故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

するりと逃げる感じ

2018-02-23 04:37:36 | プロジェクトエンジニアー

なかなかの男前で、スポーツマンタイプです。
首の太さから判断しました。


今日のタイトルは、「するりと逃げる感じ」です。
女の人をくどいていて、最期の瞬間にかわされた。
思えばラッキーでした。
いい加減な気持ちは、どこかに隙があるものです。
女の人は、どこかでそれを感じる。
これは、「するり」ではなく、「ゆるり」です。
本気の時は、覚悟半分だから結果をしっかりと受け止められる。

魚釣りの時、大物の予感がし、根に逃がし糸が切れる。
これは実感が薄い。
鰻をつかまえて、手で握り逃げられた感じが近い。

ほとんどものにしているようだけど、結果は同じで逃がしてしまった。
この「するり」の感触は人さまざまです。

するりとは、
動きなどが滑らかで滞りのないさま。(広辞苑より)

「するり」にはスピード感がある。

田舎に来てよかったと感じる。しかし、この良かったの根拠が判らない。
判ったようで分からない。するりと逃げる感じ。

里山で暮らすことが、賛美されるような番組があります。
都会(人工的)と田舎(ナチュラル)の比較などできない。
どこが、人々の心を捉えるか。
田舎は、交通弱者を除いて、車社会であり都会人より歩かない。
冬は畑作業ができない。雪が畑を覆っていなくても土は凍っています。
身体をなまらせないために、散歩をされてる方をよく見かけます。

ドイツの都会の真ん中を走る川がありました。
水量が多く、狭い橋の下を通過する時大きな波(うねり)が出来ていました。
人々はサーフィンを楽しんでいました。見物客も多かった。

バンコクの電気が引かれていない民家の暗闇のなか、
ゆるりと流れる風を感じながら、床に大の字になって日中を過ごす。
働くときは、辛いパクチーで涼をとる。

田舎では、感じる速度が違うように思う。
コンクリートなどで守られていない分、直に感じる。
林を抜ける風がある。
行きかう人が誰でも声を掛ける。都会では、きちがい扱いです。
目的地(畑、職場)まで近いため、時間にゆとりがあるからできるのです。
感じる速度は、ありゃの「瞬間」から、心地よい「まったり」まで幅があります。
その時間軸すべてが心地よい。何故でしょう。
きっと、人間も自然の産物だから、自然の中での時間の流れ方が心地よいのです。
その流れる時間に合わせて生活ができる。

調和でしょうか。
自然を求め、自然に求められの関係です。
そばにいる人を口説く必要がないのです。
一緒に過ごす時間の共有。
それだけで、言葉はいらない。

合言葉は必要なくても、互いに努力しなければ生きていけない。
息使いが感じられる。
不労所得などない、厳しい現実です。

かなりよい線まで来ています。
次の瞬間、「するりと逃げる感じ」です。
ええいままよ、夜這いをかけちまえ。
これは短絡的です。自重しましょう。

空泳ぐ 百合を手折れと ぬしがいう 

2018年2月23日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする