故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

必然性とユーモア(Part2)

2017-01-10 07:37:19 | プロジェクトエンジニアー

ハイハイはいとタイトルをつけました。
一生懸命なんだけど、どこか冷めている印象だったのでしょうか。
明るい柔らかい表情が出せませんでした。ごめんね。


女優メリル・ストリープとトランプ次期大統領がやりあったと記事に出ていました。
どちらも結構な歳の大人同士です。大人だからやりあうのかもしれません。
韓国の野党第一党の党首で次期大統領候補が、10億円の拠出金を日本へ返却しようと
言ったらしい。韓国の政情不安を自分の側に利用しようと魂胆がすけすけです。
すべて、必然性が伴います。いや、言わなくても良いことかもしれません。
必然性とは、どちらかを選ばなければならない時や、こうすべきだと行動を起こす
根拠のことです。立場が異なれば、異なることを承知で主張せざるを得なくなります。
この必然性の根拠が人それぞれで面白い。

今日のテーマは、「必然性とユーモア(Part2)」です。
私は、必然性こそユーモアの根源だと考えています。
「もったいない」と腐りかけたものを食べる。
いやいや危ないものは捨ててしまう。
どちらも必然性による判断です。
腐りかけたものを、食べてみなけりゃ分からない。
当たることもあれば、ぎりぎりの食味は今までにない美味しいものだったかもしれない。
ここにからむ「もったいない」が面白いのです。

教育的見地から、危ないものはすべて排除してしまえ。
無菌箱で育った人が、世間に出た途端いろんな病気にかかってしまう。
必然です。だけど、危ないものは捨てるという発想に必然性がある。
生い立ちであり、生きるバックボーンです。

金持ちの子には魚を焼かせろ
貧乏人の子には餅(肉)を焼かせろ

言い得て妙です。
どうしようもない貧富の差。お互い分かりようがないところから出発します。
違うんだなと、会話をするごとに理解します。
その過程が面白い。

男と女。
最初から違うんだから分かりようがない。
好きになるから、機嫌をとったりして関心を引こうとする。
好きだから、喧嘩をする。不思議です。なんでそこにつっかかるの。
きっと、気に入らぬことが過去にあったのでしょう。
そこにドラマが生まれる。

私は、この必然性に興味があります。
田舎が良い。この何にもないのが良い。
色々な国に行きました。常に路地裏を歩きました。
路地裏には、生きるための必然性が潜んでいます。
窓辺の花、歩く子猫、花が絶えない地蔵尊などすべて必然性があるのです。
これが癒され美しいと感動します。

田舎の人は、「何もないのが良い」とはふざけるなと怒るかもしれません。
必然です。何にもないから便利な都会に住みたいと焦がれているからです。

お腹が空いているものは満たそうとします。
美味しそうに食べている子から「ちょっと失敬」となるかもしれません。
武士は高楊枝と我慢するかもしれません。
どちらもありです。人それぞれの考え方です。
潜む必然性は、長い時間がかかってその人のバックボーンになっています。

それは、自然な必然性です。
しかし、ある者の搾取であったりハラスメントであったりすると
自然の必然性は破壊されます。これは悔しいことです。
当然、戦うことを勧めます。闘うことが必然です。
長い時間がかかっても戦うことです。
ただし、知恵をユーモアを持って相手の琴線を振るわせることです。

私は、この必然性を取り上げてユーモアで解決したい。
その人は気づいていないかもしれないから。
自分の考え不足かもしれないから。

余り物 必然ゆえに 売り物に

2017年1月10日

2015年1月30日投稿記事「必然性とユーモア」を参照ください。
男と女の「必然性とユーモア」について書いています。

コメント
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