東神吉町をゆく(61) 旧北条街道
加古川市米田町平津の国道2号線の交差点は高砂・北条線陸橋となっています。
この道は、北の西神吉町あたりで大池・新池の東を通り、志方町投松(ねじまつ)へぬけ、加西市北条へ続く広い北条線(北条街道)です。
写真は、現在の「北条線」以前の、明治18年(1885)に完成した「北条街道」です。
現在の北条線に並行して走る、やや細い道がありますが、それが旧北条線です。
「この道を北へ行くと喫茶店「明日香」のある交差点に出ます」といえば、旧北条線(街道)がお分かりになると思います。
今も、地区の大切な生活道路です。
以下は蛇足です。
明治18年以前、特に江戸時代以前の北条道(街道)は、今の北条街道とはコースも異なり一部は各所に残るのですが、細い農道のようで、説明がなければ、それがかつての北条街道とはほとんど分からない状態になっています。
が、北条への産業道として、そして、何よりも法華山一乗寺への参詣道として大切な役割を果たしていました。
*写真:旧北条街道(明治18年完成)・加古川バイパス付近より南(昭和41年撮影)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます