奇跡への絆

図師ひろき

ベッドが足りない

2009年09月18日 23時10分27秒 | Weblog


 まだ県庁に残って一般質問の準備をしています。

 24日(木)14時から登壇することが決まり、質問事項に関する情報収集と原稿作成に追われています。

 明日からは連休ですが、敬老会や運動会などの行事に参加する以外は資料と原稿との格闘が続きます。

 今回の質問項目の1つに“新型インフルエンザ対策”について県の対応を引き出そうと思っています。

 県はインフルエンザ対策のため新たに担当部署を設け、専門スタッフが感染拡大防止のため関係機関と連携をとり、昼夜問わず走り回ってくれています。


        

 皆さん、ご存知ですか?

 厚生労働省が発表した内容によりますと、新型インフルエンザのピーク時期は、10月の上旬から中旬にかけてになっています。

 さらにピーク時の入院患者数は、全国で4万6000人を超えると推測しています。

 これを宮崎県に当てはめると、県民全体の20%が発症した場合、1日あたり411人、また県民の30%が発症した場合では617人が入院すると想定されます。

 県内医療施設の600床を超える入院ベッドを新型インフルエンザ用に確保しておくということは、物理的に到底無理です。

 入院ができないような状況になれば、在宅治療体制に切り替え、訪問診療や訪問看護にマンパワーを集中させ、ピーク時をやり過ごすことが必要になってきますが、何より治療が必要な状態にならない、つまり感染予防が最も重要になってきます。

 県は“新型インフルエンザ対応ハンドブック”を47万部作成し、市町村を通じ、各家庭に配布をしておりますので、是非参考にしてください。

 知識を共有して、なんとしてでもインフルエンザ感染拡大を食い止めましょう!!