元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

林家とんでん平さんの落語会     7月13日ー17日  

2012年07月20日 | 日記
●7月17日(火)

     <祇園祭 山鉾巡行>

 今日は祇園祭山鉾巡行の日。10時過ぎ、議員団室に。市役所前で辻回しなど見る。夏の陽射しが眩しく、熱中症か、気分が悪く座り込んでいる人も。夕方、同志社経済学部の伊多波先生の授業で事業評価システム論を講義すべく行政評価や事務事業評価の担当者から資料をもらったり、レジメを書いたり右往左往。

    <同志社で事業評価システム論> 

 山鉾巡行の夕方は、祇園石段下での三若の神輿を夕方見に行くのだが、今年は、久しぶりに同志社今出川キャンパスに。「体験的政策評価論」と題して、伊多波良雄教授の授業で講義をする。20人ほどの経済学部の受講生。
 自治体の役割や京都市の行政評価や事務事業評価を中心に喋る90分の授業だが、色々と驚いたこと。京都に住民票を移していない学生が90%。京都府知事も京都市長の名前を誰も知らない。新聞を読んでいる人はと聞いても手を上げる学生は、ほとんどいない。誰か政治家の名前を知っている人はと聞いても反応は鈍いし、ゴミの分別もしていない。もちろん二十歳になったところだから選挙に行ったこともない。経済学部だからか、地方公務員になろうとする学生は皆無かな。「大学のまち京都」の諸施策についても時間を割いたが、イマイチの反応。徒労感を味わった。諸君、政治や社会の勉強をもっとしてくれよ!終わってから、

 過日の授業で講師をした、今は大商大教員の西嶋淳君と焼酎を飲みながら京都市の地域コミュニティ活性化条例と地域自治会と町内会の在り方など喧々諤々の議論。

●7月16日(月)

 ちょっと元気になった。来客は、わが地元の近衛中学校のプール工事をしている知人の業者。埋設土から水銀が検出されて、予定の工期が大幅に遅れたことの報告に。色々と経緯を聞く。

     <大雨の被害状況は>

 それから昨日の大雨の被害が気になって、北区は衣笠の金閣寺近くの開キ町に。紙屋川という小さな河川の谷あいにあり、砂防ダムの水があふれて家屋が被害にあったようだ。1時間に90ミリほど降ったという。泥の処理などたいへん。
 また左京区は市原野の友人宅を訪ねて、被害の状況などを聞く。災害警戒地域に指定問題でいちど話を伺ったことがあるが、あともう少し大雨が降り続いたらたいへんなことになったかもしれないな。また鞍馬街道筋では山から流れてきた土砂を処理する作業でご苦労されている人の姿や、京都精華大学近くの長代川では、堤防が決壊している箇所も。
 九州ではこの間の大雨で多くの犠牲者が出て、浸水箇所も多々あったようだが、被害にあったみなさんにお見舞い申し上げます。

 夜は、祇園祭宵山に。四条にある自転車組合の会館でのバーベキューパーティに。古川理事長ら組合員のみなさんらと懇親を深めて、そのあと四条通りの雑踏を歩いて長刀鉾などちらっと見て帰宅。梅雨も上がりたくさんの人出でした。

●7月15日(日)

     <京都も大雨>

 未明、激しい雨音が気になったが、特に行事もなく、疲れもあってか目覚めたのは10時過ぎか。東京の友人から京都は大雨で大変でしょう、と電話。昼のニュースを見ると北区の方で浸水して救助隊が出動しているとのこと。されど、鬼の攪乱か、終日、ダウン。たまにはゆっくりしないと体が持たんよ。ぼんやりと一日を過ごす。

●7月14日(土)

     <二ノ瀬バイパストンネル工事起工式>

 朝、林家とんでん平さんを我が家から送り出して、一路、市原野小学校へ。府道京都広河原美山線二ノ瀬バイパストンネル起工式に。
 この通称鞍馬街道の二ノ瀬は狭隘な道路で、この間、色々と陳情を受けてきたが、長年の地元住民の要望がようやく実を結ぶことになってトンネル工事が始まることになった。地元は、鞍馬のみなさんをはじめ北部の自治会の役員さんらが式典に参列。竣工は、26年度、828mのトンネルで完成すれば貴船や鞍馬までの観光バスはもとより、地元住民の利便性も高まる。
 市長の式辞、議長の来賓挨拶などあり、工事請負業者の安全宣言の後、鍬入れ式。乾杯の後、鞍馬小学校児童によるお祝いの言葉と鞍馬音頭の披露。前原議員も地元議員として来賓で出席、随分尽力してくれたことでしょう。長年の要望が実現することで地元議員として感慨無量。安全に工事が進むことを祈るよ。

 帰途、とある道路工事に係ることで現場に行って関係住民と話。どういう解決策があるのか思案のしどころ。

     
     <前原誠司後援会 ふれあい夏まつり>

 夕方、恒例の前原誠司左京後援会の「ふれあい夏まつり」。今年で15回目。わが同輩の井上雅茂君が(前・前原事務所長)が実行委員長。600人ほどの参加者で熱気。子どもコーナーや餅つきなど後援会のメンバーが実行委員になり、南京玉すだれやバンド演奏も。左京選出の府市会議員が壇上に。ぼくも壇上で挨拶して、各テーブルを回り、また打ち上げにも参加して次回選挙は民主党に厳しいけれど選挙を頑張ろう!と激を後援会のみなさんに飛ばす。前原議員は、特に日航の再建話をして、この間の小沢グループ離党問題などについても言及。消費税問題や原発再稼働問題についても理解を求める挨拶でした。

●7月13日(金)

      <人権電話相談日>

 朝9時半に荒神橋を渡って京都地方法務局に。人権擁護委員として電話相談の担当の日。電話相談は2回目。緊張しながら待機。
 午前中は一件も電話は鳴らずになんとなくほっとする。午後は、京丹後市から来られた人権擁護委員の方と丹後ちりめんの趨勢について色々とお話を聞きながら電話を待つ。この8月末に京丹後市で自治体議員ネットワークの研修会を予定しているので色々と参考になりました。
 2時過ぎに相談ごとの電話。某病院からの患者さんらしき人からの電話。15分ほどじっくりお話を聞く役。少しは気持ちが楽になったかな。電話相談の難しさを痛感する。

 3時過ぎに事務所に。相談ごと一件。色々な案件が舞い込みます。

       <わらいぶ、末松よしみつさんの歌と林家とんでん平さんの落語> 

 午後4時前には、北の国から札幌市会議員で落語家の林家とんでん平さんが、わが吉田中大路町に在住のミュージシャン末松よしみつさんと来所。つい2週間ほど前に決めたイベント<「わらいぶ」-落語と音楽で笑顔あふれる時間を!>の日。
 末松さんがリハーサルしながら夜の打ち合わせ。とんでん平さんは、林家三平の最後の弟子。末松さんとの縁でわが事務所のカルチャーガーデン「吉田之森」と名付けたフリースペースでの公演。ちょっと雨模様で宣伝も十分にできなかったが、20人ほどのお客さんが来ていただく。
 末松さんの知床旅情の歌の元歌から始まって、「このまちが好き」?などぼくよりちょっと若い世代で歌い続けていて、縁をいただいた彼に感謝。そしてトリは林家とんでん平さん。小樽からリヤカーを引っ張って林家三平に弟子入りして、50日後に師匠が亡くなったという。33年前のこと。その後落語をしながらリヤカーを引きながら全国放浪の旅に。初めて見て聞く手話落語に久しぶりに「お初天神」の本格的な落語を聴くことができて至福の時。来れなかった人、残念でした。

 打ち上げは、とんでん平さんを囲んで末松よしみつさんの連れ合いのピアニスト西谷玲子さんと娘さんを一緒に近くのお好み焼き屋のログで一献。娘さんは、わが鴨沂高校卒業で今は路上音楽もしているという元気な女の子。がんばりや!楽しいひと時でした。とんでん平さん、末松さんありがとう。

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