故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

倒れてしまえ

2018-02-07 05:05:29 | プロジェクトエンジニアー

母ちゃん、父ちゃん遅いねというタイトルの絵です。
馬鹿な父ちゃん、どうしたもんでしょう。
心配かけました。


今日のタイトルは、「倒れてしまえ」です。

一昨年の夏、山の草刈をしていて熱中症にかかりました。
斜面で転げたついでに、しばらく寝転がっていることにしました。
長靴の中は、自分の汗で水たまりができていました。
午後から、別の場所でまた草刈をしました。
斜面を上がろうとすると、足がつりました。
やっと、これが熱中症なんだと気づきました。
無理はしませんでした。

二日前の夜、カフェをしまい外の電気を消してウッドデッキ(65cm高)を
降りようとしました。
屋根から落ちた水が凍結しているスロープは避けました。
暗闇の中、デッキから道路までの階段のある場所を間違えました。
65cmをそのまま降りてしまいました。
踏ん張ることをやめて、凍結した道路に思いっきりひっくり返りました。
身体全身の受け身になりました。
幸い、骨折することもなく打撲で納まりました。

五年に一回くらい、大熱を出すことがあります。
必要なもの(体温計、着替え、水、携帯電話)を揃えて布団に入ります。
薬は飲まず、大いに汗をかきます。
何度も着替え、また汗を出すを繰り返します。
朝起きたら、熱は引いています。

顧客から、無理難題を押し付けられて引き受けました。
送られてくる電気図面は、ロシア語とドイツ語で書かれたものでした。
二日徹夜をして解読に励みました。
脂汗が出てきて、歩こうとするも宙を浮いているような感覚がありました。
後輩を電話で呼び、助けてもらって自分の車で一時間ほど横になりました。
悪寒が納まり、自宅に帰り3日ほど寝込みました。
自律神経失調症でした。

ええいままよ。
倒れてしまえ。

私は、ぎりぎりまで頑張ります。
限界を越えたら、安全なところですべてを投げ出します。

プロジェクトをやっていて大事なことの一つに、
「ヘルプを求めるなら、早いほどよい」と言われます。
抱え込まない。傷口を広げない先人の教えです。
そうして、生き延びてきました。

枯れ枝に もずの残した 獲物かな

2018年2月7日
コメント
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