故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

素敵

2017-01-12 06:12:16 | よもやま話

しっかりとした意思を持ったよい顔つきです。
物事に興味を持っている。
なんだろなと知ろうとしているようです。
こんな若者の似顔絵を描けることが嬉しい。


ある日突然痛みが走り始める。
因果関係を思いつかない痛みです。
痛みは、打ち身のような箇所から発しています。
どこかにぶつけた記憶がありません。
普通に寝て、痛みで起きだした次第です。

よく聞く痛風の突然の激しい痛み。
内臓疾患で、悪寒を伴う鈍痛。
脳内の血管が破裂し、麻痺になる。
突然来ると、驚きのほうが先に来て、やがて医者に行くのが億劫になり始めます。
いつ何が起きても甘んじて受け入れるしかありません。
痛みにも慣れてくるものです。そして痛みとの付き合いが始まります。

今日のタイトルは、「素敵」です。

毎年ヨーロッパに送るカレンダーが買えませんでした。
送るのは決まって浮世絵などの日本らしいカレンダーでした。
それでは作ろうとなったのです。
描きためた中から、日本らしい絵手紙を選択して印刷し、暦をつけました。
ヨーロッパに送るより先に、地域の人にあげることにしました。
それぞれの家族の似顔絵を入れてオリジナルのカレンダーにしました。

正月休みのほとんどを使って作りました。
妻も面白がって手伝ってくれました。
私の作るカレンダーは野暮ったい。
もっとすっきりとしたものはないかと、試行錯誤が始まりました。
そして出来たのがこれです。

2L版の卓上式カレンダーです。
檜のイーゼルスタンドの上にカレンダーをのせました。
絵手紙と似顔絵が会話するような感じとなりました。

送った女性からお礼の電話がありました。
「素敵」と小さな声で言われたような気がしました。
舞い上がらんばかりの喜びに変わりました。

やらんとすることはわかるけど。
言わんとすることはわかるけど。
私の悪戦苦闘のカレンダー作りを見ていた妻の感想です。

野暮ったい。

ひと手間かける。
どうせなら、オリジナリティー溢れるものが良い。
使いたいと思われるものが良い。
飾りたいと思うものが良い。

イーゼルスタンドに彫刻でもあればもっと良い。
彫刻がメインにならぬよう。
妻のさらなる意見です。
さすが、長い間、「ものづくり」をしている人の言葉です。

もらってきたB級品のりんご(鳥がつついた)を使ったお菓子作りも
併せてやっています。
ジャム(りんごの香りが残り固くない)。
タルトタタン(りんごの焼き菓子)。
マフィン。
ゼリー。

作っては、地域の方々に配り、感想を聞いています。

カレンダーもりんごのお菓子も未完成です。
こつこっつこつと続けましょう。

雪予報 動かぬ風に 安堵する

2017年1月12日

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする