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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『Get Sports』 6/13

2010年06月16日 | Get Sports
南アフリカW杯がいよいよ開幕。
ということで、最初はサッカー日本代表の特集。

まずは、照明の落とされたスタジオにピンスポを浴びた南原さんが一人立ち、

南原 「さぁ、4年に1度の興奮、日本のワールドカップの初戦、カメルーン戦キックオフまであと22時間を切りました。明日の今頃は、笑ってるか・・笑ってるか・・」
(スタジオ・笑)
南原 「笑ってるか」
(スタジオ・笑)」
南原 「さぁ皆さんはどうお考えでしょうか、中山さん」
(スタジオ内で南原さんとは別の場所に立っていた中山アナ)
中山 「はい、今夜も視聴者の皆さんに参加をしていただきます」
(画面にテレゴングの投票先の電話番号が表示される)
中山 「初戦のカメルーンを相手に、日本が勝つことが出来ると思ってらっしゃる方、引き分けるだろうと思ってらっしゃる方、(がっくりした感じで)負けてしまうだろうと思ってらっしゃる方、皆さんの予想を聞かせてください。くれぐれも深夜ですから電話番号の間違いがないようにお願いいたします。5名の方にプレゼントをお送りいたします。さぁ、ふるってたくさんの投票お待ちしております」
南原 「ねぇ、中山さんも感情が入りすぎです」
中山 「はい」
(スタジオ・笑)
南原 「それぐらい賭けてますけども、さぁ今夜のGet Sportsは、他では絶対に聞けないこんなディープな内容でお届けします」

というやり取りで番組はスタート(笑)。
画面左上には、カメルーン戦のキックオフまでの時間をカウントダウンするテロップがずっと映っており、決戦ムードを高めていましたが、まだこのときはカメルーン戦の結果は(当然のことながら)わかっていませんでしたので、中山アナはかなりナーバスな雰囲気(笑)。
南原さんも、「笑ってるか・・笑ってるか・・」という小ギャグ(笑)を飛ばして笑いをとりつつも、大丈夫かな~?というムードが漂っていた、決戦前夜ありました(笑)。


そんな微妙な空気のなか(笑)始まったこの日の『Get』は、前・日本サッカー協会技術委員長の小野剛さんが、日本が対戦するカメルーンとオランダを徹底分析し、両チームの穴を小野さんが浮き彫りにしてどう攻略すればいいかを解説。
G-Talkは、小野さんの他に、元・日本代表の本田泰人さん、名波浩さんの2人をゲストに迎え、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナといういつものメンバーで、"日本はこの穴を徹底的に突け!"と題して、日本の戦い方の話などをあれこれと。
生討論をするときにいつも使っている楕円のテーブルではなく、今回はちょっと高めのスツールにそれぞれ座り、

南原 「さぁ、ワールドカップがいよいよ開幕したわけですけども」
栗山 「はい」
南原 「栗さん、ご覧になってますか、どうですか?」
栗山 「いや~、やっぱり、難しいですね、1点取るのも難しいし」
南原 「ねぇ」
栗山 「あの、ちょっと怖くなりました」
南原 「あとなんか、ボールがけっこうなんか」
栗山 「はい」
南原 「いったりしてますよねぇ」
栗山 「ねぇ、名キーパーがちょっとファンブルして」
南原 「はい」
栗山 「はい」
南原 「さぁ、今夜はですね、日本が何とか決勝トーナメントに行って欲しい、日本が決勝トーナメントに進出するためには」
栗山 「はい」
南原 「3試合をどういう勝敗で戦えばよいのか、ゲストの方々、ま、今日はですね、論客の方々ですね、集まってもらいました。ポジティブにイメージしてもらいたいと思います」

ってな感じで、南原さんと栗山さんがW杯の素朴な感想を述べ合ったあと(笑)、ゲストの3人と中西さんが、予選リーグの日本の予想星取表を発表。
南原さんから「この方がこのときに来るの大変なことですよ」と紹介された小野さんは、
カメルーン○ オランダ△(×) デンマーク○
カメルーン△ オランダ△   デンマーク○
と、2通りの予想。
南原さんからは「オランダにカッコ小っちゃく×と(笑)」というツッこみが入っていましたが(笑)、小野さんの予想星取はどちらもけっこう甘めという感じでした。
名波さんの予想は、 
カメルーン△or○ オランダ△ デンマーク○or△
名波さんは「僕も(オランダに)薄く×と書きたかった」ってなことを言いつつ(笑)、初戦の難しさはあると思うが韓国に出来たことを日本に出来ないのはおかしいんじゃないか、ということでカメルーン戦は勝ち点3、全体で勝ち点5を取れれば、とのことでした。
そして、南原さんから「今日はバラエティーのパスじゃなくて、本職のサッカーです」という紹介をされていた本田さん(笑)。
そんな恐妻芸人・・ではなく、元・日本代表の本田さんの予想は、
カメルーン○ オランダ× デンマーク△
いわく、カメルーンはアフリカ特有の集中力のなさなど穴があると思うので、日本の特徴を出せば十分勝機はある。
中西さんは、

南原 「そして」
栗山 「はい」
南原 「この人なに考えてるんですかね」
栗山 「そうですね、哲っちゃん」
南原 「「ポジティブに」って言ってるのに」
栗山 「そうですね」
中西 「いや、別に・・」
南原 「落としてどうするんですか」
(スタジオ・笑)
中西 「ものすごくポジティブじゃないですか(笑)」

ってなやり取りのあと星取予想を発表(笑)。
ちなみに中西さんの予想は、
カメルーン△以上 オランダ× デンマーク△以上
「この2つの試合(カメルーンとデンマーク)で勝ち点4を獲りたいということですね」とのことでしたので、南原さんと栗山さんからツッこまれるほど辛口予想というわけではありませんでした(笑)。


その後は、VTRでカメルーンがどんなチームなのかを紹介したあと。
先日現地でカメルーン戦の親善試合を視察したという小野さんが、VTRを使ったりしながらカメルーンの穴を解説。
中山アナは、「対戦前夜、ここで初めて日本の皆さんに話す話が出てきます」とかなり勿体をつけていましたが(笑)、小野さんいわく、最終予選中は問題点があってもなかなかいじれない、最終予選終わってワールドカップを決めて最初の試合に監督が抱えてる不安が見えてくる、そっから何試合かしてまだ悩んでるぞというところを(現地に)検証しに行った。
で、カメルーンがどこに悩みを抱えているかというと、ディフェンスライン、特に右サイドバックの裏側、とのこと。
カメルーンの右サイドバックのどのへんが穴なのか、VTRを見ながら選手の動きなどを説明し丁寧に解説をしていた小野さんでしたが、小野さんの話を聞きながら南原さんは「あぁ~、ホントですね」とかなり感心の様子(笑)。
で、「日本は色んな選手が裏に飛び出すのを得意にしてるので、ここ(カメルーンの右サイド)は突けるんじゃないかなと思うんですよね」という小野さん解説が終わると、

南原 「ちょっと栗さん、ニンマリですね」
栗山 「いやいや、点取れるイメージ出来ましたね」
南原 「イメージなんか出来ましたね」
栗山 「点取れるますね」

ってなことを言って、無邪気なトークをしていた二人でありました(笑)。


その後、カメルーン戦の戦い方などを、名波さん、本田さん、中西さんがそれぞれ解説したあと、

中山 「さ、ここでですね、その初戦のカメルーン戦の(電話投票による)予想結果が出ました、このようになりました」
(画面に、勝利・4441票 引分・1246票 敗戦・114票という結果が表示される)
中山 「合わせますとおよそ6000票ですが」
南原 「おぉっ!?」
中山 「勝つというのが4441票」
南原 「あら~!?これどうした?ブルー(勝利の投票した人の棒グラフの色)が伸びてるねぇ」
本田 (笑)
中山 「伸びてますね、圧倒的大差と言っていいでしょう」
南原 「なんかちょっと気持ちよくなってきたねぇ」
(スタジオ・笑)
南原 「行っちゃう?」
栗山 「行けますね、いい感じですね(笑)」
南原 「とっととそのまままオランダ、ちょっとVTR見ちゃう?」
(スタジオ・笑)
中山 「見ちゃいますか」
南原 「行っちゃうかぁ?」
(スタジオ・笑)
中山 「この勢いで」
南原 「おぉ、行っちゃおうよ」
中山 「強豪オランダ、改めてオランダのチームご紹介しましょう」
南原 「おぉ」

というやり取り(笑)。
視聴者からの投票結果を見て、マジ驚き&急にテンションが高くなっていた南原さん(笑)。
いや、でも、このときは、日本代表は直前の親善試合でもいいとこなしであまり期待できないんじゃ・・という重苦しいムードが漂っていましたので、視聴者の大多数が日本の勝利というふうに予想をしていたことに、南原さんがビックリしていたのも無理のないところです(視聴者投票に影響されて元気になる、というのはどうかと思いますが・笑)。


視聴者投票の勢いに任せてオランダの紹介VTRが流れたあと(笑)、今度はオランダの穴について、小野さんがVTRを使いながらまたまた丁寧に解説。
小野さんいわく、左サイドのファンブロンクホルストとファンデルファールトの連係が穴。
この二人は攻撃では素晴らしいプレーをするが、守備の連係ではもう一つのところもあるので、数少ないチャンスかもかもしれないが日本はそこを突ければ、とのことでした。
オランダ戦の戦い方について、再び、名波さん、本田さん、中西さんがそれぞれ解説したあと、最後は、ゲストの4人から日本代表に向けて一言ずつメッセージ。
名波さんは、気持ちを前面に出す戦い方というのが非常に大事だと思うし、誇りと責任、プライド、色んなものを持って欲しい、そして楽しんで欲しい。
本田さんは、気持ちを全面的に出して欲しい。日の丸背負ってるっていう強い気持を持って選ばれてない選手のためにも、日本国民のためにも戦って欲しい。
中西さんは、初戦の前半がいちばん大事。先制されて追いつくのはすごく難しいと思うので、試合の前半にすべてを集約しなければいけないと思う。
W杯は何が起こってもおかしくないので、慌てずに最初の45分に集約して欲しい。
小野さんは、今の選手たちは色んな苦しい経験をしてるので、そのエネルギーがドンと爆発するんではないか。思いっきり日本のサッカーをやってきて欲しいと思います。
そして、

南原 「いや、このね」
栗山 「はい」
南原 「決戦前夜のピリピリした感じもね、4年に1回のね」
栗山 「はい」
南原 「特別な時間ですよ」
栗山 「何か来ましたね、でも」
南原 「来ましたね」
栗山 「小野さん、この(今日話していた)穴は、岡田監督に伝えてもらえますか?」
小野 「ハハハハ、あの、たびたび連絡とってますんで(笑)・・」
(スタジオ・笑)
栗山 「点取れそうですもん、ナンチャンこれね」
南原 「ねぇ、さぁいよいよですね、あと21時間で運命の初戦」
栗山 「はい」
南原 「明日の今頃は皆さんとね、パーっとこう」
栗山 「ガッツリ」
南原 「盛り上がっていきたいですね、えぇ、もうこれを、この気持ちさえも楽しんで行きましょうよ」
栗山 「はい」
南原 「そして、ワールドカップ」
中山 「はい」
南原 「「4年に1回!」
中山 「はい」
南原 「いい意味で!」
中山 「はい」
南原 「皆で!楽しんで!」
栗山 「はい!」
南原 「盛り上げていきましょう」
栗山 「はい」
南原 「笑顔で、会いたいな」
(出演者・笑)

というやり取りで、約36分間のG-Talkは終了。
最後は少し時間が余ってしまったようで、南原さんは勢いだけで喋っていた感じでしたが(笑)、あと、栗山さんの「岡田監督に伝えてもらえますか?」という無邪気な発言にちょっと笑ってしまいましたが(笑)、それは兎も角として。

ドキドキの決戦前夜から一夜明け、笑顔でまた会えて何よりでありました(笑)。
もしカメルーンに負けていたら、この日の『Get』は絵に描いた餅になっていたところでしたが、そうならず目出度し目出度しでした(笑)(日本が得点した場面は、この日話に出ていたカメルーンの右サイドではなく左サイドを崩して松井選手がセンタリングを上げていましたが、それもまたよしということで・笑)。
それから、昨日あたり他局の(複数の)スポーツ番組で、オランダの左サイドには問題が・・日本にもチャンスが・・云々と、小野さんが話していたのと同じ話を、他局のサッカー解説者が話してるのを見かけましたが、これって『Get』が元ネタなんじゃないのかな??
真偽のほどはわかりませんが、中山アナが「ここで初めて日本の皆さんに話す話が出てきます」と言うだけのことはある、一歩先行く『Get』という感じのこの日の特集・・わかりやすくて興味深い話満載の小野さんの解説に、南原さん同様、テレビの前で感心しきりでありました(笑)。

あ、それから、オランダ戦がある19日は現代狂言の東北公演の真っ最中ですが、南原さんは見ることが出来るのかな?
試合開始の時間は、公演がちょうど終わっている頃なので大丈夫かな?という気もしますが、当日移動でそのまま東京に帰ってくるということになると、南原座長以下現代狂言御一行様は、車中でもどかしい思いをすることになってしまうかもしれません(笑)。
現代狂言Ⅳの東北公演と、オランダ戦の観戦、どちらも無事に成功するようお祈り申し上げています(笑)。


あとは、ゴルフの石川遼選手と池田勇太選手の特集。
プロ野球オールスターの特集。
プロレスラー真壁刀義選手の特集。
でした。


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