ときどき、ブログに登場していた大事な友人でもあり、私をこの仕事に導いてくれた助産師さんが亡くなられました。
彼女のブログ「優曇華の花」も紹介したことがあります。
会いにいこうと思いたって約2か月。
やはり間に合わなかった・・・
ずっとオーストラリアで離れて暮らし、現実感がありません。
彼女は自分でなくなった後のことも指示してお別れ会の写真なども決めて、ブログの終了の文章まで決めていたそうです。
彼女からいただいたものは計り知れません。
私は、彼女に支えてもらって母親になれたのだと思っています。
救われたとも思っています。
トラブルの多かった初めての妊娠・お産・子育て…と続く中で、不安と疑問と悩みといろいろなモヤモヤが解消できず、
紋々とした日々をずっと過ごしてました。
お産でお世話になっただけでなく、その後もずっと支えてもらいました。
受け入れてもらって大事にしてもらって、再び歩みだすことができました。
私が仕事で一番大事にしている信念「母親を支えることがまずは大事、子育て支援は母親支援から」は、
彼女から支えられて、自分が大事にされて支えられる体験をしてわかった宝物です。
彼女を忘れることはないです。
仕事をする私の中にはいつも彼女がいます。
感謝とともに。
しっかり向き合ってお別れをしてきます。
23日の夜の便でパースに向かいます。
帰りは27日。
申し訳ありません。
お休みをいただきます。
連絡も取れなくなる可能性があります。
ご迷惑をおかけするかもしれませんが、お許しください。
佐山先生の投稿を読んだ後、『優曇華の花』を読ませていただきました。佐山先生の「小さな子どもとそのお母さまたちへの想い」の原点を見つけたような気がします。
土井口さまのご冥福を心よりお祈りいたします。
支えてもらうばかりで、ご恩返しができないままでした。
今の私のできる仕事を頑張ることが、ご恩返しになるかもしれません。
彼女に導いてもらった仕事です。大事にしていきたいと思います。
きっと、見守って応援してくれていると思います。