ローザンベリー多和田
ここんところずっと長袖シャツブラウスを着ている。
前ボタンを上から下まで留めるのが面倒だけど、それも指先の運動。
体に付かず離れず、暑過ぎず寒過ぎず、体のプヨぽよも隠してくれる。
でも、半袖も少し出しておこうっと、衣装ケースやタンスや開けてたら。
あ、こんな七分袖ブラウスあったんや!
昨年、頻繁に着倒してたのに、まるで憶えてなかった。
記憶の抜け感が怖しい。
従妹の娘に赤ちゃんが生まれて、顔を見に行ってきました。
今の子は生まれたときからしっかりした子ども顔というか、小顔というか。
ほとんど泣きもせず、半日うとうとすやすやの大人しい男の子だった。
夏になると冷房という寒さが襲ってい来るので、首巻用の細長いスカーフを買った。
朝素材はチクチクするので綿100%のストライプ。
さあ、衿元もカバーして…
5/20 屋久島3日目も快晴。
朝9時に宿を出発なので、1時間ほど散歩に出た。
といっても、川べりを散策するくらいしか行くところがない。
宮之浦川畔に建つ田代別館
透き通った湖水のように静かな宮之浦川
河口に近い所なのに岸辺が岩でゴツゴツ
公園でよく見かけるありきたりのシャリンバイも南国風に見える。というか、元々は南国海岸沿いの木らしい。
川の流木にアオサみたいな苔みたいなのがびっしり
景色が南国海岸風
宿の横の大きな桑の木の実
バスの中から宮之浦橋?
屋久島観光センターに寄ってキャリーケース荷物を宅配で送り、お土産を買って、ひとつ目の観光の永田いなか浜へ。
冷たいたんかんジュースがうまい!
文句なし晴天、視界くっきり、海が青い!
沖合に薄く煙をはいた硫黄島。
山からの花崗岩が砂になっているため、黒粒の砂が混じっている。
産卵のためにウミガメが這い上がってきた跡。
足跡とお腹を引きずった跡がわかる。
益救(やく)神社
「アコウ」の大樹
昼食にまたまたトビウオのから揚げ
巨大な花崗岩一枚岩の岩壁を流れる落差60mの千尋(せんぴろ)の滝。
展望台から遠望なので間近に見る迫力はないが、セメントで塗り固めたような岩肌が不思議な感じがする。
登るのがめちゃくちゃ険しいらしいモッチョム岳
屋久島空港出航まで時間的にかなり余裕があったので、添乗員さんがプチ観光を付けてくれた「トローキの滝」
駐車場から歩いて急な狭い散策路を下りていく。
滝が直接海に落ちているところは北海道以外では非常に珍しいって。
たんかんアイス、さっぱり柑橘。
自然食品のお土産
17:05屋久島空港発。
飛行機の眼下に見えた種子島は屋久島とちがって平べったい細長いぞうりみたいな島である。
屋久島は島全体が花崗岩の塊で、九州一標高が高いため雲ができて雨が多いので巨大な緑のボールのようだ。
屋久島と種子島、すぐ近くに並んでいるのに成り立ちも姿も形も対照的なのが見て取れて、私はやっぱり歴史より地理が好き。
鹿児島空港を20分で乗り換えて、18:00発のJALに乗って薄明るいうちに伊丹空港19:10着。早っ!
3人とも帰宅しても何もないし、伊丹空港で夕食を済ませることにした。
ハンバーグ、カツ丼、とそれぞれ好きなものを注文したが、私のカレーが異様にぬるい。
ラストオーダーギリギリだったので鍋の火を落としていたのかな。
こういったクレームは、自分ではぜんぜん言えなくて我慢してしまう私ですが、友だちが店員さんに言ってくれたので、すぐに熱々のに交換してくれた。
美味しかったです。
旅の最後に不満があればあとあとまで気分悪いもんね。ありがとう。
2泊3日の屋久島ツアー、半分も廻れてないけれど、お天気最高だったし、なかな魅力的な島でした。
(1) (2)
アカボシタツナミソウ
5/19 縄文杉へ
屋久島縄文杉日帰りの詳しいコースはこちら
宿を5時に出発なので、目覚ましは4時。
私は3時前に目が覚めてしまい、そのまま寝床で待機。
朝ごはんと昼食の分、2つお弁当が配布されて、4時半に部屋でもごもごとお腹に詰め込んだ。
荒川登山口まで約1時間ちょっとかかる。
バスの中で夜が明けてきた
バスはクネクネと森の中をグングン登って行く。
登山口に5:15到着
荒川登山口標高600mから縄文杉標高1300mまで、標高差700m、距離11kmを歩く。
3班に分かれて、それぞれに山ガイドが付き、準備体操と説明のあと、二番手で出発。
うっそうとして薄暗い上、コンデジの瞬間立ち止まり撮影のため、ぶれぶれ。
ヒンヤリと肌寒いので、重ね着して歩き始める。
トロッコ道は昭和44年に営業終了しているが、トイレ設備など維持管理のために現在も使われているそうだ。
それにしてはレールが錆びていたけれど。
観光トロッコを走らせたら、もっと大勢のお客を運べて、縄文杉まですぐに行けてしまいそうだが、もちろん世界遺産だから、そんなことはできないんでしょう。
ガイドのあとを付いて行きます
昔のトロッコ台座?
枕木の大きさが大小交じり、歩幅が合わなくて、とても歩きにくい。
おまけにけっこうな速度で行くので、回りを見渡す余裕もなく、足元だけも見ながら付いていくのに必死である。
リュックが重くて肩に食い込むし(軽量ザックなので肩ベルトが薄かった)、このトロッコ道の歩き始め単調な1時間余りがいちばんしんどかった。
樹齢千年以上の杉を屋久杉と呼び、それ以下は小杉という。
これは小杉かな。
少し開けて太陽に当たると暖かい。
数回川も渡るが、小さい川は手すりも無く慎重に。
森の中に入ると肌寒く、至るところ苔だらけ
ひと月に35日雨が降ると林芙美子が書いたけど、新緑のさわやかなこの時期は湿気もなく、じっとり感ゼロ。
屋久島感半減(笑)といっても、雨の中を11時間も歩くなんて考えたくも無し。
晴天でよかったです。
?杉
どの屋久杉も似たような形大きさでなんだかよくわからない。
この辺りはトロッコの枕木の上に薄い木道を貼ってあるので、格段に歩きやすくなった。
屋久島の森の特徴は、枯れたもの腐ったもの、なんでもかんでもが苔に覆われて、その上にあらゆる植物の種が落ちて、別の植物が成長していくという「着生」で森が作られている。
屋久杉も古い杉に2代目の杉が生えて、その上にまた別の杉が根を下ろした三代杉というのがある。
どれが本来の杉の枝なのか混沌杉。
時刻は8時。この看板を見たとき、ええっ―!縄文杉まであと3時間!
足がだるい。
ここまできてようやく、翁岳と九州最高峰の宮之浦岳(たぶん右の方の)が見られる。
?杉
橋を渡って、トロッコ道終点大株歩道入口のトイレ休憩所
本格登山道開始
いきなりの急登が30分続く、翁杉
翁岳(たぶん)
「蛸杉」じゃなくて「逆さ杉」
薄赤茶色の樹皮のヒメシャラ(夏椿)
ウイルソン株に到着!
ちょっとした休憩広場というか、人が多い。
(以下、帰路に撮った写真も混ぜて)
豊臣秀吉により伐採されて京都の方広寺に使われたとか。
屋久島最大の切り株。
中から入口側を見る
空がハート形に撮れる場所はほんの限られた所と見上げる角度で決まる。
私は適当に撮ったらあまりハートになってなかった。詰めが甘い(笑)
友だちの採った写真「ハート」
ウイルソン株からアップダウンを繰り返して1時間、木製のテラスのあるところでやっと昼食お弁当。
ガイドさんがガスコンロでお湯を沸かしてお味噌汁を作ってくれる。
雨が降っていたらどうやって食べるんですか?と訊いたら、「傘さして」って。
ホントに雨降らずでよかった。
友だちが朝に宿でポットに作ってくれたコーヒーをいただく。
というか、350cc入りポットにドリップバッグ1つ使用では余りにも薄すぎたけど。
手持ちの水やポカリを飲んで、お弁当を食べたら、だいぶリュックは軽くなったけれど、不要のものはここに置いておけばいいということで雨具や傘、防寒着などをデポしておいた。
縄文杉まで残り30分。がんばろう。
大王杉
登山道で唯一触れる屋久杉
「夫婦杉」途中の枝が両方に融合している。
ジャーン!縄文杉だ!
樹齢5千年とも6千年とも。4千年よりは古くないらしい。
って、こんなもん?縄文杉!縄文杉!縄文杉!テンション上げなきゃ。
根元を傷めないように離れた場所に展望デッキがいくつか組んである。
少し上のほうから見ると、幹も枝葉で隠れてしまい、どこからどこまで縄文杉?
回りの木と交差して高さもハッキリとらえられないし、ガスや霧で覆われていたらある程度幽玄の世界であるんだろうけど。
なので、写真ではさほどももんでもなく、実物はスゴイよ!というほどももんでもなく、「縄文杉は混沌の古代木である」
20分滞在のあと、再び険しい山道の同じコースを戻る。
帰路は山中泊以外は登ってくる人もほぼ居ないので、さくさく下りていけるが、途中でパソコンから印刷したような簡単な地図を持った軽装の1人登山の男性と行き違った。
こんな時間から縄文杉まで行ったら日没までに帰ってこられない。
ガイドさんが声掛けをする。
「小屋泊まりですか?」
「夜間は寒いですが大丈夫ですか?」
「上着を着ますから」「気を付けてください」
小屋泊まりの人はみんなアルミマットなどかなりな大荷物を担いでいるのに、どう見ても、私らより小さいナップザックのハイキング恰好である。
縄文杉のあたりは夜間は10度を切るだろうし、小屋といっても無人の避難小屋みたいなところで防寒も火の気もなし。
シュラフも食料も自分で用意する必要がある。
ガイドでなくても私でも心配だ。
竜の杉?
トロッコ道まで下りてきて、ホッと一安心。
屋久鹿に屋久島猿
屋久島の林業が盛んだった昭和の半ば、ここに小杉谷小学校があった。
今は、門の石柱と広場が残っているだけ。
食虫植物のモウセンゴケ
ときどき、ガイドさんが立ち止まって説明してくれるが、健聴の耳でももそもそと聞き取りにくいしゃべり方だと言ってた。
安房川のほとりで最後の大休憩。
友だちが靴を脱いで川で足を冷やしてたら、「出発します!」
急いで靴下履いて靴履いて、ガイドさんがわざわざ紐を結びに来た(笑)
白骨化した枯れ杉?
往復11時間かけて登山口へ。
ガイドに急かされたおかげで、一番乗りだった。
ツアーの事前日程表には10~11時間となっているので、決して早く着いたわけでもなかった。
3番手のグループが戻るまで15分待ったんだから、もうちょっとゆっくり歩いてくれてもよかったのに。
きっと、ゆっくり歩きが疲れるタイプのガイドさんだったんだろう。
友だち2人は疲れていたが、私は帰りのトロッコ道は快調に歩けた。
終わってみれば、やっぱり、夏山のほうがはるかにしんどいかな。
案内板の前でVサインの記念撮影
帰りのバス中で落日。
日の出から日の入りまでよく歩きました。
きびなごやトビウオのから揚げ
(1) (3)
木製の柵が絵本のように
午後になったら、ローズガーデンも人が少なくなった。
イギリス風の石積み
八重のクレマチス
つりがねのクレマチス
白いクレマチス
4弁のクレマチス
「あおい」?
ここはトイレだったかな。入ればよかった(笑)
こんなナチュラルガーデンが夢
オレンジ色の「ヒューケラ」いいね
キッチンガーデン入口
キッチンガーデン
レモングラス
枯れた大株の間からひょろひょろっと今年の芽が伸びていた。
他に枯れただけの切り株もあったので、冬の寒さに弱いのかも。
うちの畑には比叡山ガーデンミュージアムで手に入れたレモングラスの苗を植えてあるけれど、こんなに大株に育ってくれるんやろか。
コモンマロウとレモングラスのハーブティーを飲むのがこの夏の楽しみです。
キッチンガーデンのマロウ(アオイ)
イギリスまで行かなくてもいいです(笑)
この野原感、大好き
ジギタリス 直射がきつい
森の中のガゼボ(西洋風東屋)座る時間もない(笑)
寄せ植え鉢もいろいろ
カフェ
3時に「車で待ってる」と携帯来たので、3時半に戻ると返信。
残り30分名残惜しく撮って、ソフトクリーム片手に車に戻った。
「ローザンベリー多和田」はローズガーデンの他に、ヒツジ牧場や手づくり体験工房、バーベキュー、野菜収穫体験など、いろいろなイベントもやっている。
6/3の「おはよう朝日土曜日です」関西エリア版で7時半ごろから5/30取材の分が放映されるそうです。
JR米原駅からはタクシーしか移動手段がなく、車やバスツアーでないと手間ヒマがかかるし、写真を撮る人でなかったら、散策は1時間半あれば充分なところだけど、また、行ってみたい。
帰りは1時間ちょっとで帰宅。
夜に竜巻注意報の激しい嵐になり、バラは無事だっただろうかと。
(1)へ
火曜日が休園日で行きそびれた米原のローザンベリー多和田、土曜日まで待ってられへんし、今日のほうが曇りがちで撮りやすそうだし。
再び夫アッシーお願いして、私のスケジュール段取り付けて行ってきました。
ところが、朝からほとんど曇ることなく晴天のかんかん照り。
ときどき、日傘で日陰を作りながら撮影したものの、日差しが暑くて、ドッと疲れた。
バラも数日前にピーク越えの咲き具合だったので、今日に出かけて正解。
名神が渋滞していたので、2時間弱かかって、10時40分に到着したら、駐車場はすでに半分くらい埋まっていた。
観光バスからの団体客がぞろぞろと入って行く。
平日なのに、けっこうな人気です。
すぐに夫と別れて、ローズガーデンへ。
この花のスカートは大雪山森のガーデンのみたい
もっと広大なエリアだと思っていたけれど、予想よりはだいぶ狭い。
というのは、ひとりで動き回るのに全く迷わなかったもん(笑)
お庭の入口
小物やレンガなど雰囲気よく
いいですね。この感じ。
宿根草のエリアを抜けてローズガーデンへ。
バラはイングリッシュローズが多く、ほとんどがふんわりうつむき加減に咲いている。
ネームプレートもそれほどきちんとは付いてないが、手書きの優しさ。
スタッフさんが手入れしてます。
帽子といい、仕事着といい、北海道「風のガーデン」と雰囲気が似てる(笑)
割烹着に農作業日除け帽のオバサンではアカンのです。
夫がレストラン順番書き込みしておいてくれたので、12時に「順番が来た」と携帯呼び出しランチへ。
お野菜中心のヘルシーバイキング。
食事タイムは1時間なのでそれほどゆっくりもできないけれど、量も食べられないし、もっともっと撮らねば。
レストラン
1時15分、再び、夫と別れて、ぐるっと一周。
宿根草エリアのナツロウバイ
ホタルブクロ
大好きなホスタ(ギボウシ)
池の反対側のコニファーガーデン
この辺りは花もないし人が居なくて静かなもん
もう一度ローズガーデンに立ち寄ります。写真が多いので、続く…
(2)へ