上村池遺跡(うえむらいけいせき)説明会
きょう(29日・土)の午後、八幡町中西条の「上村池遺跡」の説明会に出かけました。
1月25日の神戸新聞の朝刊に上村池遺跡(八幡町中西条)の「奈良期の大型建物跡発掘」の記事の最初の部分を読んでみます。
・・・市文化財調査研究センターによると弥生時代から平安時代にかけての遺構、遺物が確認されている複合遺跡。
1016年度には同市八幡町上西条の1500平方メートルを発掘調査し、飛鳥時代から平安、鎌倉時代にかけての集落跡を発見した。
今回は、ほ場整備事業に伴う発掘調査で、面積は約600平方メートル。
16年の調査場所の西側に位置し、昨年11月から調べていた。
地面に掘った穴に柱を立てる「掘建柱建物」の跡とみられる柱穴は、複数棟分を発見。倉庫跡とみられる物もあったという。
柱や溝等の穴は、180ヵ所以上あり須恵器等の土器片も出土している・・・・
なお、調査員さんの説明では、「この辺は、まだ全体の調査が行われておらず、全体の調査が進めば奈良時代の大きな集落跡が出現し、ここは望理里(まがりのさと)の中心地であり、建物跡から判断して「望理の里」の役所の所在地かもしれません」とのことでした。
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