故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

男の背中

2017-01-05 03:40:54 | よもやま話

タイトルは写楽。
風情のある顔立ちです。
これから楽しみです。


女の人に、柔らかく揉まれるように、背中をなでられた。
先輩に、背中を軽くたたかれた。
ここまでは、肩に近い背中です。
すれ違いの親しみをこめた応援メッセージでした。

女の人の重みを背中に感じる。
これは少しただごとではありません。

女の背中の薄い皮膚。
男の背中の筋肉の波。
どちらも衣服に覆われていて見ることはありません。

男の広い背中は、何故か寂しげです。
何かを語る背中です。
無言の男の後姿は、多くのことを語っています。
越し方を振り向かない。

今日のタイトルは、「男の背中」です。
男の背中についた爪痕。
しがみつく女。髪が汗で額にへばりつく。
こんな光景を想像してみるものの、リアル感もなくいまや不自然です。
前後の流れがあって成立する情景です。

背筋を伸ばすと、常に張りを感じるようになりました。
それでも張り続けないと、いつしか曲がってしまいます。

「男の背中」が語る。なんて面倒くさい。
言いたいことがあったら、口で言ってよと思われる女性も多いことでしょう。
単に、男は口下手なため、
それを補うように背中が語るなのかもしれません。

自分の背中を見たことがない。
この先も見ることはないでしょう。
あれは何だったんだろうと、思い出しながら書いてみました。

へちま花 もう勘弁と タップする

2017年1月5日
コメント
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