ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

大沢在昌の本

2013-07-25 20:34:15 | Book&Art&TV

大沢存昌の「冬芽」
だいぶ昔に、ベストセラーになった「新宿鮫」シリーズは面白くて片っ端から読んで以来、久しぶりの大沢在昌のミステリー。
かなりなぶっといハードカバーだったけど、図書館貸出期間2週間で読了。
しかし、おもしろなかった。
新聞の書評欄にお勧めで載ってたのになぁ。
全編居心地の悪さを感じつつ、結末が知りたいばっかりに何とか読んだものの、元刑事の女性の気持ちにぜんぜん入り込めず、なんで、そうなる?
たいがいが男目線の女の気持ちみたいなところがあり、なんだかやたらに白けたのだった。
緊迫状況場面で、ここで拳銃の種類で持ち方違いのレクチヤーみたいな文章が挟まって、え?え?
凶悪3兄弟もはりぼてっぽいし、ストーリーも必然性がなくやたらこじつけた感じ。
うーん、残念。
こんなことなら「64(ロクヨン)」をがんばって読めばよかった。