トルキメスは、アレテスと短く言葉を交わした。
『隊長、この速さで行けば、アイバシクに着く頃には、日の出となります。アイバシクの手前で河を渡ります。先行の隊は、その場所で、馬に水を飲ませ、小休止をしているはずです。隊長の隊も、そこで小休止をとられては、、、、。以上です。』
『判った。考える。』
『一番隊のイリオネスも、統領と貴方の隊の到着を待っている筈です。隊長のイリオネスから、入り江までの道中、無難で行けると聞いています。以上です。』
『よし!判った。』
一行は、アイバシクに向けて歩を進めた。アレテスも馬の疲れを気にしていた。先行の部隊も馬をかばいながらの道中であったろうと思った。
トロイから、アイバシクまでの里程は、ざ~っと60キロメートル。この闇の区間を3時間30分~4時間くらいで走破した。馬も人も、大変な疲れであった。
『隊長、この速さで行けば、アイバシクに着く頃には、日の出となります。アイバシクの手前で河を渡ります。先行の隊は、その場所で、馬に水を飲ませ、小休止をしているはずです。隊長の隊も、そこで小休止をとられては、、、、。以上です。』
『判った。考える。』
『一番隊のイリオネスも、統領と貴方の隊の到着を待っている筈です。隊長のイリオネスから、入り江までの道中、無難で行けると聞いています。以上です。』
『よし!判った。』
一行は、アイバシクに向けて歩を進めた。アレテスも馬の疲れを気にしていた。先行の部隊も馬をかばいながらの道中であったろうと思った。
トロイから、アイバシクまでの里程は、ざ~っと60キロメートル。この闇の区間を3時間30分~4時間くらいで走破した。馬も人も、大変な疲れであった。