故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

幸せをつかむキーワード「頼りになる(Part2)」

2018-12-30 04:03:56 | よもやま話

タイトルは、「あなた色に染まる」です。
女は度胸、男は愛嬌なんてたわごとを言ってはおられない。
そう言いたくなる潔さです。


冬になると、暮らす場所は限られてきます。
リビングとキッチンだけの生活になりがちです。
11月までは、電気カーペットと石油ストーブで過ごせた。
12月になると、ファンヒーターも加勢した。

リビングであれもこれもするようになると、11畳に1灯だけでは暗すぎると気にかかり始めた。
いつものように、「あったらいいな」の妻のつぶやきに応えて照明を加えることにした。
電源用の配線をどうしようかと悩んだ。
天井内配線は素人にはできないし大掛かりになる。
天井下あらわし配線でも仕方がないか、とあきらめ気味にホームセンターに行った。
照明増設のための分岐器具がありました。
照明電源用(ひっかけタイプ)にコンセントが追加されていました。
これなら、2mくらいのあらわし配線で工事が可能です。
1つの電源で、2つの照明ということで、既設照明も追加照明もLED灯としました。
既設1灯の電力量より、2灯合計の電力量が少なくなりました。

妻が歓喜の声をあげました。

今日のタイトルは、幸せをつかむキーワード「頼りになる(Part2)」です。
自画自賛の前書きから始めたのは、このタイトルの為だったのかと思われるでしょう。
夫婦生活は、「こうだったらいいな」の連続です。
自転車を買い、車を買い、そして家までを買う。
家の中だって負けてはいません。
家電製品があふれています。
単なる物資の供給が一段落したころ、旅行がしたい、これまでできなかった趣味を始めたい。
求められるのは、常にお金です。
おとうちゃんが一生懸命になるゆえんです。

はてさて、子どもも巣立ち二人だけの生活に戻ったころ、会話のネタに困ってしまう。
もはやお金ではない。なんか面白いこと言ってよ。
そんなもの転がっているものじゃない。
この辺りでは、週末は必ず飲み会をする。
子育てから解放された同年代が集まって過ごす。
夫婦でゴルフをする。グループで旅行をする。
ここまでは、企画&提案に腕を振るい、男も頼りにされる。

足腰が思うように動かなくなると、茶念仏と言ってどこかに集まってお茶を飲む。
男は不要の世界です。
でもいた方がよい。金がかからない、気心のしれた長年の同士です。
いたわる思いやりが求められます。

妻はいつだって、頼りになる父ちゃんが好きです。
はじめに相談するのは、決まって連れ合いです。
あなた無しでは、始まらない。

年代と共に変化するニーズです。
心のひだに去来する怪しげな浮気心まではわからない。
私をつかまえてと、心のなかの叫びまでは気づかない。
頼りにならんな。
ええ、そこまで求められるのと驚くなかれ。
なにもかも、そこが起点です。
あんたが求めたから、応じたのよと遡ってしまう。

貧しくてもよい、何がなくてもよい。
尽くしてくれる、支えてくれるあんたが好きよ。
本当にシンプルです。
シンプル故に忘れてしまい、数々の黄信号を見逃してしまう。
「頼りになる」とは、困ったときの温かい一言だったり、差し伸べる手だったのです。
他には、なんにもない。
いかがでしょう。

止まり木に つかまりたいと 空を切る

2018年12月30日



2015年10月4日投稿記事「頼りになる」では、どう書いているでしょう。

私の「頼り」とは、自分の財力で何かをするのではなく、
価値を生み出す「頼り」として書きます。

誰かが困っている。行き詰まっている。
価値を生み出す活動が出来ないで悩んでいる。
一緒に落ち込んでいたのでは、頼りにはなりません。
解決策を見つけ、気持ちの持ち直しをしなければなりません。

財力は、最短、最善の解決策にはならないのです。
倒産しかけた銀行に湯水のごとく税金を投入しました。
どれだけの銀行が再生出来たのでしょう。
その税金は、すべて返ってきてはいません。

私は、困った時に助けてくれた友人がたくさんいます。
すべて返し切れてはいません。
最後の最後まで、諦めないで生きてきました。
投げ出せなかったのです。
(記事より抜粋)
「頼り」とは、財力が伴う物質的な頼りでした。
物が足りても空虚な時間が来てしまう。
財力が生かしきれてないというか、ニーズの変化に気づいていない。
あるときまでは、物でした。
物が不要になるころの頼りとは、会話であり思いやりでした。
ただ、鮮明になっただけかもしれません。
志は、いつも前向きだったのです。
頼りとは、器の大きさだったり思慮深いことかもしれません。
少なくとも、抱え込むだけのけちな生き方からは生まれてきません。
頼っているよと緩やかにお願いすることであり、任せておけよと頑張ることかもしれません。
ニーズの先取りができれば、「頼りになる」と貢献度がより鮮明になったことでしょう。
無い袖は振れぬものですが、一緒に楽しむことはできるはずです。
汗を流して腹がすいてくれば、おにぎり一個がごちそうになる。
私のために、おなかを空かせてくれるあなたが好きです。
頼りにならなくても、「頼りになる」と前向きに思ってくれるはずです。
(筆者)

約20日間かけて、幸せになるキーワードを(Part2)として思い返してみました。
どの言葉もコミュニケーションを円滑にするキーワードです。
思い方一つで、どうにも変わる人生です。
こんな温かい言葉に接することができて幸せでした。
読んでくれてありがとうございました。

親友(2018年12月11日投稿)
尽くす
家族を尊重
励ます
特別扱い
良い影響
笑わせる
最優先
理解
欠点を補う
認める
信頼関係
コミュニケーション
謙虚
頼りになる(2018年12月30日投稿)

<<幸せになるキーワード編集後記>>
こんな理想郷に誘(いざな)うことは、生涯できぬ私です。
忘れぬよう、これからも定期的に再考することにします。
(2019年1月5日 追記 by 筆者)
コメント
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