しっかりとした意思を持ったよい顔つきです。
物事に興味を持っている。
なんだろなと知ろうとしているようです。
こんな若者の似顔絵を描けることが嬉しい。
ある日突然痛みが走り始める。
因果関係を思いつかない痛みです。
痛みは、打ち身のような箇所から発しています。
どこかにぶつけた記憶がありません。
普通に寝て、痛みで起きだした次第です。
よく聞く痛風の突然の激しい痛み。
内臓疾患で、悪寒を伴う鈍痛。
脳内の血管が破裂し、麻痺になる。
突然来ると、驚きのほうが先に来て、やがて医者に行くのが億劫になり始めます。
いつ何が起きても甘んじて受け入れるしかありません。
痛みにも慣れてくるものです。そして痛みとの付き合いが始まります。
今日のタイトルは、「素敵」です。
毎年ヨーロッパに送るカレンダーが買えませんでした。
送るのは決まって浮世絵などの日本らしいカレンダーでした。
それでは作ろうとなったのです。
描きためた中から、日本らしい絵手紙を選択して印刷し、暦をつけました。
ヨーロッパに送るより先に、地域の人にあげることにしました。
それぞれの家族の似顔絵を入れてオリジナルのカレンダーにしました。
正月休みのほとんどを使って作りました。
妻も面白がって手伝ってくれました。
私の作るカレンダーは野暮ったい。
もっとすっきりとしたものはないかと、試行錯誤が始まりました。
そして出来たのがこれです。
2L版の卓上式カレンダーです。
檜のイーゼルスタンドの上にカレンダーをのせました。
絵手紙と似顔絵が会話するような感じとなりました。
送った女性からお礼の電話がありました。
「素敵」と小さな声で言われたような気がしました。
舞い上がらんばかりの喜びに変わりました。
やらんとすることはわかるけど。
言わんとすることはわかるけど。
私の悪戦苦闘のカレンダー作りを見ていた妻の感想です。
野暮ったい。
ひと手間かける。
どうせなら、オリジナリティー溢れるものが良い。
使いたいと思われるものが良い。
飾りたいと思うものが良い。
イーゼルスタンドに彫刻でもあればもっと良い。
彫刻がメインにならぬよう。
妻のさらなる意見です。
さすが、長い間、「ものづくり」をしている人の言葉です。
もらってきたB級品のりんご(鳥がつついた)を使ったお菓子作りも
併せてやっています。
ジャム(りんごの香りが残り固くない)。
タルトタタン(りんごの焼き菓子)。
マフィン。
ゼリー。
作っては、地域の方々に配り、感想を聞いています。
カレンダーもりんごのお菓子も未完成です。
こつこっつこつと続けましょう。
雪予報 動かぬ風に 安堵する
2017年1月12日