安曇野春の旅（2）

上高地は寒い。森の中にはまだ雪が残っていた。
６℃ほどしかないからせーター来て行きと言うたのに。
ポロシャツ１枚で震えていた夫。何枚も着込んで着ぶくれしていた私。
それでも河原のネコヤナギに、薄水色の空に、梓川のきらめきに春が感じられる。
上高地へ行ったら河童橋のライブカメラに立とう！
今年から１日に３回に減ったようで、結局、４時のシャッターチャンスには間に合わなかった。
連休前日だったので、人も少なく、大正池から明神池までアップダウンのない道をのんびり、イヤ、サッサカサッサと11km歩いた。
ゆっ～～くり歩くほどしんどいものはない。

田代池のおサルさんも草の芽を抜いてムシャムシャ。
水芭蕉の芽と思しきものもポキポキ折り取って食べていた。
　

安曇野春の旅（1）

枝の先が赤くなることから化粧柳という、らしい。
追ってホームページに予定…と書いたものの、いつになるやらわからんし、待たれている気配もあるし、ひとまず、ブログダイジェスト版を載せることに…
こういうところが気まま日記の所以。おかげで夜中の１時やん…
しかし、ダイジェスト作っちゃうと本番やる気なくしそう。

夫をそそのかし、お願いし、何とかその気にさせて新車のオーリスで春の旅へ。
連休の前日とあって、人は少な目で静かな上高地。

上高地は都合６回目になると思うが、初めて春に訪れた。
木々の芽吹きもまだまだで、これじゃ、晩秋の上高地の景色と同じようなもんである。
梓川の色柔らかく、ネコヤナギのふくらみ、青味がかった陽光に春が感じられる。

沢渡からタクシー乗って大正池で降り、１年半前と同じコースの河童橋から明神池往復した。

一眼レフ持った夫君とそのおともの奥さんや、２人共それぞれ一眼レフ持った夫婦は見かけた。

「奥さんだけ一眼レフ持ってる人は居てへんなぁ」と言ったら、
「男は仕事しながら、カメラ振り回してるヒマなんかない、みんな退職組やろ」だって。
レンズ交換する時間ももったいなくて、ときどき、夫が持っているLUMIX FX01まで取り上げてパチパチ。