乃木坂46の「乃木坂工事中」、欅坂46の「欅って、書けない?」、AKB48の「AKBINGO」等、秋元康系グループはその地域のローカルながら冠番組を持っている。
なかでもHKT48は指原梨乃・後藤輝基の今やゴールデンタイムのMCコンビで、TBS深夜に「HKT48のおでかけ!」、九州では九州朝日放送系で複数の冠番組を持ち、
48グループの中では一番の発信力を持っていると言っていいだろう。
そんな中で、最近YouTubeで見つけたのが、九州朝日放送で月一回放映の「HKTバラエティー48」のコーナーである「宮崎と宮崎のオールナイトミヤザキ」の動画。
宮崎県出身である、HKT48の駒田京伽と冨吉明日香の二人のトークだけで展開するコーナーで、2014年4月スタート当初は「宮崎と宮崎」コーナーとして、宮崎弁オンリーでお題トークをしていく内容だったが、
第6回からKBC内のラジオブースでDJスタイルに変わる。
毎回番組スタッフからのハガキしか読まれず、そのハガキのムチャブリで展開していく。
あくまでテレビ番組なのだが、最近のAKB48のオールナイトニッポンがSHOWROOMでインターネット中継を同時配信しているのと同じような感覚だ。
私は親が鹿児島出身なので、宮崎弁のイントネーションは同じ九州地方の方言で馴染みやすいということもあるが、解説されないとまったく分からない宮崎弁トークと、
綺麗系ビジュアルの駒田京伽が絶叫するタイトルコール、駒田の振りに的確に返していく冨吉のツッコミなど、宮崎弁となると二人のキャラクターパワーが倍増している。
「HKTバラエティー48」自体が月1回の放送で、宮崎と宮崎コーナーも場合によっては数か月空いてしまうケースもある。それが非常にもったいない。
番組の一コーナーにしては異常なパワーを秘めているこの企画、たしかに番組MCのコンバット満さん、小雪さんのフォローあってという処もあるのだが、KBC制作SHOWROOM配信で、
宮崎と宮崎を独立制作してもいけるんじゃなかろうか。
今は、YouTubeなどでの有志によりアップされた動画を検索するしか楽しむ方法が無いのが非常に残念。
しかし、駒田、冨吉の二人とも総選挙ランクイン、最新シングルでの選抜、それにからんだアニメ声優出演と勢いに乗りつつあるので、
HKT運営もこの宮崎コンビへのレギュラーコンテンツを作ってみてほしい。3月版、いつ放送だろう。