故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

幸せをつかむキーワード「謙虚(Part2)」

2018-12-29 09:08:30 | よもやま話

「帰ろかな」というタイトルの絵です。
信号もない、何にもない。こんな島は嫌だとこの桟橋から旅立ちました。
しかし、憧れた都会でも何にもなかった。
「帰ろかな」と思うこともあった。
あなたと会ってから、輝き始めた故郷となった。
かように、人は現金で身勝手です。


ひたすら書いています。
言葉をみて、頭に浮かぶ話を綴っています。
何を伝えるかより、何が伝わるかと挑戦しています。

あきらめたように話す女の元気のなさに、胸を打たれることがあります。
私がそうしたんだろうかと、想いを巡らせてしまう。
私に因があれば、もっと攻撃的になるはずです。
女はやるせないように、矛先もないままため息をついています。

今日のテーマは、幸せをつかむキーワード「謙虚(Part2)」です。
絶好調な時、世界は自分のために回っていると感じます。
反対な時もあり、ありんこさえ知らぬふりをし、私は枯葉のようにしおれてしまいます。
より強い孤独を感じるのは、愛されている時であり、ものごとがうまくいっているときです。
これ以上はない。
それでも、女は鏡に向かいいつもの自分を取り戻そうと、薄化粧を始めました。
私は、爪の間に馬油を摺りこみます。油っ気がなくなった自分に潤いを与えるために。
日常に戻るための準備です。
女が話しかけ、一日が始まる。

どうにもならぬ毎日です。
孤独なふりをする暇もない。
動き始めて、自分を取り戻す。
大変な一日が、今日も始まった。
私は、ちゃんとできるだろうかと半信半疑です。
薄化粧が微笑み、力が湧いてくる。

昨日は乗り越えても、今日もできるかわからない。
きっとできると、楽天的になる。
さらばと言える日まで続く毎日です。

謙虚を探り当てようと、言葉を並べています。
コップに半分の水を見て、半分しかないと半分もある。
その繰り返しです。
半分しかないと驕らず、半分もあると謙虚になれない弱い自分を知っている。

きっかけがない、謙虚な気持ちです。
かかるしかないと知っています。
身体は正直で、こうしてぐだぐだ言っている時さえも、空腹だと脳を突き上げてきます。
仕方がないと、空腹をなだめるように動き始めます。
あちこちのギシギシをほぐすことから始めます。
昨日と同じように動けるために手を回します。

やっと、気持ちが謙虚になってきました。
できるかな、できるとも。
さて、こうしたいと言えるようになりました。
それでも、外は雪。
少し萎えてきた気持ちを奮い立たせ窓を開け、
張り詰めるような寒気を楽しめる自分がそこにいます。

ちぢこまる 草木に花に あらためて

2018年12月29日

2015年10月3日の投稿記事「謙虚」では、次のように書いています。

不安です。転職ごとに楽な道はないものかと探します。
結局、大変な道を選ぶことになります。
誰にもできない大変なことだから、求められるのです。
そこは、競争率は低いといえるでしょう。
だって、誰もやりたがらないのですから。

来週から面接です。うまくやれるかこの歳になっても不安です。

私は、謙虚になれることで、
パワハラ、セクハラ、モラハラ、虐待が無くなると信じています。
謙虚になれれば、自然と相手を尊重できるからです。

よく見れば ハエが手をする 足をする

(記事より抜粋)
近くに住むおじさんが、商売人が手を揉むのには意味があると教えてくれました。
お客さんの無理難題を、にこにこしながら揉み殺しているのだと。
2015年10月3日の記事の俳句。

よく見れば ハエが手をする 足をする

ハエさんは、手だけでは足りず足まで摺っている。
(筆者)
コメント
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