サンシュユ
「今日の朝刊の朝日川柳に掲載してもらったよ」と友だちからメールが来た。
これは全国版で毎日2000通くらいの応募があるらしい。
初投稿初掲載のビギナーズラックだって。
卓球の愛ちゃんを詠んだ句は、するりと気持ちが伝わる素直ないい句だった。
私は自分の気持ちと深く対峙するのが苦手なので短歌は読めないし、知識がないので俳句も読めない。
どっちかというと川柳がいちばん好きかも。
どっちにしろ、どれも勉強が要るからめんどうくさい。(笑)
とはいうものの、年々ボキャブラリーも表現力も乏しくなって、文章自体がどんどん下手になっているのが自分でよくわかる。
映画やモノの感想にしても、「めっちゃええわ」か「いまいちやなぁ」しか出てこないという情けなさである。
ご存じかもしれませんが、俳句を身近に感じるようになった
私にとっての良書です。私も以前は同じ感想でしたがこれを
手許に置いて時折眺めると俳句が分かるようになるから
不思議です。
日東書院 大きな活字季語辞典 榎本好弘著 ￥９２０円
字が大きくて読みやすく、中身も簡潔明瞭で楽しい読み物。
下手な俳句書よりも俳句を身近に感じられて秀逸。
詠む方は 短歌は挫折したし、ああ言う常に周囲の物に
感覚を研ぎ澄ませる状態が続きまへんわ。
今でも、長いコメントでしか表現出来ひんのに、長い方の
短歌でも３１文字・・・とても無理ざます。
テレビなんかで、タレントが食事したり、風景を見たりして
発する言葉、アホちゃう？もうちょっと何とか言えへんのかい！と
思うけど・・・実際自分が表現するとしたら
やっぱり難しいねんな。
アホの一つ覚えみたいに「まろやか、甘い」て 他に
ないんか！と思ってみても、的確に言葉で
言い表すのは 困難で・・・
やっぱり「メッチャ 美味しい」としか・・・
以前、若者言葉嫌いやったけど、最近「結構、ぴったりの
表現やなあ」と感心する言葉もあり♪
最近、自分も枯れてきたんか、人でも文でもなんでも
「素直」がよろしおます。
なるほど、季語がわかれば俳句が面白くなるんですね。どんなもんなのか、また、本屋さんか図書館で見てみますね。
■saganoさんへ■
カメラも何か写しネタがないかと、かなり周囲をキョロキョロしますが、あくまで被写体としてであり、自分の心なんてほったらかしですもんね。
食べ物の感想は難しいです、ホンマに。魚でも野菜でも何でも「甘味がありますね」
素直な文章は、自分で書いても自分で笑えてしまうというか、ツッコんでしまいそうになって…なかなか難しいです。