故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

幸せをつかむキーワード「励ます(Part2)」

2018-12-14 15:35:47 | よもやま話

今日も時間がない。
この歳で、月に残業100時間はきつい。
寒さ厳しき折、皆さまはいかにお過ごしでしょうか。

カフェの編み物教室に来られる女性がいる。
移住して三年目のご夫婦である。
普段、どのように過ごしておられるのですか。と尋ねました。
買い物で市街に出かける。
映画で、近くの町に出かける。
これは、めったにないこと。
旦那さんは、デイサービスで来場者の囲碁の相手をする。
認知症の方の話を聞く。ともにボランティアです。
あとは、家事を手伝ってもらっている。
これが、なかなか覚えないと、奥様はぼやいておられました。
都会にこれ以上住みたくないと、夫婦でこの地へ移住されました。
デイサービスで、お年寄りが話さない。
どんな話題を向けたらよいのか困ることがあると、旦那さんは言われました。

今日のテーマは、幸せをつかむキーワード「励ます(Part2)」です。
認知症の方どおしの話は、盛り上がると聞きました。
互いに平行線の話題の連発です。
聞いてくれていると、互いに絶妙のタイミングで相槌を打つ。
こんな感じでしょうか。

私は、考えてしまいました。
老後、お年寄りの話を聞くボランティアをやりたいと思っていました。
聞いた話をネタに小説を書きたいと考えていました。
旦那さんの「困った」を聞いて、なかなか骨の折れる仕事だと感じました。

書きたいことの半分も書けないうちに、時間が来ました。
(中略)

励ましたり、誉めたりするのは、相手を知らないとできないことと思っています。
励まさせていただきます。
誉めさせていただきますと始めるくらいでちょうど良い。
その人が大事にしていることを知ることなんてできないから。
間違っていたらごめんね。

例え、頓珍漢な誉め言葉でも嬉しいのです。
気にしてくれているんだ。
少年野球の応援は、ダメ出しばかりです。
今のはいいぞ。という声はめったに聞きません。
勝つことが、何より大事なことだから。
選手起用は、監督の胸先三寸。
父兄が子供のためにと一生懸命です。

もっと本当の気持ちを伝えたらよいのにと思います。
格好良い言葉なんていらない。
向き合うだけで、どれだけ傷ついているかわかります。
失敗をすることで学びます。
失敗を恐れていたら、次に進めません。
背中を押してやる一言は、難しい。
そばにいることしかできない。
それでよいのです。
そのうち、双方お腹がすいてくるんだから。

泣き虫を 励まし続け 励まされ

2018年12月14日

<<投稿後>>

2015年9月23日投稿事「励ます」を覗くことにしましょう。
今回は俳句に注目しましょう。
歳をとるとかつてのような張りが戻りません。
かみさんの胸について書きたかったのだと推察します。

干しぶどう 励ましなでて さくらんぼ

馬鹿ですね。
(筆者)
コメント
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