週末は読書だ!
と張り切っていたら、昨夜中に読了してしまった。
今日と明日は何したらええねん…
パソコン沼に足を浸す前は、わりと本も読んでいたし、ミステリ年間ベストテンのうち、半分以上を制覇した頃もあったのに。
本読んでるよりはパソコンのほうが面白い。
視力が落ちて活字を追うのがツライ。
記憶力が落ちて筋書きを憶えきれなくなった。
という理由で今じゃ1ヶ月に1冊くらいしか読めなくなってしまった。
海外ミステリもバリバリ読みこなしてる児玉清はホンマにエライわ。
【犯人に告ぐ】上・下 雫井脩介
雫井・・・今まで雲井と見間違っていた。
元本のハードカバーは3年前に出ているけど、新聞広告を見て文庫本を買った。
現場感のある警察小説などは大好きだが、途中で投げ出すかもしれん、とりあえず(上)のみ買って読み始めた。
読み始めたのは10日くらい前で、間に5日ほど中断したら、とたんにあらすじがわからなくなってしまい、昨日は(上)をパラパラと拾い読みして登場人物や筋の流れを確認する始末。
あらすじ虎の巻みたいなのを作ってチェックしたほうがよいかもね。
で、昨日の午後遅くから(下)を読み始めたら止まらず、夜中の1時半までかかって読了。
久々にドキドキワクワクの読書の醍醐味にハマったわけです。
神奈川県警のアウトロー的警視の巻島史彦の圧倒的存在感にグイグイ引きこまれる。
6月に訪れた横浜の山下公園、馬車道、関内などの地名もリアル感をもって迫ってくる。
10月に豊悦主演のロードショーが始る。俳優は原作のイメージによく合ってるようだし見たいなぁ、でも、日本語字幕スーパー付の上映はないみたい。