そうなんだ。

外国語で知ったこと。

リコール  英語

2018-07-11 15:05:59 | 映画
『半沢直樹』シリーズを読んで以来、著者である池井戸潤氏のファンです。
最近ではテレビドラマの『陸王』が話題を呼んでいました。

私が面白いと感じた本は、一日の大半を家の中で過ごす86歳の母(一人暮らし)に回します。
結果、老母も池井戸潤作品のファンとなりました。

このたび、池井戸潤氏の作品である 『空飛ぶタイヤ』 が映画化されたので
母を誘って観に行くことにしました。

老人は他にやる事がなくとも、朝一番に用事を済ませてしまいたいものらしく
初回上映時刻である9時30分を希望しました。
おいおい、朝9時半から映画鑑賞かい? と、呆れていたところ

「その時間帯であれば、行きたい」 

その日午後勤務シフトの夫の申し出があり
映画鑑賞に関しては、初めての組み合わせ(老母・夫・私)で、朝一番に映画館に向かいました。

『空飛ぶタイヤ』というタイトルだけ聞くと、『空飛ぶ絨毯』 に似ているので
ロマンチック感や冒険感がありそうですが、まったく違います。
走行中の大型トラックのタイヤが外れて飛び跳ね、運悪くそのタイヤに激突した通行人が亡くなります。
そこからの 『空飛ぶタイヤ』です。

最初は運送会社の整備不良と処理されますが、そこは、中小企業の味方である池井戸潤氏の作品です。
遂には、大手自動車メーカーのリコール隠しが暴かれます。

本日は、しばしば耳にする “リコール” を取り上げます。
英語でのスペルは 「recall」。
再びの意味を表す 「re‐」に、 呼ぶの意味を持つ 「call」 がくっついて

「recall」(リコール)・・・《欠陥商品などを》回収する・《国・チームに》呼び戻す・ 思い出す・思い出させる

車に関しては、法律があります。
設計や製造段階を原因とする不具合が発見された場合、メーカーは国土交通大臣に届け、該当する製品を無料で整備しなければならない。

車の所有者にすれば、当然のことですが
メーカー側にすれば、コストと信用面で大損するのです。

この映画に出てくる大手自動車メーカーも、大損をさけるためにリコール隠しをしていました。

実際、
現実の世界では、自動車メーカーだけでなく、建設メーカーその他でも隠蔽が発覚しています。

ストーリーの見ごたえは言うまでもありませんが
高橋一生さんやディーン・フジオカさんら、イケメン俳優の恰好いいこと・・・。
見とれてしまいました。

あっと言う間の2時間。 3人とも大満足。

映画好きとはいいながらも
前回の映画鑑賞から、1年半も間を開けていました。
今回も前回の鑑賞直後と同じ気持ちです。

これからは、ちょくちょく映画を観に行こう!


コメント (2)
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