東神吉町をゆく(1) 東神吉村誕生
「東神吉町をゆく」をはじめます。
きょうはその第1回、東神吉町誕生です。
明治22年4月1日、全国的な市町村の再編が実施されました。
それにともない、地図の六ヵ村が合併して「東神吉村」が誕生しました。
少し、経過を付け加えておきます。
江戸時代、ここには、神吉村・天下原村(あまがはらむら)・升田村・升田新村・砂部村(いさべむら)・井ノ口村・井ノ口新村・六本松新村の八カ村がありました。
まず井ノ口村・井ノ口新村・六本松新村ですが、これら三ヵ村は明治11年7月に合併して「井ノ口村」となりました。
しかし、井ノ口村は同郡(印南郡)の上荘の都染(つそめ)に同じ地名があるため、明治22年10月「西井ノ口村」と改称しています。
もう一村、地図に「升田新村」の名が見えませんが、升田新村は東神吉村の誕生後、明治39年8月、出河原村(でがわらむら)と名を改めました。
そして、東神吉村は昭和31年9月30日、加古川市と合併して加古川市東神吉町となって今日に至っています。
さっそく、これらの村を訪ねたいのですが、その前に升田山を歩きましょう。秋の升田山からの東神吉町を眺めてみましょう。
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