今日も時間がない。
この歳で、月に残業100時間はきつい。
寒さ厳しき折、皆さまはいかにお過ごしでしょうか。
カフェの編み物教室に来られる女性がいる。
移住して三年目のご夫婦である。
普段、どのように過ごしておられるのですか。と尋ねました。
買い物で市街に出かける。
映画で、近くの町に出かける。
これは、めったにないこと。
旦那さんは、デイサービスで来場者の囲碁の相手をする。
認知症の方の話を聞く。ともにボランティアです。
あとは、家事を手伝ってもらっている。
これが、なかなか覚えないと、奥様はぼやいておられました。
都会にこれ以上住みたくないと、夫婦でこの地へ移住されました。
デイサービスで、お年寄りが話さない。
どんな話題を向けたらよいのか困ることがあると、旦那さんは言われました。
今日のテーマは、幸せをつかむキーワード「励ます(Part2)」です。
認知症の方どおしの話は、盛り上がると聞きました。
互いに平行線の話題の連発です。
聞いてくれていると、互いに絶妙のタイミングで相槌を打つ。
こんな感じでしょうか。
私は、考えてしまいました。
老後、お年寄りの話を聞くボランティアをやりたいと思っていました。
聞いた話をネタに小説を書きたいと考えていました。
旦那さんの「困った」を聞いて、なかなか骨の折れる仕事だと感じました。
書きたいことの半分も書けないうちに、時間が来ました。
(中略)
励ましたり、誉めたりするのは、相手を知らないとできないことと思っています。
励まさせていただきます。
誉めさせていただきますと始めるくらいでちょうど良い。
その人が大事にしていることを知ることなんてできないから。
間違っていたらごめんね。
例え、頓珍漢な誉め言葉でも嬉しいのです。
気にしてくれているんだ。
少年野球の応援は、ダメ出しばかりです。
今のはいいぞ。という声はめったに聞きません。
勝つことが、何より大事なことだから。
選手起用は、監督の胸先三寸。
父兄が子供のためにと一生懸命です。
もっと本当の気持ちを伝えたらよいのにと思います。
格好良い言葉なんていらない。
向き合うだけで、どれだけ傷ついているかわかります。
失敗をすることで学びます。
失敗を恐れていたら、次に進めません。
背中を押してやる一言は、難しい。
そばにいることしかできない。
それでよいのです。
そのうち、双方お腹がすいてくるんだから。
泣き虫を 励まし続け 励まされ
2018年12月14日
<<投稿後>>
2015年9月23日投稿事「励ます」を覗くことにしましょう。
今回は俳句に注目しましょう。
歳をとるとかつてのような張りが戻りません。
かみさんの胸について書きたかったのだと推察します。
干しぶどう 励ましなでて さくらんぼ
馬鹿ですね。
(筆者)