8/12にドサッと並べた図書館本6冊、本日8/27に全て読了しました。
外れがなかったのが良き良き。
特に中身を吟味して借りたわけでもないのに、場所や地名がリンクしていたのが面白い。
今回はこの前の「ともぐい」と同じ蝦夷(北海道)が舞台です。
最上徳内、蝦夷と呼ばれていた幕末の探検家くらいの知識しかなかったので、こうやって小説になるとワクワク読めた。
未開の蝦夷でアイヌ人を友としてアイヌ語を習得、厳しい自然を顧みず、クナシリやカラフトまで踏破、時の幕府に罪人として牢に押し込められ、不運や不遇を乗り越えて、晩年はシーボルトの良き友となる。
昔読んだ四千万歩の男(井上ひさし)も面白かったし。
実話に基づく地理もの、探検ものは好きです。