余市ニッカ蒸留所
3/5の夜、お楽しみはこれからだ。
50代でスキーデビューを果たしたMちゃん、「もうスキーなんてイヤ。二度とすべりたくない!」になったら申し訳ないし、せめて楽しい想い出を残してもらえるようにハッピーバースデーをやろうか?と内緒で相談。
にやけ氏がホテルにバースデーケーキを頼み、手書きプレートを作り、メールで打ち合わせして、当日はMちゃん長風呂中にチャチャッと寄せ書き。
にやけ氏は、ダイニングレストランの真ん中辺で席を取って、大々的に立ち上がって大声で♪はっぴぃばーすでぃソング♪を歌う!と言うけど、そんな恥ずかしいことイヤやわ、と、せめて、奥の端っこのテーブルを確保。
ケーキはちゃんと届き、うまく進行できるやろか?
雰囲気よく盛り上がって、Mちゃん喜んでくれるやろか?
あれこれ気になりだすと、バイキングのお料理も喉に詰まるような、味がよくわからんような…
うちが緊張してどうする!
ホテルのスタッフは忙しそうで、最初はケーキも自分たちで厨房受付まで取りに行かねば?だったが、ほどなくスタッフがケーキを持って登場。
なんと、ホールスタッフさん全員の6人くらい勢ぞろいしてくださり、うちらが座ってる場合やない。
5人共立ち上がって、ほら、♪はっぴぃ ばーすでぃ とぅーゆぅ♪
すっかり、のぼせ上がって、大声で歌い上げる私であった。
周りのお客さんも拍手で祝ってくれて、Mちゃん、感激!
「こんなんなら、お化粧してくればよかった」と言うので
「あたしはちゃんとしてきたよ」「センセ、ずるい!」「アハハ」
写真を撮ってもらい、いちごのクリームケーキは4人で分けて美味しくいただきました。
Nさんは肉・野菜・乳製品いっさい食べないという超偏食家だから。
しかし、なかなか面白くも楽しい企画であった。
かといって、孫連れとかならともかく、夫婦2人では絶対にこんな子どもじみたしゃぎ方はできないと、スキー仲間もっぱらの意見であった。
ようやく肩の荷が下りて、晩ごはん再開、味もわかるようになり、帆立のお刺身、美味しいお蕎麦を2回お変わりした。
明日は雨が降りそうな…
3/6 天気予報通りにパラパラとみぞれ混じりの小雨が。
スキー3日目、雨でも雪でも私はもう滑らずに、ホテルの部屋で本でも読んでいるつもりだったけど、結局、みんな揃って中止になった。
R玉くんはちょっと残念そうだったが、スキー用品も荷造りして自宅宛て宅配荷物発送の手続きも済ませた。
しかし、千歳空港行き2時半出発のバスまで何をする?どこに行く?
牧場か五色温泉か…
結局、牧場のショップでにやけ氏が「車で1時間ほどの余市も行けそう」なんて言い出して、じゃ、余市行きたい!
連れて行ってください。
ニッカウヰスキーである、マッサンである。さすがに観光客が多かった。
ニッカウヰスキー蒸溜所正門
旧竹鶴邸
竹鶴邸ミニチュア
再現居間
試飲会場。運転手は飲めませんワッペンを貼られる。
下戸用のアップルジュースもあります
ウイスキーは2種。右はただの水、でも美味しい。
昼食はニッカウヰスキーのレストランで、ホッケの蒲焼重、マトンのウイスキー&ワイン鍋。
あと、1時間半ほどあるので、もう一つの見どころへ。
余市といえば、宇宙飛行士の毛利衛さんのふるさと、宇宙博物館も寄ってもらった。
はやぶさの実物大模型。小さいです。
今回のニセコ旅でいちばん寒かったのがこの宇宙館。
宇宙だから寒くて当然なんて言ってたが、本来は冬季休館のようで暖房機能がないのか、石油ストーブが2台ほど動いていただけ。
車から降りるときにコートを羽織って来なかったR玉くんは震え上がっていた。
打ち上げ時の毛利さんの服
10分ほどの3D映像も見たけど、字幕が付いてないから、ほとんど内容が分からない。
ま、入園料500円も地方財源になればそれで良し。
いちばん面白かったのは、この錯覚の部屋かな。
傾いていないのに、転けそうになる。
結局、ニセコに戻るより、すぐ近くの余市駅からJRで新千歳空港に行くほうが早いので、予約払い済みのバスはキャンセルして、4人でJRに乗って空港へ。
2時間に1本くらいしかない列車もうまい具合にぴったりの時間があり、スムーズに千歳にいけた。
こういうのはチャチャっと調べられるわたしです。
東京組の3人と分かれて18:15発の大阪行きで帰宅した。
夏山登山よりははるかに楽で、翌日からは日常生活である。
ホスト役のにやけ氏さん、旅仲間、羊蹄山よ、ありがとう。
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