Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

乃木坂46 12枚目シングル選抜について

2015-05-11 04:01:00 | Weblog

既に大量のtweetやネット記事がアップされている、乃木坂46の12枚目シングルの選抜メンバーが「乃木坂工事中」の中で発表された。自分の中では「夏曲」として「ガールズルール」や「夏のFree&Easy」的な曲が来ると予想していたのだが、ドキュメンタリー映画「悲しみの忘れ方-Documenntary of 乃木坂46」の公開が7月10日に延期されていた。つまり12枚目シングルは映画との相乗効果(セルフタイアップとでもいいたくなるが)を狙って、フロント1列目に白石、西野、生駒、生田、橋本の5人=映画のキーパーソン5人をそのまま持って来た格好になった。

 

今回センターに復帰した生駒ちゃんは、12枚目シングルが紅白選出に大きな影響を持つであろうことを意識している。直接映画の主題歌になるのかは分からないが、CMスポットには新曲が一緒に流されるだろう。つまり、新曲のプロモーションを映画と一緒に大々的に打てることになるので、ヒットを狙いやすい事情があるのだ。映画の協賛にどれだけのスポンサーを得られたかによって、そのCMスポット本数や映画の公開館数も変わるので、スポンサー獲得をにらんでの公開延期なのかもしれない。とにかく5月に公開してしまうのは、ちょうど11枚目と12枚目のシングルの狭間になる期間であるが故に、映画公開のメリットが少ないと踏んだとの見方もできるだろう。

 

自分は夏曲のあと、昨年の「何度目の青空か?」のような乃木坂らしい1曲を10月頭にもってきて、そのヒットで紅白を狙うものと思っていたが、運営側は去年よりも早く12枚目でヒット曲を、もしかしたらミリオンセラー級を狙っているものとみた。乃木坂の顔であり、AKB48兼任でメディア露出の多い生駒ちゃんをセンターに据えつつ、モデル組とセンター経験者をフロントに置くという盤石な布石。その一方、後列には予想していた井上、斉藤優里の復帰、そして新内真衣の初選抜があり、残念ながらバレッタのセンター以降ずっと選抜だった堀 未央奈、前回初選抜だった相楽伊織が選外となってしまった。映画ではどうしても1期生の比重が大きくなるが故に、2期生が抜けて、1期生アンダーが戻るという状況が発生しているのかもしれない。

 

歌唱やダンススキルでいえば、前回の記事でも書いたように、本来なら川村、中田らを選抜に復帰させるべきで、紅白に向けてのヒット戦略としては映画で語られるイメージを12枚目シングルに重ねて、売上を伸ばしたい、または一般層に認知させたい、という運営の方針が優先されたのだろう。後列には松村沙友里が11枚目に続いて残っているが、CanCam専属、握手会での高人気故にアンダーに落としづらい大人の事情も垣間見え、本来アンダーや2期生を加えるべき枠をひとつ埋めざるを得ないのが、残念でならない。

 

乃木坂カフェオーナーとアンダーライブ・サードシーズンをこなしてみせた新内真衣の抜擢や、バラエティで進展著しい高山一実の2列目入り、そして前回選抜復帰した斉藤飛鳥、伊藤万理華の連続選抜入りについては素直に喜びたい。少々心配なのが、今回せっかく選抜入りした井上、斉藤優里の体調が万全でないこと。井上はアンダーライブのような連日公演でなければ、大丈夫だと思うが、斉藤優里は喉の不調が長引いている様子で、早く回復して12枚目の製作に入れるように祈りたい。

 

別プロジェクト云々がなかなか見えてこない中、折角昇格させた2期生を選抜に一人も上げられず、今回2期生が新内だけという状況は世代交代という点で乃木坂46の今後に閉そく感を抱いてしまう。白石、橋本に頼れる期間も長くはないのだから、AKBのように若手を育てる機会をもっと早く作っていかないと、紅白に出場できても乃木坂の存続が危うい。じょしらくの舞台が十福神以外のメンバーを対象としたオーディションになったのは運営も若手育成を考えていないわけではないのだろうが、もっと基本的なレッスンレベルで育成していく必要があるだろう。

 

12枚目はいったいどんな曲になるのか、現時点では予想ができなくなってきたが、生駒ちゃんセンターがどう生かされるのかに期待して見守りたい。


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