奇跡への絆

図師ひろき

揚水式という発電

2009年09月20日 23時52分03秒 | Weblog


 小丸川発電所の視察に行ってきました。

 休日にも関わらず、九州電力の方に案内をしていただきました。

 丁寧な説明をありがとうございました。

 この発電所は、九州に3つしかない揚水式発電所で、発電能力は最大120万キロワットと、家庭で平均3キロワットの電気を使うとすれば約40万軒分をまかなうことができます。

 揚水式発電所ってご存知ですか?

 普通の発電所は、川をせき止めて、水が一定量溜まると放流して発電しますが、揚水式は、山の上にダムを造り、水をいったん山の上に吸い上げて、その落差を利用して発電します。

        

 また発電機を動かしたり止めたりすることが短時間にできるので、他の発電所や送電線の故障で電気が足りない時や夏場に電力が不足がちになるときなど、緊急発電することも大事な役割になっています。

 山の上と下のダムを結ぶ地中水路トンネルの長さは約2800mもあり、地下発電所は地下約400mのところにあります。

 さらに上部ダムは長さ166mもあり、そのスケールの大きさには圧倒されます。

 ダムというよりは山の上の湖という感じです。

         

 “あっ!ネッシーだ!!”
 
     
 
 そんなわけないですよね・・・

     

 雨に負けず、職員さんは作業をされていました。

         

 この発電所の近くには、発電所展示館“ピノッQパーク”やえほんの郷などがあり木城町と九州電力が協力して、新たな観光ルートの開発にも力を入れています。

 そして何より、発電所に向かう途中に以前紹介した、郷の駅“鹿遊茶屋(かなすみ)”があります。

 本格手打ちそばとそばを使ったオリジナルスイーツを是非一度ご賞味ください。

 イケメン店長が最高の笑顔で迎えてくれますよ!

 店長さんのブログも覗いてみてください。
 
 http://blogs.yahoo.co.jp/nikkamasa