
さあ、落ち着いて今日も書きましょう。
探せばあるものです。
故郷の川のボート小屋に、「ドーム行き」の看板がかかっていました。
駅前の猿猴川にあるボート小屋から、元安川の原爆ドームまで行く
水上バスの案内でした。
本通りと電車道の間の国際ホテル前の路地もなかなか良いのです。
福屋から西に国際ホテルに向かうと釜飯酔心前を通ります。
同じく福屋から本通り方面に南へ行くと、パルコのモダンなビルが
できていました。右手には古本屋も残っていました。
私はこの古本屋に読んだ全集を売りに行きました。
姉が嫁入り道具に買っていた全集です。
彼女は一度も目を通しませんでした。
持っていく頃には、50冊の小説全集が半分になっていました。
ごめんなさい。
次回の同窓会の準備について話すため、女の人と国際ホテルで
打ち合わせをしました。絵手紙を私が描き、彼女の了解を得て、
互いに友人たちに送る企画を相談しました。
そのための「故郷探し」となったのです。
見過ごしていた風景が生き生きとしてきました。
確かに変わってもいます。懐かしい場所も残っていました。
それぞれ意味があったのです。事情があったのです。
変わる理由と変えられない訳があったのです。
再発見の旅になりました。
これから、川崎です。
病気の義兄に食材を届けに行きます。
その後、ゴルフの練習です。先輩に指導をあおぐ手筈は整っています。
急ぎましょう。
2014年12月7日