パリヌルスが陽やけした顔でよってきた。
『統領、お変わりありませんでしたか。アーモンドのことですが、大収穫でした。ところで、ひとつ報告があります。砦からきた三人のことですが、ラッカスと言う男の部下のなかに、あの三人のことを知っている者がおりました。そのようなわけで受け入れには難がありませんでした。あの三人仕事の方もなかなかでした』
『そうかそうか、それはよかった。ところで打ち合わせのほうだが、皆、揃ったか』
『まだですが、もう揃うと思いますが』
『パリヌルス、行こう』
『はい』
広間に入ったアエネアスは、入口近くに立ち、入ってくる面々と握手を交わし、互いに元気であることを確かめ合った。オロンテスがちかづいてくる、アエネアスと目線が合った。
『統領、おはようございます。お元気そうで何よりです。アーモンド、思った以上の大収穫でした。皆が大喜びです』
『アーモンドの大収穫、重畳であった。お前、身体を充分休めたか。このあと、処理するのにも知恵が要るぞ、宜しく頼む』
アエネアスは、オロンテスの苦労をねぎらった。
『統領、お変わりありませんでしたか。アーモンドのことですが、大収穫でした。ところで、ひとつ報告があります。砦からきた三人のことですが、ラッカスと言う男の部下のなかに、あの三人のことを知っている者がおりました。そのようなわけで受け入れには難がありませんでした。あの三人仕事の方もなかなかでした』
『そうかそうか、それはよかった。ところで打ち合わせのほうだが、皆、揃ったか』
『まだですが、もう揃うと思いますが』
『パリヌルス、行こう』
『はい』
広間に入ったアエネアスは、入口近くに立ち、入ってくる面々と握手を交わし、互いに元気であることを確かめ合った。オロンテスがちかづいてくる、アエネアスと目線が合った。
『統領、おはようございます。お元気そうで何よりです。アーモンド、思った以上の大収穫でした。皆が大喜びです』
『アーモンドの大収穫、重畳であった。お前、身体を充分休めたか。このあと、処理するのにも知恵が要るぞ、宜しく頼む』
アエネアスは、オロンテスの苦労をねぎらった。