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Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

N-Sleep Hard マットレス / ニトリ

2020-10-11 17:00:56 | Weblog
さて今更であるが、10万円の特別給付金の使い道として、ベッドの寝心地改善がカミさんと息子から訴えられたので、ベッド又はマットレスを新調しようということになった。


だいぶ前にこのブログでも記事にした、無印良品のパイン材ベッドとマットレスを購入したのが7年近く前。

この無印のマットレスの耐久性は非常に高くて、いまだにへたることなく身体を支えてくれて、硬めの寝心地が好きな私にとっては非常に良い買い物だった。

今回、まず無印のマットレスを調べてみたが、スタンダードなポケットコイル方式でもシングルで616個のスプリングを使っていて、セットで買った旧モデルのマットレスの460個からアップデートされて、もっと緻密に体重を支えられるようで、実際店舗で寝てみても、まずまずだった。

もうひとつ検討したのが、ニトリのマットレス。N-Sleep(エヌ・スリープ)というブランドで展開していて、こちらもポケットコイル方式でシングルでは450個のスプリングで支えており、寝心地は無印のものよりもやや柔らかいが、こちらの店頭のサンプルでの寝心地は悪くなかった。

価格帯もほぼ同じであり、コイル数のスペックは無印の方が上だったが、ニトリは納品時のみ製品を圧縮して梱包し、店頭から自宅、玄関から寝室までの搬入がそのままのサイズで配送される無印よりも、自宅で受け取った後に運びやすく、開梱しやすいということがあり、その搬入メリットをもってニトリを選択した。

開梱後の復元スピードも速くて、1~2時間もあれば問題ない厚みに復活。

寝心地は店頭で確かめた時より、やや柔らかい感じがしたが、それでも十分身体を支え、寝返りも打ちやすい。結局、今回はマットレスだけ更新して、ベッドフレームは見送ることで経費節減とした。

今回、ニトリと無印で比較検討したが、とにかく実店舗で寝てみなければわからないことが多い。同じ硬めでも微妙な差があって、その微妙な差も許容できる範囲かどうか、実際に試してみないと判断できない。安易にネットでポチるのは難しい分野の製品だった。

今後、無印と同じような耐久性があるのかどうか、機会があればリポートしてみたい。

山崎怜奈(乃木坂46)「誰かに話したかったこと」/ TOKYO FM

2020-10-03 23:26:01 | Weblog

9月23日、ネットニュースやスポーツ新聞で、乃木坂46の2期生メンバー 山崎怜奈が10月1日からTOKYO FMの午後の帯番組(月曜から木曜13時~14時55分)を担当することが報じられた。

9月30日までは元AKB48初代総監督の高橋みなみが担当していた枠である。

乃木坂46でラジオパーソナリティとして活躍しているメンバーは多いが、帯で2時間もの番組はグループ史上初になる。それもアシスタントではなくメンバー個人の冠番組なのだから、本当に大抜擢といえる。

もちろん抜擢されるだけのものが、彼女にはある。若干23歳ながら、慶応大学卒の才媛であり、歴史に強く最近はクイズ番組や教養番組のレギュラーを数多く務め、もちろんラジオも卒業した衛藤美彩の後を継いだbayFMの「金つぶ」のアシスタントで時事問題も掘り下げて考える力を養っており、しっかりしたコメント力もある。

正直世間一般ではクイズ番組の一回答者として「みたことある」くらいの認識であるという見方が正しいところだとは思うし、TOKYO FMも知名度の高かった高橋みなみの後を任せるにあたり、この番組の企画者は山崎怜奈を推すことにかなり苦労したことだろう。

だが知名度が無い代わりに、前述の通り、クイズや教養系のバラエティをこなし、乃木坂46の中でもアンダーで永く苦労しながら培った歌やダンスのパフォーマンスや本番舞台での経験が豊富であり、且つ乃木坂46の現役メンバーであり、各方面で活躍している卒業メンバーや関連する様々なスタッフ・クリエイターとのつながりがあることなど、高橋みなみでは得られなかったものを山崎怜奈は持っているのだ。

そして何より本人自身がラジオというメディアを好んでいることも大きかったのだろう。

改めて彼女の背景を考えれば、帯番組を任されてもおかしくない積み重ねが築かれている。敢えて付け加えるなら、同じ2期生でラジオ番組のレギュラーを勝ち取り、今もオールナイトニッポンで乃木坂枠を仕切っている新内眞衣の実績が山崎怜奈の起用という果実を実らせたとも言えそうだ。


10月1日の放送を少しだけモニターしたが、彼女の声は明るく且つうるさくは感じることもない、非常に聞きやすい声質であることが分かった。午後の時間帯という今まで経験のないシチュエーションに慣れてくれば、得意の歴史トークもどんどん繰り出せるようになるだろうし、もっと彼女自身成長していくだろう。

現役アイドルの午後の2時間の帯番組なんて、もしかしたらアイドル史上初めてかもしれない。

EOS Kiss X7 vs. P30Lite for Movie Use (indoor trial)

2020-09-20 20:05:24 | Weblog
蛍光灯のシーリングライトの下、リビングでEOS kissとHUAWEI P30Liteで1分ほどの動画撮影をおこなってみた。


仕様で、P30Liteは動画ファイルがMP4、EOS kissはMOVで出力されるため、EOSについてはMOVからMP4に変換してファイル規格を揃えて比較してみた。再生ソフトはVLC Media Player。

動画のキャプチャー画像などは息子の背中やカミさんが映り込んでいるので、割愛させていただくが、連続再生して比較してみると、服のシワの陰影のグラデーションや色そのものの深み・豊かさはやはりセンサーサイズの大きいEOSが良好だった。


これに対してP30Liteは、小さいセンサーサイズをカバーして有り余る画像処理で、EOSに負けない画質を実現している。やや明るさ・鮮やかさが高く、EOSに比べて白飛びしそうな感があるが、レンズの小ささを考えれば、また、再生ソフトを経た実用画質も特に問題がない。SNSに上げるレベルなら十分な画質だろう。

YouTubeなどで定点的な撮影であれば、もうEOSを使ったほうが画質としてどう加工しても余裕がある。三脚を使った撮影ならEOS、手持ちの移動撮影ならジンバルを装着たいP30Liteが十分使える、といったところだろう。

今後、天候の良い日に外出して撮影してみよう。

乃木坂46 the 10th Season

2020-09-20 19:08:35 | Weblog
2011年8月に誕生した乃木坂46は、今年結成10年目に突入した。


卒業発表している白石麻衣、中田花奈を含めて現在ちょうど46名のメンバーを抱えている。

卒業した主要メンバーの中で、深川麻衣、桜井玲香、西野七瀬、生駒里奈等は舞台やドラマ、バラエティで活躍しており、川後陽菜、伊藤かりんがYouTubeで更新を重ねている。

また、市来玲奈と斎藤ちはるがアナウンサーとなって現役メンバーとの共演を果たしており、特にテレビ朝日の「Qさま」で、斎藤ちはる、高山一実、山崎怜奈がMC、回答者と異なる立場で共演している様子は、乃木坂46というグループが本当に充実したいい時期を迎えているのだなあと実感させてくれた。

現在、現メンバーでは10月に卒業が決定した白石麻衣に代わって、齋藤飛鳥、生田絵梨花、山下美月、梅澤美波らがエース級といえるくらいメディア露出が多くなっている。

選抜制度に捉われ、アンダーメンバーの活動が定まっていなかった1期生、2期生では早期に卒業したメンバーも多かったが、期生ごとに単独活動させ時期をみて本体に合流させる形をとった3期生以降は一人も卒業・脱退が出ていない。

特に3期生はテレビ・ラジオでの露出頻度の差はあるものの、それぞれモデルや映画・舞台出演などの活動で経験を積んでおり、日向坂のようにメンバー総出演のバラエティやドラマをもう一度企画してもいいくらいパワーが充填されてきていると感じる。

そして4期生。


先般4名の”新”4期生が加入し総勢16名と一大派閥になったのだが、ロケバラエティ「乃木坂どこへ」、現在放送中のコント番組「ノギザカスキッツ」とお笑いコンビさらば青春の光をMCに迎えて、確実にバラエティ力を積み上げている。
また、白石麻衣の卒業シングルとカップリングされた4期生曲「I See」が動画再生回数で表題曲を抜いてしまうという”快挙”を達成し、注目を集めた。この曲のメロディーやアレンジが、SMAPの一連のシングル曲とテイストがそっくりだったことから、乃木坂以外のファンを呼び込んだことが要因だったようだが、歌番組でも注目され4期生だけのパフォーマンスが地上波で放送されている。
遠藤さくら、賀喜遥香、早川聖来、田村真佑、金川紗耶といったところがメディア露出が増えているが、他のメンバーもだいぶキャラクターがはっきりしてきていて、あとはチャンスされあればいくらでも弾けていきそうだ。

ただ心配もある。

AKB48と同様に白石麻衣など世間一般に認識されているメンバーが抜けることにより、3期生・4期生がジャンプアップするまで停滞期が訪れる可能性があること。
ヒット曲、CM、SNS、なにか乃木坂46として、メンバー個別でも自身の魅力を発信する場をもっと作り出す必要があるだろう。

なんにせよ、10年継続してみせたガールズグループである。そう簡単には終わらない。

EOS Kiss X7 and P30Lite Movie Use

2020-09-06 17:43:49 | Weblog
最近YouTubeにハマりすぎてVLOGに興味を持ち始めており、まだまだ顔出しする度胸はないが、動画をSNSやインスタにアップして見てもらうくらいはチャレンジしてみようかと考えている。

で、うちには撮影機材として純粋なビデオカメラであるPanasonicのHC-V360Mとデジタル一眼レフのEOS Kiss X7があるので、まずはもういちど仕様を確認して、動画撮影デバイスとしての向き不向きを再確認してみたい。


本来動画撮影を本分とするデジタルハイビジョンビデオカメラHC-V360M。記録方式としてはAVCHD 1080/60p 1920*1080の60Pで撮影が可能だ。撮影素子(イメージセンサー)は1/5.8型MOS251万画素(実質は16:9で220万画素)。これに対してEOS Kissは、AVC/H.264で1920*1080の30Pで撮影可能。撮影素子はAPS-C規格の1800万画素。

画質という点でいえば、完全にデジタル一眼の圧勝である。

センサーサイズ差による光の取り込み量の違いは、静止画も動画も画質に大きな差が出ることは明らか。

と、ここまで描き進んでおいて、忘れていたのがスマホの動画撮影。


今使っているHUAWEIのP30Liteは18.7:9でFHDの30FPS、16:9の画角で60FPS、撮影素子は小さいが優秀な画像処理でセンサーサイズを感じさせない画質を実現している。

SNSで動画をアップしている方は、ほとんどスマホだろう。特にiPhoneで撮影された動画は、専用の一眼や高性能コンデジに負けないクオリティがあり、YouTuberでもVLOG用途ではスマホ撮影の動画がアップされている。

スマホの画像処理と一眼のセンサーサイズ、私のような動画初心者には一体どちらのクオリティが高く見えるのか、比較テストをしてみようかと思う。

室内の蛍光灯下、野外の自然光でどのような違いがでるか楽しみ。



マーチ10年目の身体検査

2020-08-16 22:36:15 | Weblog
今年4回目となる車検を近所の「車検のコバックさんにお願いした。
ディーラー車検だと平均13万かかるのが、コバックさんだと見積で7万弱で済む。

今回ブレーキとエンジンのオイル、バッテリーの交換が追加された為、10万超えとなったが、それでも良心的。


うちのマーチは2011年式だが遠距離はせいぜい秩父くらいで、週末の買い物がメイン。
そのため走行距離も9年目で18,000kmしか走っていない。

この使い方なら軽自動車で良かったのだが、10年前はまだ軽の衝突安全性に疑問をもっていたので、どうしても踏み切れなかった。
カミさんからはマーチじゃなく、軽にしておけばランニングコストが節約できたのに、と怒られるが、まだ家族で遠出する機会もあるかもと考えてしまっていた。
子供も中学生になれば部活もあり車で旅行する機会がかなり減ってしまった。
旅行をするにしても子供の社会的経験値を豊かにしようと鉄道利用が多くなったのだ。

そんなこんなで遠乗りしなくなったマーチだが、個性は薄いが運転のしやすさと軽並みの小回り性能、ほどほどの積載性と後席分割可倒シートなどの装備で買い物車としての機能をずっと発揮してきたのは確かで、普通車の中でマーチを選んだのは間違いではないと思っている。

先代のK12マーチのときには1400ccの4気筒だったから、K13マーチの3気筒1200ccはパワー感がどれだけ落ちるのかと懸念した。しかし、電子スロットルのおかげなんだろうが、うまく回転数2,000rpmまでの回転域までのトルクを使っていて、ピーキーに回転を上げることなくスムーズにスピードに乗せていくので、街中の発信加速に不満を持ったことがない。
3気筒化による低域トルク特性の改善もあるのだろう、車格にあった良いパワートレーンだと思う。

十数年になるといきなり自動車税も高くなるので、いつか別れの時は来るが、それまで感謝の気持を持ちながら、少しでも距離を伸ばしてやりたいものだ。

PC ALERT

2020-08-15 09:22:21 | Weblog
今、我が家の現役メインPCは、記事にもした dynabook EX/56AWで2016年の12月に先代のVAIO typeN (VGN-NS50B) がブルースクリーンとなりマザーボードレベルで逝ってしまったことから、慌てて導入したPC。


3年8か月間、VAIOよりはハード・ソフトとも安定していたが、最近ちゃんと起動しなくなった。

ちゃんと起動しない、というのはスリープモードから電源ボタン1回押ししても、黒画面のまま起動せず、再度電源ボタンを押してから、CTRLボタンを何回も押したり、CTRL+ALT+DELETEのショートカットを入力するとログイン画面が起動するという症状。

HDD自体はチェックソフトで特にしきい値や温度、セクターに異常はないことを確認していたので、疑ったのは起動ファイル。だがなんとか手順を繰り返せば起動はしていたので、バックアップも取らず、Windowsの回復ディスクも作っていなかった。

そして8月11日の夜にトラブルはやってきた。

通常の電源ボタンでの長押し強制終了から再起動をやっても、起動せず、回復画面を出しても、トラブルシューティングからシステムの復元を行おうとしてもディスクが認識されず、自動修復しても実行されず、また回復メニューに戻ってしまうというサイクルがずっとリピートされるのだ。

スマホでググッてできることはやってみたが、セーフモードにも入れないので打つ手がない。システム復元の画面上でCディスクが認識されていないことから、HDD自体が破損したと思い込んでしまい、且つ、回復ディスクも作っていなかったから、外務メディアによるブートも出来ず、もはや手詰まりとあきらめかけた。

もう一度、トラブルシューティングのメニューをよく見たら、Windowsの回復ディスクをつかったリカバリーではなく、東芝が自社アプリを含めた工場出荷初期状態に戻すリカバリーメニューがあったので、HDDが生きていることに賭け、個人ファイルのサルベージはあきらめて、これを実行してみた。

なんとリカバリー処理が動き出し、この時点でHDDは正常だったことが判明。つまりはWindowsの起動ファイルの障害ということ。

再起動を繰り返して、数時間かかったが、なんとか初期状態に復帰完了し、Windowsを最新のアップデートまで入れたうえで、Googleやその他のレギュラーソフトを再インストールした。

今回、復帰作業をして思ったのは、ほとんど基本情報(ID,パスワード)はソフトと通信しているソフトメーカー側のクラウドに保存されており、VAIO時代=WindowsVista頃のようなソフトごとのIDやパスをメモを見ながら入れなおすという作業が大幅に減っていて、基本的にネットサーフィンやSNSに必要なソフトはほぼほぼ復帰できてしまった。

もちろん、スマホと連携しているクラウドシステムソフト(アプリ)が多くなっているからこそなのだろう。

いまやGoogleとLINEとTwitter,instagramができる環境なら、WindowsだのMacOSだのOSによるPCの格差はなくなってしまい、画像や動画ファイルを扱うクリエイティブな作業でそのPCの馬力と使用するソフトとのOSの相性がPCの選択理由になってしまい、OSありきではなくなっていることも改めて感じられた。

Windows標準のデフラグの他に、サードパーティのメンテソフトでシステムファイルを含めたデフラグを神経質にやりすぎていたのかもしれない。当然、最近のWindowsUpdateの影響も疑っているが、「やりすぎない」メンテナンスという難しい課題が生じた。

手詰まりになったと感じたときに、思わず、家内にPCの買い替えを提案してしまったが、教育費の貯金といまやスマホとタブレットでネット情報は扱えるからPCはいらないのでは、という論理に負けて買い替え提案は失敗した。

まあたしかに、最近は自分での写真撮影や動画撮影はやっていないし、ネットサーフィンで気になったアイドル動画くらいしかダウンロードしていないのが実情で、あとは音楽ファイルの再生くらいか。

PCの使い方自体も自分の趣味だけでなく、もっと家族共通の課題に役立てないとその存在意義を失いかけていることがわかった。

今、2回ほどPC環境の妄想アップデート計画をブログさせてもらっていて、次回はストレージについて考えようと思ったが、ハード的「拡張」ではなく、今あるデバイスでどのように節約して使っていくか、本当に必要なバックアップで何か、を再検討する必要がありそうだ。

dynabookは現在、正常動作で問題なく稼働中。Office2016もプロダクトキーが見つかり、制限期間内に入力完了してこちらも無事復帰。

ああ、しんどかったあ。

日向坂で会いましょう(日向坂46) / テレビ東京

2020-08-03 10:01:36 | Weblog

テレビ東京の日曜深夜は、アイドルグループの冠番組が3つ連荘で放送されている。まずはじめに乃木坂46の「乃木坂って、どこ?」(現在は「乃木坂工事中」)が放映開始され、途中、レプロエンターテインメント(女優・新垣結衣が所属するプロダクション)の9nineとベイビーレイズの番組も挟まれた時期もあったが、その後、欅坂46の「欅ってかけない?」が始まり、欅坂から独立して、ひらがなけやき坂46が「ひらがな推し」がスタートした。この「ひらがな推し」がグループの改名と同時に日向坂46「日向坂で会いましょう」にリニューアルされて現在に至っている。

坂道グループと呼ばれる3組が連続して冠番組を放映させている、テレビ東京もすごいがし、深夜番組という視点でみれば、3番組とも長寿番組と呼ばれる放映回数になっている。

アイドル番組では昨年放映終了となったが、AKB48のAKBINGOのようにゲームやロケ、ファッション、占い、いろいろな企画を経験させながら、ビジュアルとキャラのギャップを見せてファンを拡大させるというのが定番の作り方であり、乃木坂でのバナナマン、欅坂での土田晃之・澤部 佑はこの路線を守りながら、各グループの独自性を出している。

しかし「日向坂~」は違う。


MCであるオードリーの趣味や世代コンテンツがメイン企画になったり、アイドルらしい企画の中に大喜利を組み込み、運動会やスタジオ外のロケでも若林が特定のメンバーを贔屓するという、アイドル番組にあるまじき(笑)行動が入り、それを日向坂のメンバーがいじり倒す。それって若手芸人がやることじゃないかと思われるような内容に変わってしまう。とにかくアイドルではなく芸人育成番組なのだ。

そして、さらにすごいのは日向坂46のメンバー全員が、オードリーの笑いのフリに全力で食らいついていることなのだ。きっかけがあればすぐにダチョウ倶楽部のような団体芸ギャグに全員がノってくるわ、大喜利では下手すればIPPONで勝ち残れそうな斜め上の回答を繰り出すメンバーがいたりと、それこそ若手芸人を潰す勢いをもっている。

メンバーの中にはオードリーのラジオ(オールナイトニッポン)のファンリスナー(リトルトゥースというそうな)が複数存在し、オードリーのファングッズであるリトルトゥースのTシャツを番組内で着てみたり、ハガキ職人センスを見せたりするなど、オードリーからすれば本来MCが盛り上げるべき主演アイドルが逆にMCを盛り立ててくれるというやりにくくも素晴らしい環境が構築されてきている。

そして、こうした番組の動きを番組スタッフも矯正しようともしておらず、テロップからして、オードリーのやりたいようにまかせているというか、スタッフの中にオードリーファンが存在するかの如く、とにかく「ひらがな推し」時代にできあがったそうした方向がまんま「日向坂であいましょう」でも止まることが無い。

冷静にみれば、日向坂46には、AKBの前田敦子・大島優子、乃木坂46の白石麻衣、欅坂46の平手友梨奈のように世間に認識されたブレイクメンバーがまだ存在していない。

徐々に個人仕事は多くなっており、モデルに抜擢されるメンバーも増えてはいるが、いまだ日向坂としてメンバー間の格差がない。逆にだからこそ、彼女たちには危機感はあり、日向坂としてのフランディング、方向性を求め続けている。


お笑いをどん欲に吸収しようとする姿勢もそうした「自分たちの色」を生みだそうとする努力の一端なのだ。

現在は終了しているが、日本テレビ系列で放映されていたKEYABINGO、HINABINGOでもひらがなけやき、日向坂としての冠番組をもち、MCにサントウィッチマンや吉本新喜劇の小藪一豊といったベテランに恵まれ、それぞれにもオードリーから培ったバラエティ対応力にさらに磨きをかけて、いまやその筋の業界人からも「日向坂で会いましょう」が注目されている。

アイドルなのになんであんな団体芸ができるんだ、なんであんなに大喜利ばかりやっているんだ、と驚きの声もあるらしい。

メンバー一人一人の個性は(じつはたっぷりあるのだが)まだまだ知られるのに時間はかかるだろうが、日向坂46はバラエティに使える、、、という評価がたかまつまているのか、最近、テレビ朝日のしくじり先生やフジのネプリーグ、日テレの沸騰ワード10など、準レギュラーともいえる勢いで出演数が増えていて、それも特定のメンバーに偏っていないところが逆にすごい。

日向坂のメンバーを2~3人出せば、しっかりキャラクターを発揮できるという評価になっているのかもしれない。

アイドル活動で握手会やライブが開催できない環境の今、お笑いを徹底強化した日向坂のテレビでの強さが他のアイドルと一線を画しはじめているのだ。

この先もオードリーの動き方でどうころぶか分からないところはあるが、簡単に大喜利コーナーも捨てられることはないだろうし、日向坂メンバーのメンタルが強くなってきている今、MCとメンバーのイジりあいの激しさも高まっていくことと思われ、さらに面白くなりそうな番組なのである。


そして、ひらがなけやき時代に学業優先で休業し、先般復帰した影山優佳が、日向坂で受験イジリされ、同局の「フットブレイン」で比類なきサッカー評論家としての才を見せつけ、日向坂の新たな方向性を生みだしつつある。実はスポーツという面でも、もともと企画で野球がらみを多くやっているし、メンバーの中にも東山芽衣や、新3期生の山口陽世のようにアスリート並みの運動能力を有しているものもいるので、スポーツバラエティにも対応ができるのだ。

そうした多方面への成長が、この番組で多く見られるようになることを期待している。

His Life,Her Life

2020-07-25 23:39:48 | Weblog

先週、2つのニュースが自分にとって衝撃的だった。
俳優・三浦 春馬さんの死去、そしてALS患者の嘱託殺人事件である。

後者について、二人の医師の「安楽死」幇助の是非は論じるつもりは無いが、SNSだけの繋がりで、いきなり安楽死を「処方」するなど考えにくい。それはかかりつけ医が長年寄り添って、本人の尊厳や家族の気持ち・事情を十分理解した上で判断するべきものであり、安楽死制度が認められている国でも許されるものではないだろう。

だがそこには推測の域はでないが、ALS患者の方の生を継続することへの絶望・安楽死を求める意思があったこともおそらくは事実であり、そこに生き続けることが果たして「正義」なのか、本当の人間の尊厳がどこにあるのか、改めて考える必要があると感じた。

そして、三浦春馬さんもこのALS患者を主人公とする物語の主演をなさっていたことがある。すべてを視聴したわけではないが、徐々に身体を蝕んでいく病気に対する絶望や生への向き合う姿勢を好演していたと記憶している。

もちろん演じることと、実際は違う。

それでも、三浦春馬さんの仕事場での評判から、非常に気配りをされる方であったことからして、演じる際にはかなりALSについて学習したり、実際に患者さんと面談したりはしていたのではないか。そこで、彼なりの命に対する学びはあったはずと思う。

発見された状況から、自殺である可能性が高いと報じられている。彼が何に絶望したのか、気配りができるからこそ、逆に相手の迷惑を考えすぎて相談ができなかったのか、命を絶つ前に自身の気持ちを誰かに伝えることが出来なかったのか、本当に残念で仕方がない。

ブラッディマンデイのハッカー・ファルコン役が大好きだったファンの思いである。



Make you happy / NIZIU(JYPEntertainment+SonyMusic)

2020-07-12 14:55:50 | Weblog
6月下旬に好評を博して終了したJYPエンターテインメントの日本人オーディション「NiZi Project」から生まれた NIZIU(ニジュー)の”プレ”デビューデジタル配信曲、「Make you happy」が6/30にリリースされた。


サプライズに近い形で、同時にMVもYouTubeで公開され、7/12、約13日目で再生回数はなんと4500万回を突破している。
このMVに対するリアクション動画の数もすごく、既に10以上を観させてもらっていて、日本語歌詞であるにも関わらず、プレデビュー段階で一気にグローバルなファン層を獲得してしまった。

これまでJ-POPは、ほぼガラパゴスな市場なんだと思っていたが、オーディションをコンテンツとして公開し、K-POPの手法でプロデュースされれば、日本語曲でも「聞いてもらえる」のだということを一気に証明してくれた。

作曲はパク・ジニョン本人ということで、こういうポップな曲もかけるのだと柔軟な音楽性には感心。

自分としては、大サビで炸裂する、ラップパートでマユカの日本語ラップとリマの絞めの「~you're my favorite song!!」が小気味良い。


MVでびっくりしたのは、マユカの金髪ながらファニーな印象と、お姉さんキャラだったマヤがまさかの黒髪ドレッドで可愛さ+カッコよさを打ち出したところ。もうこれはビジュアル演出とメイクスタッフが素晴らしい。

初期のTWICEの可愛らしさを彷彿とさせるが、もっとポップで日本人が聞いても聞きやすい、K-POPに偏りすぎない匙加減が効いているように思える。


そしてファンは、NIZIUがオーディションで参加者1万人以上の中から選ばれた「スペシャル」であると同時に、そのオーディションで様々な苦難を乗り越えた姿を知っていて、又、すでにメンバー一人一人のキャラクターを理解している。
このデビューに至る過程を知っているから、この曲も単に可愛い曲というだけでなく、NIZIUの待望のデビュー曲であり、非常に大事な曲であることを分かっているからこそ、そのファンが日本や韓国だけでなく、様々な国に存在していることが、デジタル配信チャートやMV再生回数のとんでもない記録を生みだしているのだ。

JYPではこのいきなりのグローバル展開をどの程度予想していたのだろうか?

根拠は無いが、おそらくは想定以上のファンダムが誕生しつつあることに驚いていることだろう。

オーディション半ばまではおそらく、IZ*ONEのような日韓キャンペーンで売れてくれればというレベル感だったと思う。ところが、ふたを開けたらとんでもないことになった。グランドデビュー曲(ミニアルバムCD+デジタル配信になるだろう)のプロデュースの方向性を日韓対象に安全パイでいくか、もっとグローバルに受け入れられそうな曲調に変えていくか、嬉しい悩みを抱えることになったと思う。

そのようなプロデュースになるのか、次回曲が本当に楽しみだ。

絶望の後で / NGT48(ユニバーサルミュージック)

2020-07-12 13:52:21 | Weblog
NGT48のニューシングル「シャーベットピンク」の7/22リリースが決定し、ミュージックビデオが公開された。7/10公開でブログを書いている2日目午前でまだ8万回再生といったところで、アイドルのMVとしては出だし厳しい状態と言える。

絶賛を博しているJYPのNIZIUが2週間足らずで4500万回に迫っている状況(コンセプトもYouTubeなど全世界にオーディション番組が配信されていたなどバックボーンも全く違うけれど)を同じアイドルグループという目線でみれば、完全に置いて行かれている状況だ。

NGT48の誕生前後は、北原里英の移籍再スタートや、時間をかけた地域密着型の活動の醸成でみせたひたむきさなど、応援したくなるグループであったことには違いなかったし、閉塞感が生まれていたAKB48グループの中で、大きく伸びようとしていた。しかし、2019年1月に表面化した元メンバー山口真帆の自宅前暴行事件の発生、不透明な運営やメンバーの関連性、メンバーのSNSでの疑念を持たれるような不適切な表現、あまりに内情に詳しすぎる文春砲の記事、いろいろなことが重なりすぎて、いまや法的にも事実を解明することが困難になり、運営からの明確で納得のいく説明がないまま、時間が経過してしまった。

そして今年、運営会社の体制が刷新され、1年8か月振りにニューシングル発売で再始動しようとしている。

おそらく当初からのファンは、もやもやを抱えたまま、素直に応援できないというのが正直なところであるはずで、NGTは今後新たなファン層を開拓しなければ未来はないだろう。

そのニューシングルのカップリング曲が今回紹介したい「絶望の後で」だ。


曲調は厚いストリングスでアレンジさせた疾走感のあるアップテンポなもの。歌詞はまさにNGT48の現況そのものを歌っていて、絶望の状況にある中で、予定調和的な希望に満ちた内容にはせず、絶望そのものを歌いきっている。だが、その行間からはメンバー一人一人にこれからどうするのかを問いかけているように感じる。

この歌詞の書き方から、秋元PDが直接的に関与できない状況にあった可能性もあるのかな、と想像するが、単純に距離を取っていただけかもしれないし、それもまた闇の中だ。

MVでは草原にたたずむ選抜16人のメンバーの引きとアップを繰り返し、そこに本間日陽の登山の様子を挟み込んで進行する。
ドローン撮影で俯瞰される細い登山道は、まるでNGTの歩みの危うさを表しているかのようで、途中急こう配の道が本間を苦しめる。
頂上に到着して、本間日陽がその山の鐘を鳴らすと同時に、それまでほとんど動かず、リップシンクだけだったメンバーが大サビで踊りはじめる。


それは決して、「解放」のものではない。


まだ苦しい道が予想される、険しい表情のままだ。

それでも歩きはじめる、その意気だけは共感できる。

曲は改めて聞き返すと、ストリングスや大サビのドラムパターンが、乃木坂46の「君の名は希望」を彷彿とさせる。
「君の名は希望」では、恋愛で世界と向き合いはじめた主人公の希望を歌っているが、この曲はいまだ沈んだ世界にいながら、一歩踏み出そうとするNGTそのものなのだ。



PC環境 妄想アップデート Part.2 (タブレットPC編)

2020-06-28 18:56:54 | Weblog
現在、我が家ではノートPC(dynabook15.6インチ)の他に1台タブレットPCがある。

HUAWEIのMediaPad M3 Lite 10 WP。

子供が塾で教材動画を視聴するために使っているもの。

メイントレンドのiPadではなく、Androidタブレットであるが、このタブレットはコンテンツ視聴用としては合格で、持ちのいいバッテリーと米ハーマンカードン監修の音のよい4スピーカー、WUXGA(1980*1200)10.1インチのキレイなディスプレイと程よい処理性能(オクタコアCPU+3GBRAM)は問題無く使えている。

購入当時は3万円台半ばで、その当時のiPadよりは廉価であり、コスパで決めた。
防水性能も高いらしく、お風呂タブレットとして使っている方もいると聞く。

しかしながら、来年、子供が大学進学を控える中で、大学で配信される教材の視聴やノート代わりの使い方を考えると、やはりiPadを使わせたい。


Androidタブレットでも相応のアプリやペン入力デバイスもあるのだろうが、圧倒的シェアを誇るiPadのアプリやアップルペンシルのほうが、随時アップデートが期待できる。

それは、大学のみならず就職後も使うことを考えると、結構大事なポイントになりそうだ。そもそもハイクラスのAndroidタブレットが少ないので、サードパーティーのアクセサリー展開もiPadに比べると非常に規模が小さいのでないかと思われるからだ。

ではiPad、といっても2020年6月現在は、無印・mini・Air・Proと4シリーズもあり、さらにストレージ等のバリエーションから何が最適なのか判断するのが難しい。iPadの上でアプリやデバイスにどんなものが必要なのかを勉強しながら、考えていきたい。

現時点で注目しているのはiPad無印第7世代と呼ばれる2019年秋に登場した、32GBで3万円半ばとうちのMediaPadとほぼ同額で発売開始されたシリーズ。

iPadの比較動画はたくさんアップされており、参考にさせてもらった。考え方としては、コスパ優先で無印第7世代は32GBで安く買うべきとするものと、OSアップデートや購入後の使い方の変化を想定して、上位の128GB、またはiPadAirの64GBを勧めるものに別れている。

私もPCを使ってきた経験上動画編集などをやってきたことから、子供の使用目的が教材参照から、もっとクリエイティブな方向(写真や動画の編集加工など)に変化する可能性を想定し、ストレージ128GBモデルを勧めたいと思っている。正直、約96GB増やすのに1万円は高いと思うのだが、32GBモデルで外部ストレージを買い足すとなれば、端子の変換やケーブルにストレージ本体であっという間に1万円はかかってしまうことを考えるとそうでもないようだ。

AirやProはディスプレイの仕上げが異なったり、CPUがより上級のA12だったりと無印とは仕様が差別化されていて、よりアーティスティックに使いこなせるのなら、魅力的だとは思う。

でも参考にした動画によると無印でもアップルペンシルによる入力やノートアプリの連携は自分も思わず使ってみたくなったし、CPUがやや古いA10とはいえ、動画中の動作スピードは問題になるようなものはなかった。

ProやAirへのハードのアップデートは子供自身が購入を考えればよいし、タブレットを使いこなせるようになる練習台としては無印の仕様でも十分と思われた。

もし、今年の秋に無印iPadのマイナーチェンジがあれば、CPUも現在のA10からA12又はA13の搭載もあるかもと密かに期待している。そうなると無印が無双になりかねない、なんて思っているのであった。






Nizi Project Debut Members

2020-06-28 10:13:31 | Weblog

6月24日深夜NTV系放映の「虹の架け橋」最終回1時間スペシャルで、韓国JYPエンターテインメントが開催してきた、日本人ガールズグループオーディション「Nizi Project」のファイナルステージの様子と最終デビューメンバーが発表された。

Part1の東京合宿編までは、正直あまり注目していなかった。

PRODUCE48のときのように、AKBメンバーと韓国練習生の実力差に唖然とした経験もあって、参加者のレベルに期待していなかったということもあるかもしれない。

しかし、主催者であるプロデューサー・パク・ジニョンは参加者に対して、優しく、それでも言うべき時は言うという、愛情のこもったコメントスタイルに引き込まれていく。

TWICEを生んだ「SIXTEEN」のときも厳しさと労りが感じられていたが、今回特に日本語でのコメント分量も多く、彼の真摯な人柄が感じられる。

Part2となる韓国合宿編から個人テスト、4チームバトル、3チームバトル、2チームファイナルステージと進む中で、練習生の素晴らしいステージがネットで話題になっていき、Nizi Projectの人気が加速していく。

個人テストでのステージでは、ミイヒ(鈴野未光)の「Nobody」、リク(大江梨久)の「Who's your mama?」が目を引いた。
ミイヒはとても15歳とは思えない、大人っぽい女性らしさを感じさせ、憑依型ともいうべき表現力を見せた。リクは東京編でみせた空手パフォーマンスとは対照的に、浮いた遊び人風な雰囲気を表現するというギャップが衝撃的だった。

4チームバトルでは、ニナ(ヒルマン・ニナ)、リリア(池松里梨愛 )、マユカ(小合麻由佳 )、アカリ(井上あかり)の「Dance the night away」。リリア・マユカ・アカリはダンススキルが上がり、ニナはややダンスに甘い部分はあるものの、大サビでのハイトーンスキャットで存在感を出し、チーム全体としては爽快で可愛らしいイメージを表現できていた。特にアカリはボーカル・ダンスとも安定しており、その表情はオリジナルのTWICEリーダー・ジヒョと重なった。

3チームバトルでは、リリア(池松里梨愛 ) 、リオ(花橋梨緒) 、リマ(横井里茉) 、ニナ(ヒルマンニナ)の「ICY」のステージが響いた。
リリア・リオ・リマの3人はダンスがパワフルでオリジナルのITZYのメンバーにも負けない迫力で、ダンスの実力に劣るニナもこの3人に食らいついて、しっかりチームとしての出来上がりに貢献していた。リオは得意のダンスに加えて、ぱく・ジニョンに指摘されたボーカルも安定した実力を発揮、そのビジュアルも素晴らしかった。

3チームバトル終了時点で2回目の最下位13位となったモモカが脱落し、 12人がファイナルステージに臨む。この時点で12名すべての練習生を応援する箱推し的は人気が広がり、全員合格を願う声も増加する。

ファイナルステージでは、ダンス経験者の多いマコ(山口真子)チームとボーカルに自信のあるメンバーが多いマヤ(勝村摩耶)チームに分かれ、2回戦形式で1回戦はタイプの違ったオリジナル曲、2回戦めはプレデビュー曲「Make you happy」を両チームがパフォーマンスする内容となった。
1回戦目はそれぞれ、得意とする分野とはちがったタイプの曲が与えられて、苦戦。しっかり仕上げてはきたが、特別審査員として参加して2PMのウヨンからは、緊張だけが見えて、メンバーらしさ、ステージを楽しむ感じが見えないと酷評される。

2回線目では、同じ曲ながら、マコチームは高いダンススキルによるパワフルさ、マヤチームは安定したボーカルと女性らしい柔らいダンススタイルで拮抗し、僅差でマコチームが勝利となった。各々、1回戦目の緊張は消えて、審査員も驚くほどチームワークが見え、メンバー一人一人が楽しむリラックスしたパフォーマンスを見せる。

結果、1回戦目はマヤチーム、2回線目は僅差でマコチームが勝利。但しもはやチームの勝利というよりは、一つのガールズグループメンバーとしてのパフォーマンス力が図られて、最終も個人順位発表となる。

パク。ジニョンの口から最終デビューメンバー人数が9人と発表された段階で、視聴者の多くが非常に残念な気持ちに襲われたに違いない。3人が落ちる。その当落線上には最下位経験のあるアカリ、JYP練習生ながらなかなか実力を発揮できなかったユナ、ボーカルは絶賛されながらダンススキルに不安のあるニナ、ボーカル・ダンスとも安定していたが、目立った評価を得られなかったリリアの4人が浮かぶ。

1位・マコ、2位リク、3位リマ、4位リオ、5位マヤ、6位ミイヒ、7位マユカ、8位アヤカまで発表され、最後の9人目は高温パートで絶対的に安定したボーカルスキルをもつニナが抜擢される。

アカリ・リリアについてはメンバーに選ばれてもおかしくない実力をつけてきていたと感じていたが、いわゆるダンス・ボーカル両方に安定した力を持つメンバーが上位に多かったことから、高温ボーカルの飛び道具をもつニナがグループの特徴づけとして優先されたのだろう。


グループ名はNIZIU(ニジュー)に決定し、メンバー同士が、そしてさあせてくれるファンが必要(Need you)であるという意味を含ませ、またある動画では反対から読んでういじん(初陣)の意味もある、との指摘もあったり、とユニークなグループ名となった。


Produce48のときは23歳のウンビから14歳のウォニョンまで年齢の幅に驚いたが、今回のNIZIUもミイヒ15歳からマコ19歳と若い。とくにマコはJYP練習生としてのキャリアと彼女本来の力なのか、メンバーをその魅力で引き込み、引っ張っていく柔らかいリーダーシップをもっていて、毎回のチームバトルでもそのチームワークの良さや練習生全体に与える影響について、パク・ジニョンも感謝したほどで、新グループでのリーダーとしての役割も十分果たしていくだろう。

「虹の架け橋」最終回の翌日のスッキリでは、メンバーとの直接インタビューがあり、既にデビュー用のビジュアルにチェンジした姿にはびっくりしたが、まだまだ初々しい中にも、MCがつとまりそうなメンバーも見えて、今後の本格デビューが期待される。

TWICEに憧れながら、初動CD販売でTWICEを凌駕したIZ*ONEのようなグループになるのか、徐々に下積みをつみながら育っていくグループになるのか、先はわからないが、是非活躍してほしい。

Feel Special (trainee team IRIS cover) / Nizi Project JYP-E&SonyMusic

2020-06-13 21:43:23 | Weblog
現在のIZ*ONEを生みだした2018年の日韓合同オーディションPRODUCE48に続き、韓国JYPエンターテイメントがソニーと組んで日本人によるガールズグループのオーディションとして進行しているのが「Nizi Project」。

HULUで配信されながら、日本テレビの「スッキリ」のコーナー、「虹の架け橋」でも同時進行でオーデイションの様子が放送されている。

現在はPart.2として日本国内オーディションで選抜された13人が韓国に渡り、既に6か月近い滞在期間で課題(ミッション)と練習を繰り返している。

韓国でのミッション3として13人を3チームに分けたチームバトルミッションが放送され、遅いネタバレになるが、ミッション3段階での個人順位まで発表され、1名脱落して残り12名。

そんな中で話題にするのは、そのミッション3でチームIRIS(マヤ/勝村摩耶18、ミイヒ/鈴野未光15、ユナ/安攸娜16、アカリ/井上あかり15)が披露したTWICE「Feel Special」のカバーパフォーマンスだ。

メンバーの構成は、個人評価で上位陣であったミイヒとマヤ、低迷が続くユナと一度最下位となっているアカリ。

チーム分けは運営(=パク・ジニョン)による振り分けであり、そこには必ず意図されたものがある。

IRISで一番厳しい状態にあったのはJYP練習生であるユナ。

オーディション参加者の中で、JYP練習生最長のキャリアを持ちながら、パク・ジニョンが求める、練習生一人一人の個性を表現できず、下位に埋もれたままになっていた。

今回のチームでは一度は最下位をとりながら評価を上げているアカリ、上位陣に定着しているマヤ、ミイヒと組ませることで、ユナのポテンシャルを発揮させるきっかけにできないか、というジニョンの親心が見て取れる。

このNiziProjectが面白いのは、PRODUCE48のように視聴者の投票に縛られることなく、あくまでプロデューサーであるパク・ジニョンとJYPスタッフによる評価でチーム順位、個人順位が決められているということ。

毎回のミッションで強制的に振り分けられるチーム編成も、オーディションとして振り落とすのではなく、せっかくの逸材を磨き上げようとする意向が見て取れるのだ。

この点は、投票結果で脱落させられるPRODUCEシリーズよりもよっぽど愛がある。

Part2の韓国編ではミッションごとに個人評価で2回最下位となったら脱落というルールが設定され、先日の3チーム競演ミッションで1名の脱落者が生じたが、「2回」というところに挽回出来る機会をしっかり与えている点はこのオーディションの特別なところ。

さてそんな中で、チームIRISによるパフォーマンスが披露されたが、オリジナルであるTWICEの9名に対して4名編成ながら、ダンスの揃い、各メンバーの美しさはなかなか。

ボーカル面ではこれまで個人評価で上位だったミイヒがサビなどメインパートを担当するも、いまひとつ声に張りがなく、聞きにくさが感じられた。これに対して、最下位経験者のアカリが非常に安定してぶれないボーカルを披露し、ミイヒをカバーしてみせた。また、これまで目立った評価を得られなかったJYP練習生のユナが、本来の豊かな歌声、安定したダンス、英語発音もしっかりしたラップまで披露し、そのポテンシャルを発揮してみせた。ミッション2でマコチームの一員としてパク・ジニョンのナンバー「SwingBaby」をパフォーマンスしたマヤは、開花した才能でさらにFeelSpecialでも美しいダンスを魅せた。ボーカルは不調だったミイヒもダンスはしっかり安定していたので、チームとしては素晴らしい出来となった。

ネタバレになるが、3チームの中でこのチームが1位に選ばれた。

不調だったミイヒは、目標としていた1位を獲ったことで、安堵したのか初めて号泣する姿を見せ、アカリが寄り添ってキューブ授与に向かう様子が放映された。

パク・ジニョンからすれば、JYPの秘蔵っ子でありながら、スランプに苦しんでいたユナがようやく実力を見せたという意味で、格別の心境になったのだろう、ユナのパートでは驚きと涙目になる表情が見られた。

オーディションはファイナルステージに進み、6人づつの2チーム編成となり、オリジナル曲を1曲づつで1回戦、デビュー予定曲(2チームとも同じ曲)を2回戦で競演する。6月25日頃の放送では最終デビューメンバーが決定するとのこと。
Twiceと同じ9人に絞り込まれるのか、12人全員がデビューするのか、まだまだ微妙なところで、各練習生の実力差はあるので、線の引き方によって結果は大きく異なってきそうだ。
Twiceのときはオーディション正規合格7名に視聴者投票によりツウィ、パク・ジニョンの強い推しにより脱落していたモモが選出されるという、波乱があった。
今回は視聴者投票は無く、12人の中でどのようなメンバー構成をJYPが考えるかにかかってくる。
個人的には既に12人全員がデビューでいいじゃないか、と思ってしまうが、そのように至るにはファイナルステージでのさらなる成長が求められるのだろう。

地上波の「虹の架け橋」で25日に最終デビューメンバー発表が放送されるとのこと。もう一度11日、18日の放送をレビューして、来週に備えたい。



PC環境 妄想アップデート Part.1(無線Wi-Fi編)

2020-05-30 21:07:35 | Weblog
我が家はライフステージでいえば後半にさしかかり、息子の進学、カミさんとの老後生活に配慮しつつ、半ば依存症化しているPCやスマホ、その環境のアップデートの計画をネタに記事にしていく。

出来る限り、経費がかからないこと、かけるのなら相当の機能のアップが「体感」できることが基本テーマになる。

今、インターネット回線はソフトバンク光。携帯キャリアはワイモバイルにしている。家庭内は無線Wi-Fi親機1台、バッファローの2013年6月発売のWHR-300HP2を設置している。


つい最近、ファームウェアを更新し、且つ倍速モードに設定し、スマホ側からはP30liteで60Mbpsのスピードを確認。倍速モード前が40Mbpsだったから、一応このルーターの高機能モードの設定に入れたのだろう。対応通信規格は11n/g/bのみ。

基本2.4GHz帯なので電子レンジなどの影響は受けるが、時間帯的にはスマホやタブレットの使用時間帯を考えると影響される懸念は少ない。

今、無線Wi-Fiを使用しているのは、スマホ2台、退役スマホ2台、タブレット1台といったところ。
もちろん同時使用は最大3台で、今のところ目立った通信障害は起こっていない。だがカタログでの推奨環境は端末3台ユーザー1人ということなので、今後利用頻度が増加すれば障害や遅延は出てくる可能性はある。

そこで2020年春のバッファローのカタログを見ると、ハイエンドモデルを除くと、推奨環境のレベルが①端末18台ユーザー6人、②端末12台ユーザー4人、③端末6台ユーザー2人、④端末3台ユーザー1名の4つに分かれていて、合計7モデルある。
ベターなのは②のレベルだが①に比べると5GHzで866Mbps、2.4GHzで300Mbpsと電波環境が悪かったりした場合の最低ラインが今と変わらない。
これが①のレベルだと5GHzで1733Mbps、2.4GHzだと800Mbpsと基本性能がだいぶ上がってくる。
①の中での廉価版は通信同時処理機能が無いものもあり、これを省くと中位モデルである、WSR-2533DHP3。

あとは②の中でトップモデルであるWSR-1166DHP4との価格比較ということになる。
ちなみに②のトップモデルも基本性能は劣るが通信同時処理機能が搭載されているのが強み。

5月31日の価格コムで最廉価では2533DHP3が約9700円、1166DHPが5800円とダブルスコア的な価格差があった。あとは基本性能での2.4GHz帯のスペック差をこの価格差を納得するか、今の環境が最低限保証されるということで安い方を選ぶか、の考え方次第になってきそうだ。

息子が大学進学後は、家でタブレットを使うケースが増えるだろうから、接続台数やストリーム数を増やしたいところ。

来年、進学時にWi-Fiは買換えた方が良いかもしれない。