元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

補正予算を可決 台風襲来の週末 9月28日ー9月30日 

2012年10月04日 | 日記
●9月30日(日)

     <台風襲来 白杖安全デー>

 台風襲来。聖護院の自主防災訓練や岩倉など運動会も中止の連絡。
 されど10時前に市役所前に。毎年この時期に視覚障害者の福祉向上に向けて取り組まれている「白杖安全デー」に。市役所前広場には傘を差した参加者が200人ほど。
 「白杖見たら声をかけて、何かお手伝いしましょうか?」がテーマ。これをアピールするために募集されたポスターを制作した成安造形大学の女子学生が表彰、そして、当事者の方の体験談も。ぼくもこれから白杖の人を見たら声をかけてみよう。久しぶりに梶寿美子さんにも会えたよ。傘をさして歩くのは危険ということでパレードは中止になりました。

 帰宅して久しぶりにテレビで将棋を見てうたた寝。3時過ぎ、風雨が強まるが事務所に行って雑務。それほど雨音も風も強くなくて、災害を心配するほどのことはないかな。
 夜は松本清張の「危険な斜面」を見ながら焼酎で晩酌。平安神宮のサクラや円山公園の「いもぼう」の場面も出てきた。

 ニュースは台風速報とともに野田内閣の第3次改造内閣の人事。わが民主党京都府連の会長の山井議員は国会対策委員長の重責に担うことはすでに決まったので、興味はわが2区総支部長の前原議員の入閣。どの大臣ポストに就くのかな?

●9月29日(土)

 台風接近、されど晴れの運動会日和の土曜日。まずはわが家の校区の錦林小学校の運動会に行って、またわが地元吉田学区は母校の第四錦林小学校の運動会から、さらに隣の校区の養正小学校の運動会をハシゴ。校長先生や地元の各種団体の人らとともに子どもたちを応援。

 午後1時にはウイングス京都での自治労京都府本部の定期大会。橋元委員長が主催者挨拶。わが民主党の国会議員や府市会議員も多数来賓で座る。公共サービスの向上に向けて、がんばってや!

 午後3時過ぎには、久しぶりに同志社今出川キャンパスに。中学校のグランドだったところに新しい校舎が建設中。雰囲気が変わったな。久しぶりに総政会の役員会に出席。11月に予定されている総会で予定していた記念講演が流れたので、どうするか、知恵を出し合う。会長の松田君は宇治市役所の管理職だが、水害でたいへんやったみたい。ちょっと疲れ気味かな。

     <吉田山荘 名月コンサート>


 夕方、わが町内の料理旅館「吉田山荘」での名月コンサートに。台風接近の曇り空でお月さんが見えなかったのは残念でした。
 ピアニストの横山幸雄さんの演奏。ピアノの直ぐ横で、その指の動きに目を見張る。スゲエ!楽譜なしで、ベートベンの「テンペスト」、シューマンの「子供の情景」、リストの「ハンガリー狂詩曲」、ショパンの「子守歌」など軽やかに時には激しく演奏。
 プロフィールを見るとショパン・ピアノ・ソロ全212曲コンサートで18時間に及ぶ全曲暗譜演奏偉業を成し遂げギネス世界記録を更新したとか。すごいピアニストの演奏を聴けて至福のとき。庭では、秋の虫が鳴り響いていたよ。

 ニュースは、左京区は下鴨神社近くの住宅地で起きた殺人事件の犯人が逮捕。同志社女子大職員の職員ということでびっくり!
 また橋元「日本維新の会」も正式に誕生したらしい。台風の目になるだろうが、いつか空中分解するのか、注目のところ。

●9月28日(金)

    <市会本会議 補正予算を可決>

 10時から本会議。冒頭、まちづくり委員会で議論されたマンション問題についての請願を採択。
 一般会計歳入歳出決算などを委員会付託することを決めた後、災害復旧に6億円、道路の安全対策に6億円、不活化ポリオワクチン接種に4億円など39億円の補正予算について予算特別委員会の繁委員長が審議された内容について委員長報告。
 その後、自民、共産、民主からは隠塚議員、そして公明の議員が、議員報酬の一割カットで生じた7900万円を、木造住宅耐震改修助成事業に2000万円増額、通学路の安全対策事業に5900万円充当する修正案の提案をそれぞれがして補正予算を全会派一致で可決。共産党は京都マラソンの補正については反対。付帯決議は賛成多数で可決。淡々と終わりました。その後、決算特別委員会の正副委員長や正副主査の互選。

    <議員研修会>

 午後1時から地方制度調査会会長の西尾勝氏による「地方分権を推進する広域連合の在り方について」と題した議員研修会が本会議場で開催。行政学者としては有名な人だが、国の出先機関の廃止問題から始まって多少面食らった。
 その後、関西広域連合の課題、また道州制構想の問題、首都圏と関西圏と沖縄や北海道、四国との落差や大阪都構想や政令指定都市の関西広域連合の参加など粛々と講演。道州制が近い将来に実現することはありえないであろう、というのが結語。京都市も関西広域連合に加入して自民党の井上議員を一人、広域連合の議会に送っているが、そう煮詰まっているとは思えないなあ。

 終了後、わが地元の近衛町の住民が来室。都市計画局の担当者と細い路地におけるアパート建設計画について、道路の幅員について建築基準法と照らし合して法的に可能かどうか、どうか懇談。

    <鴨沂高校・校舎の全面建て替えに> 

 夕方は、鴨沂会館で鴨沂高校同窓会の理事会。山岸校長がゲストに来ていただいて、鴨沂高校の現状と建て替え問題などについて報告と質疑。
 京都府教育委員会は、全面建て替えに向けてまずは相国寺近くの旧成安女子校の校舎を仮校舎として来年4月から移転。以降、校舎を解体して埋蔵文化財の調査などをして、現在地に新校舎を建設。28年夏には新校舎に移るという計画。また府教委の方針で総合選抜制度が廃止されて、単独選抜になること、さらに制服導入も提案していると報告。地域性、総合制、男女共学制の京都の「高校三原則」で育ったぼくは、色々と思うことはあるが、これも時代の流れかな、と思う。
 なお紫野グランドには昼間定時制の高校を府教委は計画しているので、代替グランドはどうなるのか、ちょっと心配や。今後は同窓会として、建て替えを巡ってどう協力するか、資料の整理や記録をどうするかその後議論。いずれ寄付を集めることになります。卒業生のみなさん、よろしく。今ある校舎の見学をして青春時代の思い出を脳裏に焼きつけときや。

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