ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

スプリングエフェメラルな女たち

2012年05月08日 | 観察

スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)は、春先に花を咲かせ、夏までの間に光合成を行って地下の栄養貯蔵器官や種子に栄養素を蓄え、その後は春まで地中の地下茎や球根の姿で過ごす一連の草花の総称。春植物(はるしょくぶつ)ともいう。直訳すると「春の儚いもの」「春の短い命」というような意味で、「春の妖精」とも呼ばれる by(ウィキペディア

代表はカタクリやキクザキイチゲ。中でも好きなのはこれ、コシノコバイモ。

何とも言えないマダラ加減やうつむいて咲く姿が何とも女性的。

これはその妖精の幼生。何年もかかって咲くんだろうねぇ。山野草を取るのはヨセ

ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)。とても質素で目立たない花。

あずましろかねそう(東白銀草)、家から100mほどの沢に大きな群落がある。今年は特に大きく伸びあがって咲いた。

スプリングエフェメラルはわずかの期間に養分を蓄えてあとはじっと春を待つ。

動物は雪降り前にたらふく食って養分を蓄えて、冬は少しずつエネルギーを消費しながら冬眠したり粗食に耐えたり、、、、

さて、今日は5月8日。新月8日と言って昔で言えば農作業の始まる日。うちでは昨日からガンガンとハウスたてが始まってます。

 

うちの女衆は冬の間にたっぷりと蓄えてありますので元気いっぱい。

この春の作業で一気に燃焼してしまおうと筋肉痛を覚悟の上でガンガン稼ぎます。

めざせ ボン キュッ ボン とか言ってます。

業界用語では お百ダイエット と申します。

今日は17棟、この畑にはあと15棟。8月20日くらいまでに切るユリが入る予定。やっと序の口が始まったぁ。

 

 

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コメント (3)
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