあいと。スタッフのみなさん、ご苦労様。福井県は若狭町のみなさんも。左京は鯖街道でつながっているということで、町の職員さんもがんばってました。
 浅野区長や知人らとしばし語り、次のイベントに。

    <京都インターナショナルスクールのフェスティバル>

 昼前、堀川中立売の元聚楽小学校跡地の京都インターナショナルスクールのフェスティバル。さすが国際色豊か、タイ、メキシコ、ドイツ、アメリカ、イタリア、中国、韓国などの料理と体育館ではバザーや子供たちを着飾るコーナーに、子供たちのダンスタイムも。みんな楽しそう。
 アダム校長が、子どもたちの水の標的に。「やれるものならやってみな」と書かれてたが、こどもたち、喜んで、水を浸したスポンジを校長めがけて投げ込んで、校長先生、水でズクズク。

    <京都市消防団総合査閲>

 午後は南に下がる。久世橋近くの消防活動センターで京都市消防団総合査閲。毎年この時期に開催される。今年はさわやかな天気でよかった。
 市内11分団が1年近くの練習の成果を披露。左京代表は上高野分団、大奮闘!通常点検が終わっての挨拶では、団長さんが涙目でした。ほんとうにお疲れ様でした。結果は、伏見区の春日野が最優秀賞。

 で、実は、ぼくは通常点検を見届けてから、近くの友人のマンションを尋ねる。小学校時代からのわが友井口悟君が亡くなってほぼ1年。5月には納骨も終え、そして、部屋をリニュアルして落ち着いていた。仏前にて焼香。子息が介護をよく頑張ってた。がんばれよ!

 消防の査閲が終わり、いちど帰宅してから、夜は、祇園は白川のほとりで議員団の懇親会。いつものようになんやかんやと言いながら、食べて飲んでの時間。二次会に行くこともなく、鴨川はみそそぎ川のホタルを見ながら帰宅。
 
●5月27日(土)
 
 土曜日、午前中、ちょっとゆっくり。

 今日の昼ごはん。叡電元田中前の「めんてい」。うどん定食とイワシのフライ。ちょうど消防団員募集の叡電が通っていくところでした。

   <「笑いの内閣」の「日・韓・米 春のツレウヨまつり」>

 午後、下鴨のアトリエ劇研で「笑いの内閣」の「日・韓・米 春のツレウヨまつり」のアメリカ編。ネトウヨのことを描いた社会派演劇。「国よりも私を愛して」と、面白おかしい芝居です。ぜひ見に行ってくださいね。

「笑いの内閣」を率いる高間響君に出会ったのはもう10年は経つかな。西部講堂でのプロレス芝居以来の付き合い。
「ツレがウヨになりまして」の舞台はいずれもとあるスーパーマーケットで、たとえばアメリカ編では、ミル・マスカラスの握手会を企画しているところに右翼の連中が嫌がらせに来るというところから始まる。ラブストリーもあり、面白おかしく話が進む。もちろんトランプ大統領も登場。高間君曰く「世界中の自国が好きなナショナリストをぶった斬る」芝居。
 ぼくの友人の子息も出演していてビックリでした。番外で、演じられた「君の名は」は女子高校生と某高貴な人が入れ替わるというお芝居。いやはや戦前やったら不敬罪ものや。

 その後、とある喫茶店に久しぶりに立ち寄り、先輩と偶然出くわし話が弾み、その後は、下鴨の西川ローズ寝装館での樋口姫美子さんのフラワーアレンジメント作品展にも行きました。花園でしたよ!

 帰途、下鴨神社糺の森を久しぶりに走ったが、世界遺産を破壊するということで反対運動もあったマンションは、ほぼ完成していたが、風景にはなじんでいたと感じましたよ。

 夜は、吉田神社参道前のチェルキオで2か月に一度の恒例のチェルキオの会。ワインを飲みながらワイワイ。京大博物館の元館長の大野先生を三重県は津博物館に訪ねようと、盛り上がりました。

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桑原武夫先生蔵書廃棄問題と在職30年表彰   5月22日ー26日

2017年06月07日 | 日記
●5月26日(金)

    <全国市議会議長会表彰伝達表彰式  在職30年表彰していただきました>

 朝9時30分から理事会室で全国市議会議長会表彰伝達表彰式。10年表彰のみなさんとともに議員在職30年以上特別表彰を寺田議長から受けました。
 10年表彰は、わが民進党から中野、天方、山本議員の3人。自民は、山本、田中明秀、吉井、西村議員、共産は赤阪、西村議員。そして30年は共産の山中渡議員とぼく。
 1987年昭和62年、ぼくは38歳の時に、3度目の挑戦で初当選。以来、平成の時代を駆け抜けてきたことになる。副議長も拝命したし、繰り上げ当選もあったし11票差での逆転勝利もあったし波乱万丈の30年でした。京都市政の発展、市民生活の向上、まちづくりになどいささかでも寄与できていたら幸いです。心より御礼申し上げます。初心忘れることなく、生涯現役、これからもよろしくお願いしますね。
 
    <日本南画院 表彰式>

 それから議員会に少しだけ顔を出して、すぐにウエスティン都ホテルでの日本南画院の表彰式に。熊野神社の近くのマンションに事務所を構えていたときお向かいが南画院の事務所だったご縁があって毎年呼ばれています。
 優秀な作品には文部大臣や各知事表彰などが授与されるのだが、ぼくは京都市長表彰と教育委員長表彰状を門川市長と在田教育長の代理として手渡す役です。京都市美術館が改築で3年間使えないのでご不便をおかけしていること、そして会場から窓越しに東山や吉田山が眺望できたので、歓迎の意味でその案内もさせていただきました。表彰式の後は、町田会長らと受賞者の皆さんと記念撮影。

 今日の昼ごはん。粟田神社前のお好み焼き屋「ぼんぼり」さんで焼きそば定食。美味かったあ〜。このお好み焼き屋さんは粟田神社の剣鉾保存会の皆さんのアジト?ですよ。
 
 そして午後は議員会に。各会派から昨夕提出された意見書についてすでに調整が始まっていて、担当の天方、山本議員から随時その進捗状況を聴きながら、議論をして方向性を決めていくいつもの光景。
 夜は事務所で「ひとくち日記」や民進党の機関紙に地方自治体議員フォーラムのことの原稿を書いたりの雑務。

●5月25日(木)

     <議員会>

 5月市会も終わりに近づいてきたので各会派10時から議員会。
 今後の日程の報告などのあと、補正予算やその他の議案について各委員会での質疑の模様や論点など各議員から報告を受けて、賛否の態度を決めていく。
 また理事からは、ネーミングライトにかかわることで、市会基本条例の改正の提案のことも。これは京都市美術館の京セラの名がかせられることになり色々と議論になったことを受けて、議会の承認がいるという提案。賛成の方向で検討を始める。
 意見書については、過日、「きょうと教組」から要望のあった教員の定数是正や超勤問題、働き方改革に関する政府への意見書の提出については、民進党議員団として提案することにして意見書の調整役の山本ひろふみ議員にその任をお願いする。

    <自治体議員ネットワークと連合議員フォーラム>

 議員会が散会後、民進党京都府連で自治体議員ネットワークの幹事会を開催。ぼくが代表世話人ということで、今後の予定、総会の開催のことなど淡々と決める。
 そして、ラポールでの連合議員フォーラムの幹事会。連合京都の役員と民進党の各総支部の幹事が集い、自治体要請の政策のことや今後の研修会の開催のことなど協議。懇親会では、各地域の課題などについて話題になった。京丹後市から
谷口議員が久しぶりに来たので、久しぶりに二次会にも行きました。

 ニュースは、文科省の前川務次官が、安倍首相の友人が理事長の四国の加計学園の獣医学部新設計画問題で、「総理の意向」で文書もあったと記者会見し、「行政の在り方がゆがめられた」と批判。捨て身の告発だあ。森友学園問題といい安倍首相、色々とお友達に便宜を図っていやはるのですなあ。

●5月24日(水)

     <京都駅八条口 貸し切りバス駐車場を視察>

 市会はまちづくり委員会と産業交通水道委員会が開かれたがぼくはなし。
 そこで以前から約束していた京都駅八条口の再整備に伴う貸切バスの発着の様子を視察に行くことにした。
 まずは鴨川は勧進橋横の京都高速道路の下の駐車場を見に。ここに一旦バスを待機させてから修学旅行生を乗せた新幹線が到着するまえに連絡があり、この駐車場を出発する。これをショットガン方式という。20台ほどのバスが待機していた。
 それを見届けてから、八条口に。修学旅行生の出迎えでごった返す八条口の観光バスの駐車場を視察。高速道路下の駐車場からショットガン方式で20分ごとぐらいに新幹線が到着する時間を見計らって八条口に来る。そしてガイドに先導された修学旅行生たちがそのバスに手際よく乗り込むのです。12台しかスペースがないので、一部は東本願寺前にも行くことになるのです。
 5月末から6月上旬、修学旅行シーズンには、なんと10時台だけで80台のバスが発着するのですよ!京都は修学旅行生を100万人受け入れているので、出迎えは大仕事。観光バス協会の役員さんらが待機して出迎えられています。そして東本願寺前では、京都市の歩くまち京都推進室のスタッフががんばっていました。ご苦労様です。
 
 午後は、地元をウロウロ。久しぶりに会う人もいてがんばってやと声をかけていただくとうれしいね。元気出していこう!

 そして、民進党の党員・サポーター募集の締切日ということで前原事務所に立ち寄り、諸々の話も。民進党への支持率が上がらない中、友人らに党員・サポーターになってというのは苦労しますよ。でも鈴木を応援する意味でよろしくとお願いしてなんとか目標近くに達したかな、と思っている。感謝です。
 一応、締め切りは5月末ですが、今後も随時、登録可能です。党員は6千円。サポーターは2千円です。よろしくお願いします。

●5月23日(火)

     <教育福祉委員会>

 本日は教育福祉委員会。10時から始まって、終わったのは午後9時前。くたびれました。

 まずは、保健福祉局。付託されている京都市食品等の安全性及び安心な食生活の確保に関する条例の一部を改正する条例の制定については、昨年、食品衛生組合から提出された請願をぼくも紹介議員になって全員が賛成して採択したので8月1日を食品安全安心の日にするという条例。紹介議員としてひとこと。
 京都市保健所条例の一部を改正する条例の制定については、市役所の4階にあった保健所が市庁舎の再整備で近くの朝日ビルに移転をするということ。各区の保健所が保健センターになった時の議論など持ち出しながらぼくもひとこと。

 理事者報告は、障害福祉サービス等の利用者負担上限月額について。
 陳情審査は伏見区の違法民泊の迅速な取締り及び営業の即時停止等について議論。観光客が増えるのは良しとしても民泊問題は大きな問題なのです。

 一般質問は、国民健康保険や障害者スポーツの推進について質疑もあり、ぼくは、昨日垣間見てきた区役所における保健福祉センターの設置について感想を述べて市民がわかりやすいようにするように注文をつける。
 
 教育委員会からは、付託議案、向島中学校区小中一貫教育校施設新築工事請負契約の締結について報告と質疑。

     <桑原武夫先生の蔵書、廃棄問題について>

 そして、市立図書館における寄贈図書誤廃棄について、理事者報告が始まる前、教育長以下、出席者が謝罪。
 
 京都新聞(4月27日)の記事を引用しておく。

 「桑原武夫氏の蔵書1万冊廃棄 京都の図書館、市職員処分」
京都大人文科学研究所を拠点とした「新京都学派」を代表する仏文学者、故桑原武夫氏(1904~88年)の遺族が京都市に寄贈した同氏の蔵書1万421冊を2015年、当時、市右京中央図書館副館長だった女性職員(57)が無断で廃棄していたことが27日、分かった。市教育委員会は同日、女性を減給6カ月(10分の1)の懲戒処分とした。
 蔵書は1989年に市国際交流会館(左京区)が開館した際に寄贈され、一般公開されていた。市教委によると、2008年に京都に関する資料を収集する機能を備えた右京中央図書館がオープンしたのに合わせ、蔵書を同館に移動させたが、保存場所がないとして、向島図書館の倉庫に移した。15年に向島図書館の職員から、「置き場所がなく処分したい」と女性職員に相談があり、了承したという。
 今年2月、市民から「蔵書を閲覧したい」と右京中央図書館に問い合わせがあり、同館職員が「廃棄した」と答えたため、市民が市教委に連絡。市教委が調査し、発覚したという。市教委は「貴重な蔵書を廃棄してしまい、大変申し訳ない」と話している。
女性職員は生涯学習部の担当部長で、27日付で部長級から課長補佐級へ降任した。」

 委員会では謝罪の後、経過報告と今後の対策などが淡々と説明。
 
 ぼくは、この土曜日に右京図書館の桑原武夫コーナーを尋ねたこと、桑原先生の業績やご自宅に伺ったこと、また1987年に発せられた「世界文化自由都市宣言」の起草者であったこと、国際交流会館が開館したとき、先生の書斎があったこと、またアスニ―で「創造的市民」を発行されたことなどに触れながら、廃棄されたことが無念で悔しいこと、なぜご遺族に相談しなかったのか、などなどを発言した。委員会の開催が発覚後1か月近く経過しているのでぼくの怒り狂っていた気持ちも落ち着いていたが、鎮魂の気持ちを込めて諭した。ほんまにけしからんことだよ!そして残念なことでした。真摯なる反省を求めます!

 以降、伏見工業高校跡地に建設計画のある『新定時制単独高校の創設に係るワーキンググループ』まとめ」の策定についての報告と質疑。
 一般質問は4人の議員が、登下校の見守り活動、京北の小中一貫校、教職員の働き方改革、図書館における学校史、記念誌の切り取り事案について質疑があった。

 そして午後7時を回っていたかな、新たにこの4月に創設された「子ども若者はぐくみ局」との質疑。

 理事者報告は、保育所等及び学童クラブ事業における利用児童等の状況、京都市子どもの居場所づくり支援事業補助金の創設、児童養護施設退所者等支援事業におけるアンケート調査案についてあり、それぞれ質疑。
 一般質問では、障害児保育や市営保育所の民間委託について質疑があり、その後、区役所におけるはぐくみ局の創設についてこれも昨日左京区役所での様子を見てきたことを踏まえてぼくもこれからの職員の研修などについて質疑をしたのです。
 委員会終了は20時35分。嗚呼シンド!皆様、お疲れさまでした。

●5月22日(月)

 今日は、補正予算を審議する予算特別委員会は小委員会が開催されたが、ぼくはこの委員会に属していないので、市役所には行かず。

      <左京区役所にて>

 午前中は左京区役所に。この5月の連休明けから、こども若者はぐくみ局の創設に伴い、各区役所の機構も大きく変わった。保健センターが福祉事務所の一部と統合されて保健福祉センターに。また保育行政や児童福祉などワンストップで対応できるように「こどもはぐくみ室」が設置され、区役所の一階はそのままだけど2階と3階のレイアウトが変わり、担当部署の配置も変更された。市民サービスが向上すればいいのだが、職員も慣れるまでにはちょっと時間がかかるかな。

 その新たな区役所の様子を見学しつつ、ひとつは隣人とのトラブルで悩んでいるご家族のことで保健福祉センターの精神保健の担当者と相談。なかなか解決策は見つからないなあ。また過日、相談を受けていた浄楽学区の避難所設置の問題で担当副区長からこの間の経過などを聴き、今後の方向について協議。

 昼ごはんは、友人とファミレスで食しながら、悩み事の相談も。

 そして天気がいいので、忙中閑あり。宝ヶ池で一服。比叡山と国際会館をバックにして緑深まる景色はなかなかのもの。餌をやる人がいて鹿がすぐ近くまで下りてきて人になついている。餌やりは問題だし、鹿が草木を食べるので色々と問題なのだよ。姉妹都市のメキシコはグアダラハラ市から寄贈されたモニュメントもありますよ!

 松ヶ崎のおじゃこの「たけのうち」さんにもご挨拶に。ここのちりめん山椒は名品ですよ!

     <共謀罪反対のビラまき>

 夕方、市民運動を熱心に取り組んでいる友人と高野イズミヤで待ち合わせして民進党の「共謀罪」のビラを高野団地にポスティング。久しぶりに歩きました。少し歩くだけで偶然にも3人程の知人で出くわして四方山話。
 この共謀罪、テロ等準備罪法案と言われているが、ほんまかいな。市民や労働組合の活動を監視して、共謀だ!ということで、捜査対象になるかも。ぼくは特定秘密保護法から連綿と続くこの流れは危険だ!市民の自由と民主主義の根幹を揺るがすものではないかと危惧している。いやな世の中になってきた。
 ビラを撒き終えて西の空を見たら夕焼け雲がきれいやった。

 事務所に戻って、明日の教育福祉委員会で桑原武夫先生の寄贈された蔵書が廃棄されたことについて質問するべく桑原先生のことを色々と調べる作業とメモづくり。

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