9/16 湯田中温泉から志賀高原木戸池まで40分ほど。
まずはホテルのフロントに行って、志賀山から大沼へのルートを聞いた。
バスの便がわからなかったので、大沼から引き返すつもりだったが、いったん大沼に下りたら登り返しがたいへんなので、そのままバス停に抜けるほうがよいとのことで、乗れそうなバスの時刻など調べてくれた。
我流でルート決めなくてよかった。
レンタカーのキーはフロントに預け、トレッキングシューズに履き替え、ザックに雨具も入れて、8:50小止みになった木戸池を出発します。
標識も落下ルート
大沼池まで5.5km(直行の場合)と読める
木道のあと、しばらく急な登りの山道に
小さなヒョウタン池
渋池
このまま歩きやすいハイキング道をまっすぐ進めば四十八池まで行けるのに、志賀山登頂のために、左に道を入っていく。
険しい登りが続く。もう、いやや。
雨で滑るし、ドロドロに
ゴゼンタチバナの赤い実
この辺りの登りの道で真新しいボールペンが落ちていた。
キティちゃんのストラップ付。
こんなところで落としたら、ゴミになるがな。
私は筆記具を持ってくるのを忘れたので、ちょうどよかった、もらっとこ。
最近、通ったハイカーのかな。
こんなトレッキングやっているもの好きはウチらだけではなかったのね。
11:10 志賀山2035ⅿ登頂、霧雨展望なし
YAMAPアプリで現在地確認。合ってる
ここから、少し下って再び裏志賀山へ登り、霧がなければ展望が効くようなベンチに座ってボソボソと昼食。
写真撮る気力も無し。しぶとく細かい雨が降る。
四十八池湿原まで下ってトイレ
何の実かしら=イワショウブ
(mt77さんに教えていただきました)
青空が映えたら池塘がきれいだろうに
尾瀬のような池塘がいくつか
12時半、ここで、一組の観光客に行き会ったあと、バスに乗るまで、誰とも出会わず、霧雨のうす暗い山道をひたすら黙々と歩いたのでした。
大沼池へは急ではないが、延々と下り道が続き、ときどき、木道がある。
Rくんは下りは腰がツライというので、私のストックの1本を貸してあげた。
しばらく、ゆるい木道の前を歩いていたRくんの姿が突然消えたかと思ったら、見事すってころりんひっくり返ってた。
その調子に突いたストックも中ほどでポッキリ。
Rくんは恐縮していたが、生身の骨折でなくてよかったよ。
ストックはいくらでも換えが効くし。
よく見えないけど、1時間ほどで大沼池へ
夏は賑やかだろう大沼レストハウス
トイレあり
霧深く怖いほど何もない
湖面に犬神家の一族のシーンが出そう!
霧雨の白樺道
真夏なら避暑地の雰囲気?
左側が大沼池なのに何も見えない
大沼池東端
ウメバチソウ
林道をひたすら下っていく
ハゼ?1本だけ真っ赤に
15:10 ようやく、道路に出た
大沼池入口バス停
バスが来るまで40分もあるけど、とりあえず、帰るバスがあってよかった。
6時間半、12.3km 24,500歩の雨中行軍が終わった。
濡れたものを整理したり、おやつ食べたり、車もほとんど通らないし、ホンマにバスが来るんやろか。
ここで、「ええもん拾ったわ!」とボールペンを見せたら、Mちゃんが「それ、あたしの!」だって。
何のこっちゃら(笑)
雨にぬれたストック1本がどうしても、押しても引いても縮められない。
乗客は何人でしょう?なんて賭けしたり、時間通りの15:50に霧の中から現れたバスは運転手だけ。
運行経路がよくわからなかったが、山の駅というバスターミナルで、このバスがこのまま行先変更になるようだった。
16時にようやく木戸池温泉ホテルに到着。
晴れていれば、たいしたことのなかったルートかもしれないが、濡れたり、視界が効かなかったりで、ほとほとくたびれた。
夕食前の源泉かけ流しの温泉がどんだけ気持ち良かったことか。
蕎麦鍋が美味しい。
3夜連続のリンゴの天ぷら、何度食べてもホクホクと美味しい。
研修生の若い女子がいっしょうけんめい給仕してくれました。
へっとへとのあとのビイル!
いやはやお疲れさん
点線が足跡
1戸隠 2飯縄山 3戸隠花伝舎 4湯田中温泉 5志賀山大沼池 6志賀高原横手山 7地獄谷野猿公苑