故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

真面目ばかりじゃ肩がこる

2018-02-18 04:27:09 | プロジェクトエンジニアー

この娘、どんな男に出会うのでしょう。
幸多かれといのるばかりです。


今日のタイトルは、「真面目ばかりじゃ肩がこる」です。

パキスタンでは、物を買う時いつも「来いよ」の眼に会いました。
値切ることが、コミュニケーションの始まりでした。

ドイツでは、家族で経営するホテルのおばちゃんに、
煙草を喫いすぎだ。
だから、お前はこの料理の美味しさがわからないと、残した私は叱られました。

沖縄の社長には、お前は馬鹿か鈍いのかと言われました。
断る理由の無理難題に食らい続けたからでした。

初めての現場で、小指を落としたムショ帰りの男が残した元付のワイヤーを、
15mの高さに昇り、取ってきました。その晩から兄貴扱いでした。

無駄無理を繰り返してきたと言っても良い。
愚直なまでに、直面する難題に向かっていきました。
本当に疲れる性分です。

飲んだ酒と煙草で、家が何軒買えたでしょう。
男が廃ると、勝てない相手に挑んだことでしょう。
ごめんなさいと、何度女に謝ったことでしょう。

オンとオフ。
馬鹿野郎たちが、繰り返す乱痴気騒ぎ。
思わず、ニタリ。
洋の東西、どこでも見られる頭に血が上った男達です。
飲まなきゃ、いい男なのに。
しゃべらなきゃ、美人なのに。
ギャップが醸す、すえた匂いのする生きざまです。
眉がピクリ。

男の顔に、真面目と不意真面目さがしわを刻みます。
ある人は、渋いと言います。
綱渡りのような危ない人生です。
刀の刃の上を歩むがごとくです。

毎度のことながら、道具を元あった場所に片付ける。
昔からこうだったと、風のように消えていく。
「真面目ばかりじゃ肩がこる」とうそぶく自分が消えていく。

思い切り こん棒で手打つ 未熟者

2018年2月18日
コメント
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